- リンクアンドモチベーションで年収1,000万円に到達できる確率
- リンクアンドモチベーション全体の平均年収
- リンクアンドモチベーションの役職・年齢別の推定年収
- リンクアンドモチベーション主な福利厚生
- リンクアンドモチベーションの初任給
- リンクアンドモチベーションに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
リンクアンドモチベーションで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
40% |
33歳~40歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はリンクアンドモチベーションの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、リンクアンドモチベーションに入社した場合、パフォーマンス高く成果を発揮をし続けて評価を勝ち取れば年収1,000万円に到達できる可能性があるでしょう。時期としては、部長以上の上位クラスの管理職に昇格する30代半ば以降に超えることができます。ただし、リンクアンドモチベーションは年功序列ではない実力主義の給与体系であるため、実力が満たなければ年収1,000万円に届かない可能性があることはくれぐもご留意ください。到達確率は5人に2人、40%程度でしょう。
リンクアンドモチベーションは個人のパフォーマンス・成果が年収に大きな影響を与えます。年収1,000万円を手に入れたい人で、個の能力を十分に発揮して評価を勝ち取ることができる自信がある人は、リンクアンドモチベーションへの入社を本気で考えるとよいでしょう。
なおリンクアンドモチベーションに転職するときは、リクルートやDODAのような大手エージェントは実はコンサルの選考対策ノウハウがないためあまりオススメではありません。
中の人としてはアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのような「コンサルティングファームの選考に強い転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。
その理由はこちらの記事で解説しています。
本日はリンクアンドモチベーションの年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
リンクアンドモチベーション全体の平均年収
|
平均年収 |
年収偏差値 |
リンクアンドモチベーション(総合職) |
591万円 |
71.0 |
リンクアンドモチベーション(30歳時点 ) |
推定550万円~600万円 |
70.6 |
リンクアンドモチベーション(40歳時点) |
推定800万円~900万円 |
74.3 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
リンクアンドモチベーションの平均年収は、有価証券報告書によると平均年収591万円(平均年齢31.1歳)になります。
次に年齢別の平均年収を見ていきましょう。当サイトの独自調査結果によると、30歳時点における平均年収が約550万円~600万円程度と予測します。
また、40歳時点における平均年収は約800万円~900万円程度と予測します。40歳までに部長以上の上位の管理職に昇格していれば、年収1,000万円に到達できる可能性があるでしょう。
リンクアンドモチベーションは成果と評価で金額が決まる賞与が年4回支給されるので、3ヶ月間の短期スパンごとに大きく会社に貢献できれば、さらに高い年収を得ることができます。
また、リンクアンドモチベーションには出資額に対して4割を会社負担で上乗せした社内持株制度があります。実際の価値は株価によるところが大きいですが、上乗せ分は見えない給与として補助されていることになり年収のプラスになるといえます。
参考:リンクアンドモチベーションの年収偏差値チェッカー算定結果
リンクアンドモチベーションの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~ |
400万円~500万円 |
リーダー |
26歳~ |
500万円〜600万円 |
マネージャー |
28歳~ |
600万円~700万円 |
課長 |
30歳~ |
700万円〜900万円 |
部長 |
35歳~ |
1,000万円~1,100万円 |
グループ会社役員 |
42歳~ |
1,200万円〜1,500万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
リンクアンドモチベーションは新卒1年目は年収約400万円からスタートし、数年間はほぼ横並びの給与となります。4年目くらいから徐々に個人の成果や能力に応じて給料に差が生じはじめます。30代半ば以降で、部長以上の上位の管理職に昇格していれば年収1,000万円を超えることができるようになるでしょう。
リンクアンドモチベーションの給与体系は、毎月(12回)の給与(クラス報酬)12回と4回の賞与(プレミア報酬)からなります。賞与もベースは1ヵ月分の給与なので、ほぼ16ヶ月分の給与が年収となります。
クラス報酬(月例給与)
毎月の給与の水準は12等級あるクラス(等級)毎に決められています。例えば、最下層のクラス(新入職員)は27万、4年目で1等級上がり30万、6年目くらいでさらに等級が上がり35万、その後40万、50万、60万と、クラスが1等級上がる毎に約5万~10万円ずつ昇給するイメージです。
また、各クラスの給料には残業代45時間分(固定)が含まれて支給されています。つまり、「基本給+残業代」がクラス報酬のベースになっています。
プレミア報酬(賞与)
プレミア報酬は、四半期に1回支給される賞与のことで、3ヵ月ごとの成果と評価に応じて月例給与の0.8~1.2ヶ月分が支給されます。
具体的には、定量的評価である「パフォーマンス(=成果)」と定性的評価である「ストレッチ(=自己成長)」がそれぞれ50%ずつの割合で評価されます。
パフォーマンスは当期での実績が評価として反映されるので、納得感のある評価になります。
一方、定性的な評価であるストレッチは、各四半期の期首に「コミットメント面談」のなかで期の目標を上司と設定し、期末に「振り返り面談」をつうじて期の振り返りと個人の評価が納得的に行われる仕組みになっています。
評価は3ヶ月で完結し、目標や成果をリセットして新たなキモチで次の3ヵ月にチャレンジすることができます。短期的な目標を明確にしながら、目標達成に対してブレずに執着してできる期間であり、短期的なPDCAを繰り返すことで社員が大きく成長できるという特徴があります。
リンクアンドモチベーション主な福利厚生
リンクアンドモチベーションには色々と手厚い制度がありますが、特に特徴的なのは「ワークライフバランス」と「持株会の奨励金」です。
ワークライフバランス制度の充実
リンクアンドモチベーションはみなし残業として45時間分の残業代が毎月の給料に含まれており、基本的に残業が45時間を超えることがないように管理が徹底されております。勤務体系もフレックス制を導入しているので15時以降の勤務は自由になっています。
また四半期に一度、3連休を取るという制度があり、土日に加えて年間を通じても比較的休みが取りやすい環境にあります。さらに3年に一度、15日間の長期休暇と補助金(給与の半分)が支払われる「オーバーホール休暇」制度もあります。
このように、リンクアンドモチベーションには自分の健康と家族を大切にするライフワークバランスを重視した制度が充実しております。
持株会の奨励金制度
リンクアンドモチベーションでは、持株会の奨励金制度が充実しています。出資額の最大40%が会社負担で上乗せされます。具体的には10万円出資したら、会社が4万円を負担し、計14万円分の株を積み立てられるということです。
これは、「会社は社員が自分たちで作り上げ、価値を向上させる」という考えに基づいており、自分たちの頑張りにより、株価が上がり資産も増えるという考え方です。
持株会は、社員のモチベーションを高める一つの手段ですが、還元率がかなり高く、魅力的な制度です。
リンクアンドモチベーションの初任給
月収 |
年収 |
28.0万円 |
400~450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
リンクアンドモチベーションの初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。月給はみなし年収の内残業代(45時間分)を含めた28.0万円となっています。
3年目まではほぼ横ばいで、4年目以降に職務ランクがあがり年収が500万くらいになります。
それ以降は、期ごとの成果と評価で賞与やランクが変わってくるため、個人の能力によって年収に大きな差が出てきます。順調に昇格できれば30歳で課長クラスとなり年収800万くらい、35歳くらいで部長クラスとなり年収1,000万に到達するでしょう。但し、昇格はあくまで本人の実力次第です。昇格できなければそれ以下の年収にとどまるでしょう。
リンクアンドモチベーションに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- アクシスコンサルティング やアサイン、コンコードに代表される、「コンサル業界特化型転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑むのがセオリーです。
- 直接受ける場合でも、まずはビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、リンクアンドモチベーションから直接スカウトされてから受けましょう(※なぜならスカウト経由だと書類選考免除になります。)
日本でコンサルティングファームを受けるときは、総合コンサルの転職決定実績では国内トップのアクシスコンサルティング やジャパン・ヘッドハンター・アワード2021の総合MVPであるアサイン、戦略コンサルの転職対策については日本で最も強いコンコード のような「コンサルの選考に強い転職エージェント」経由で受けることがセオリーです。
一方で、実はリクルートやDODAのような大手エージェントはコンサルティングファームの選考対策ノウハウは全く持っていません。だから知名度だけで大手エージェント経由で受けると後悔することになるでしょう。
また直接受けるにしても、せめてビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどでスカウトを受け、書類選考免除になってから受けたほうがよいでしょう。なぜならリンクアンドモチベーションはビズリーチやリクルートダイレクトスカウトでスカウトを時々行っているからです。
詳しくは下記の記事でコンサルティング業界の選考に強いエージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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