- 大和総研で年収1,000万円に到達できる確率
- 大和総研の平均年収・年収偏差値
- 大和総研の役職・年齢別の推定年収
- 大和総研の主な福利厚生
- 大和総研の初任給
- 大和総研に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
大和総研で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
80% |
35~39歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回は大和総研の年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、大和総研に総合職で入社できれば1,000万円を超える可能性があります。年収1,000万円に到達する時期としては、次長に昇進するタイミングです。新卒入社12年目の35歳以降に次長に昇進します。一方で次長に昇進できない場合も業績によっては年収1,000万円に到達する可能性があります。
外資系企業のような飛び級昇給はありませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を達成したい方は、大和総研への入社は検討するとよいと思います。
なお大和総研に転職するときは、リクルートやDODAのような大手エージェントはあまりオススメではありません。
なぜなら「ケース面接」などコンサル特有の選考についての対策ノウハウがないからです(もしコンサル転職でこれらを薦めているサイトがあったとしたら、それは無知かアフィリエイト目的ですね)。
中の人としてはアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのようなコンサル特有の選考である「ケース面接」の対策を徹底的にしてくれる「コンサル特化型転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。
「大和総研の選考対策のコツ」「大和総研の転職に強いエージェント」「大和総研の転職に実はあまり強くないエージェント」についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
本日は大和総研の年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
大和総研の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
大和総研(全職種) |
1007万円 |
83.5 |
大和総研(30歳時点) |
推定700万円~800万円 |
89.4 |
大和総研(40歳時点) |
推定900万円~1,100万円 |
84.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
大和総研は有価証券報告書によると平均年収は1,007万円/平均年齢42.1歳と発表されています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定750万円、40歳時点の平均年収は推定1,000万円程度と予測されます。加えて大和総研は福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:大和総研の年収偏差値チェッカー算定結果
大和総研の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~28歳 |
400万円~700万円 |
課長代理 |
29歳~34歳 |
700万円~1,000万円 |
次長 |
35歳~39歳 |
900万円〜1,100万円 |
部長 |
40歳~ |
1,100万円~ |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらが大和総研の年齢別・役職別の推定年収です。
特徴的なことは、基本的には年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。成果による評価もありますが昇給対象者が優先してよい評価をつけてもらえる仕組みになっています。
新卒1年目の年収は400~500万円程度です。しかしここから毎年30~40万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収750万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収950万円位に到達するのが一般的なようです。
年収1,000万円に到達するのは管理職である次長に昇格するタイミングで新卒12年目以降の35歳前後です。年収は900~1,100万円となります。次長の次は40歳以降に部長へ昇進して、年収1,100万円以上になります。管理職への昇進は狭き門ではありますが、総合職で入社した場合は全員が課長代理まで昇進する上に、業績によっては年収1,000万円を達成できる可能性があります。
賞与は、年に2回(6月、12月)に支給されます。親会社の大和証券の業績とも連動する事が特徴です。年2回上司によるフィードバックがあり、上司からの評価も賞与の支給額に考慮されます。
大和総研の主な福利厚生
大和総研では、社員一人一人が健康にかつ前向きに働くことを目的として、様々な福利厚生制度を備えており、同業他社と比較してもその充実度は非常に高いものとなっています。
幅広く多岐にわたる休暇制度を筆頭に、特に扶養家族に優しい制度がそろっています。
特に「両立支援制度」では主婦をしながら働く方に嬉しい制度になっており、子育てをしながらキャリア形成もしたい人に重宝される制度になっています。
諸休暇制度
大和総研が他社と比較した際に特筆すべきは、ライフプランの様々な事情において有給休暇を取得できる点にあります。なかでも結婚を備えた従業員を支援することを目的とした「結婚準備休暇」や、生理・更年期による体調不良を考慮した「エル休暇」、未消化の有休を積み立てしておいていざというときにまとめて取得できる「ライフサポート休暇」は他社ではほとんど見られない独自性の高いものです。
健康サポート
大和総研では従業員の健康増進を目的として様々な健康サポートを行っています。人間ドッグや健康開発センターといった施設を社員であれば利用することが可能です。さらにダイワオンラインケアと呼ばれるオンラインサービスを使って、健康に関する相談を受けることもできます。
両立支援制度
大和総研では仕事とプライベートの充実を目的に、従業員のライフプランを支援する様々な制度をそろえています。具体的には子どもが小学校3年生修了までの期間、会社が契約するベビーシッターサービスを特別料金で利用できる「ベビーシッター制度」や、社員に代わって保育園の施設情報や空き状況等を確認し、保育園入園をサポートするサービスを無料で利用できる「保活サポートデスク」などです。
大和総研の初任給
月収 |
年収 |
25.5万円 |
400~500万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
大和総研の初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。初任給は25.5万円と一見そんなに高くないように見えますが、大和総研は「福利厚生」が充実しています。新卒入社12年目前後で次長に昇格することで年収1,000万円に到達します。基本的には年収は年功序列で安定的に上昇すると考えていいでしょう。
大和総研に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- アクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループに代表される、「コンサル業界特化型転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑むのがセオリーです。
- 直接受ける場合でも、まずはビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、大和総研から直接スカウトされてから受けましょう。(※なぜならスカウト経由だと書類選考免除になります。中の人も過去に大和総研からビズリーチでスカウトを受けたことがあります)
大和総研やアクセンチュアを代表とする大手コンサルティングファームは、近年では年間数十人~百人単位で中途採用をするようになり、昔よりいくらか易化しました。とはいえ、"ケース面接"に代表されるような特殊な選考を行うこともあり、選考倍率は依然高めです。
そのため日本でコンサルティングファームを受けるときは、総合コンサルの転職決定実績では国内トップのアクシスコンサルティングやアサイン、戦略コンサルの転職対策については日本で最も強いコンコードエグゼクティブグループのような「コンサルの選考に強い転職エージェント」経由で受けることがセオリーです。
一方で実はリクルートやDODAのような大手エージェントはコンサルティングファームの選考対策ノウハウは全く持っていません。だから知名度だけで大手エージェント経由で受けると後悔することになるでしょう。
また直接受けるにしても、せめてビズリーチやリクルートダイレクトスカウトでスカウトを受け、書類選考免除になってから受けたほうがよいでしょう。なぜなら大和総研はビズリーチやリクルートダイレクトスカウトでスカウトを時々行っているからです。
詳しくは下記の記事でコンサルティング業界の選考に強いエージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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