日本オラクルで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
50% |
26~40歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回は日本オラクルの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、日本オラクルに入社できれば年収1,000万円を超える可能性があります。年収1,000万円に到達する時期としては、管理職であるマネージャーに昇格するタイミングです。順調に成果を残した場合、入社3年目以降でマネージャーに昇進して年収1,000万円に到達する可能性があります。新卒で入社した場合は20代で年収1,000万円の届くチャンスがあります。
外資系という事もあり実力主義な一面はありますが年収1,000万円を達成したい方は、日本オラクルへの入社は一つの選択肢となるでしょう。その理由について本日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
日本オラクルの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
日本オラクル(全職種) |
1,069万円 |
87.2 |
日本オラクル(30歳時点) |
推定700~800万円 |
84.0 |
日本オラクル(40歳時点) |
推定900~1,100万円 |
84.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
有価証券報告書によると日本オラクルの平均年収は1069万円/平均年齢は43.2歳です。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定600~800万円前後、40歳時点の平均年収は推定900~1,100万円前後と予測されます。
加えて日本オラクルは福利厚生が充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:日本オラクルの年収偏差値チェッカー算定結果
日本オラクルの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
入社年次(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
1年目~ |
400万円~800万円 |
マネージャー |
3年目~10年目 |
800万円~1,100万円 |
シニアマネージャー |
6年目~20年目 |
1,100万円~1,500万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらが日本オラクルの年齢別・役職別の推定年収です。なお、日本オラクルは実力主義により年収が決まるので、年齢ではなく入社年次を目安に推定年収を算出しました。
新卒入社の場合は年俸500万円からのスタートとなり、新卒中途共に実力主義であることが特徴です。新卒入社の場合、順調に昇格すれば30歳になるまでに年収1,000万円に到達する可能性がありますが、実力がないと昇進できない事を留意しましょう。一般的には30歳前半ぐらいでマネージャーに昇格し年収800万円前後になり、40歳前後でシニアマネージャーになり年収1,000万円に到達することが多いようです。
最短では入社3年前後でマネージャーに昇格して年収は800~1,100万円程度になります。そして最短では入社6年目にシニアマネージャーに昇格することができ、シニアマネージャーに昇進すると年収は1,100~1,500万円程度になります。
基本的には年俸制の基本給+インセンティンブによる給与が決定します。営業職の場合はインセンティブの割合が最も多く、基本給60%:インセンティブ40%という給与内訳になります。コンサルタント職の場合は、年俸制の年俸12分の1が毎月支払われて、年4回インセンティブが加わる形になります。一方でエンジニアを中心とした技術職は基本給80%:インセンティブ20%とインセンティブは抑えめです。
基本的に基本給は在籍年数に応じて昇給するという事はありません。評価制度は5段階と自己評価とマネージャー評価で決定しますが、明確な基準がなくブラックボックスな一面もあるようです。
日本オラクルの主な福利厚生
日本オラクルには様々な手厚い制度がありますが、特徴的なのは「在宅勤務プログラム(Work@Home)」の導入と「ポイント制のカフェテリアプラン」です。
15年以上の歴史がある在宅勤務制度
2003年度からいち早く在宅勤務制度を取り入れた同社。自宅を本拠として勤務することを認可しており、週に1度の出社以外は自宅で働くことが可能です。仕事とプライベートとの両立を可能とし、社員がより高い成果を上げることを目的としています。従来は育児や介護目的の社員のみに適用されていましたが、現在では全社員の利用が認められています。
ポイント制のカフェテリアプラン
同社のユニークな福利厚生の1つが「カフェテリアプラン」と呼ばれる選択型の福利厚生制度です。社員は毎年一定のポイントを付与され、豊富な福利厚生メニューからポイントの範囲で好きなものを選択ができます。具体的には資格取得や通信教育などの自己学習支援や、旅行・スポーツなどの余暇活動関係、あるいは育児・介護支援等のライフサポートメニューなどが完備されています。
日本オラクルの初任給
月収 |
年収 |
40~45万円 |
500万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
日本オラクルの初任給は一般的な企業の平均年収より高めの年収になります。年収は500万円ほどで年俸制の給与体系です。また、日本オラクルは「福利厚生」が充実していますので、額面以上の待遇を得られるでしょう。管理職であるマネージャーに昇進することで年収1,000万円に到達します。20代でも年収1,000万円に到達するチャンスがある考えていいでしょう。
日本オラクルに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- LinkedInやJACリクルートメント、ロバート・ウォルターズなどに代表される「外資系に強い転職サイト・転職エージェント」を活用して転職活動をした方がよいでしょう(なぜならリクルートエージェント やdodaなどの日系大手エージェントでは外資の求人は少ないからです)。
- またビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、日本オラクルからの面接確約スカウトを待つのも有効な戦略です
日本オラクルは外資系企業である関係もあり、リクルートやDODAなどの日系大手エージェントだけなく、LinkedInやJACリクルートメント、ロバート・ウォルターズなどに代表される「外資系に強い転職サイト・転職エージェント」を好んで使用する傾向があります。そのため上記に挙げた3サービスはまず登録しておくとよいでしょう。
またビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由で日本オラクルから直接スカウトされ、書類選考免除になるチャンスを狙うことも有効です。近年では日本オラクルもビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。日本オラクルへの転職を狙っている方はこの2つのサイトも登録しておくとよいでしょう。
詳しくは下記の記事の中で、外資系企業の選考に強い転職サイト・転職エージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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