- ベイカレントコンサルティングで年収1,000万円に到達できる確率
- ベイカレントコンサルティングの平均年収・年収偏差値
- ベイカレントコンサルティングの役職・年齢別の推定年収
- ベイカレントコンサルティングの主な福利厚生
- ベイカレントコンサルティングの初任給
- ベイカレントコンサルティングに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
ベイカレントコンサルティングで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
26~31歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はベイカレント・コンサルティングの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、ベイカレントコンサルティングは年齢に関係なく実力主義で年収が決まるため、高い成果を上げる事ができれば20代半ば~20代後半で年収1,000万円に到達するでしょう。
ベイカレントコンサルティングはアクセンチュアやBIG4と同じ総合コンサルに分類されますが、総合コンサルの中でも給与はトップクラスの水準となっています(BIG4・アクセンチュア・IBMの同一タイトル比較すると、10~20%高いようです)。
評価された場合、入社2年目にコンサルタントに昇格し年収600~800万円ほどになり、入社3年目~6年目にシニアコンサルタントに昇格し、年収800~1,100万円ほどになります。つまり、実力次第で20代で年収1,000万円の大台を突破する事が可能だということです。
20代で年収1,000万円を達成したい方はベイカレントコンサルティングへの入社を本気で検討するとよいと思います。
なおベイカレントコンサルティングに転職するときは、リクルートやDODAのような大手エージェントはあまりオススメではありません。
なぜなら「ケース面接」などコンサル特有の選考についての対策ノウハウがないからです(もしコンサル転職でこれらを薦めているサイトがあったとしたら、それは無知かアフィリエイト目的ですね)。
中の人としてはアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのようなコンサル特有の選考である「ケース面接」の対策を徹底的にしてくれる「コンサル特化型転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。
「ベイカレントの選考対策のコツ」「ベイカレントの転職に強いエージェント」「ベイカレントの転職に実はあまり強くないエージェント」についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
今日はベイカレントコンサルティングの年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
ベイカレントコンサルティングの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
ベイカレントコンサルティング |
1,030万円 |
115.7 |
ベイカレントコンサルティング(30歳時点) |
推定900~1,200万円 |
121.6 |
ベイカレントコンサルティング(40歳時点) |
推定1,300~1,700万円 |
119.7 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
ベイカレントコンサルティングは有価証券報告書によると平均年収は1,030万円程度/平均年齢32.6歳程度と発表されています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定1,050万円前後、40歳時点の平均年収は推定1,500万円前後と予測されます。
ベイカレントコンサルティングはアクセンチュアやBIG4と同じ総合コンサルに分類されますが、総合コンサルの中でも給与はトップクラスの水準と言えるでしょう。
参考:ベイカレントコンサルティングの年収偏差値チェッカー算定結果
ベイカレントコンサルティングの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
アナリスト |
1年目~3年目 |
350万円~700万円 |
コンサルタント |
2年目~5年目 |
600万円~800万円 |
シニアコンサルタント |
3年目~7年目 |
700万円~1,100万円 |
マネージャー |
6年目~9年目 |
1,000万円〜1,500万円 |
シニアマネージャー |
9年目~12年目 |
1,300万円~2,000万円 |
パートナー |
12年目~実力次第 |
2,000万円~4,000万円 |
エグゼクティブパートナー |
15年目~実力次第 |
3,000万円~ |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがベイカレントコンサルティングの年齢別・役職別の推定年収です。なお、ベイカレントコンサルティングは実力主義により年収が決まるので、年齢ではなく入社年次を目安に推定年収を算出しました。
基本給はキャリアレベルによって決められています。コンサルタント職で入社の場合は、新卒入社の場合は年俸350~600万円前後からのスタートとなります。通常では入社2年目~5年目にコンサルタントに昇格して年収は600~800万円程度になります。そして入社3~7年目にシニアコンサルタントに昇格して年収1,000万円の大台が見えてきます。
シニアコンサルタントの次のクラス(職位)はマネージャーです。昇格の目安は入社6~9年目と言ったところでしょうか。マネージャーの年収は1,000万円〜1,500万円程度となります。新卒入社の場合、順調に昇格すれば30歳前後で年収1,000万円を確実に達成しているでしょう。
そしてマネージャーからシニアマネージャーになると年収は1,300~2,000万円程度になります。そしてパートナーまで昇格すると年収2,000万円の大台に確実に到達します。一方でシニアマネージャーやパートナーへの昇格は実力主義かつ狭き門であることを留意しましょう。
昇給のチャンスは年1回です。評価の高い方は毎年昇格する方もいます。賞与は6月と12月に支給されますが、給与に占める賞与の割合は低く1カ月~1.5カ月程度です。20代の年収上昇率は特に高く、毎年平均して100万円ずつ昇給している社員もいるようです。
評価は個人の年間稼働利益+年間稼働率という「定量的な評価」と、プロジェクト内のリーダーによる「定性評価」により決まります。また会社の採用に貢献すると+aの評価が加わるようです。
アサインされたプロジェクトの単価・継続率により評価が決まりやすい構造であるため、能力が低くてもどんどん昇格してしまうケースも少なくなく、「能力に対し給与をもらいすぎている」と自己評価しているコンサルタントの方も少なくないようです。またコンプライアンス違反がない限り「UP or STAY」の評価制度となっているため、会社に在籍しつづける限り減給しにくい環境のようです。
ベイカレントコンサルティングの主な福利厚生
ベイカレントコンサルティングでは、幅広いサービスが付帯した健康保険組合に加入しており、健康サポートだけでなくさまざまな優待が受けられます。社員の働きやすさのために通常の有給休暇や産前産後・育児休業のほか、生理休暇やシックリーブ(病気による休暇)などもあり、休暇・休職についても手厚いと言えるでしょう。
キャリアアップの資格取得支援が充実
資格取得のバックアップのため、合格時に受験料を支援してくれる「資格取得支援」制度が設けられています。そのほかにも外部研修受講支援など、ステップアップするためのサポートを積極的に行っています。
手厚い健康保険組合「関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)」に加入
ベイカレントコンサルティングは、「関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)」に加入しており健康診断・人間ドックなどの健康サポートはもちろん、健保会館の付属施設利用や保養施設の利用ができるというメリットがあります。
スポーツクラブやゴルフ場、温泉、オートキャンプ場など幅広い施設を利用できるため、ただ健康保険に加入するだけでなくさまざまな恩恵が受けられるのが魅力です。
ベイカレントコンサルティングの初任給
月収 |
年収 |
25万円 |
350~600万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
ベイカレントコンサルティングの新卒初年度の年収は採用時の評価により年収350~600万円で変動しスタートします(中途採用の場合、最低でも500~600万円でスタートします)。
入社後の給与体系は実力主義で、マネージャーに昇格することで確実に年収1,000万円に到達します。実力次第では20代でも年収1,000万円に到達する事も可能です。基本的には年収が上がりやすい構造があるため、年収は安定的に上昇すると考えていいでしょう
ベイカレントコンサルティングに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- アクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループに代表される「コンサル業界特化型転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑むのがセオリーです。
- 直接受ける場合でも、まずはビズリーチかリクルートダイレクトスカウトで登録し、ベイカレントからスカウトされてから受けましょう(※なぜならスカウト経由だとベイカレントは書類選考免除になります。中の人も過去にベイカレントからビズリーチで何度もスカウトを受けています。)
ベイカレントやアクセンチュアを代表とする総合コンサルは、近年では年間数百人単位で中途採用をするようになり、昔よりいくらか易化しました。特にベイカレントの場合、近年ではDX案件の引き合いが増えており、積極的に中途採用を行っています。
とはいえ、"ケース面接"に代表されるような特殊な選考を行うことが多いこともあり、選考倍率は依然高めです。
そのため日本で総合コンサルを受けるときは、総合コンサルの転職決定実績では国内トップのアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのような「外資系コンサルの選考に強い転職エージェント」経由で受けることがセオリーです。
一方で実はリクルートやDODAのような大手エージェントはコンサルティングファームの選考対策ノウハウは全く持っていません。だから知名度だけで大手エージェント経由で受けると後悔することになるでしょう。
また直接受けるにしても、せめてビズリーチかリクルートダイレクトスカウトでスカウトを受け、書類選考免除になってから受けたほうがよいでしょう。なぜならベイカレントはビズリーチやリクルートダイレクトスカウトでスカウトを積極的に行っているからです。
詳しくは下記の記事でコンサルティング業界の選考に強いエージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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