- 三菱総合研究所で年収1,000万円に到達できる確率
- 三菱総合研究所の平均年収・年収偏差値
- 三菱総合研究所の役職・年齢別の推定年収
- 三菱総合研究所の主な福利厚生
- 三菱総合研究所の初任給
- 三菱総合研究所に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
三菱総合研究所で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
33~37歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、三菱総合研究所に入社すれば年収1,000万円に到達する可能性が高いです。時期は35歳前後で、年功序列で年収は確実に上昇していき、研究員クラスであっても年収1,000万円に到達します。
外資や実力主義の会社と違い早期昇格は少ないですが、安定的に年収が上昇することが特徴なので、安定的に年収1,000万円を達成したい方は、三菱総合研究所への入社は一つの選択肢となるでしょう。
なお三菱総合研究所に転職するときは、リクルートやDODAのような大手エージェントはあまりオススメではありません。
なぜなら「ケース面接」などコンサル特有の選考についての対策ノウハウがないからです(もしコンサル転職でこれらを薦めているサイトがあったとしたら、それは無知かアフィリエイト目的ですね)。
中の人としてはアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのようなコンサル特有の選考である「ケース面接」の対策を徹底的にしてくれる「コンサル特化型転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。
「三菱総合研究所の選考対策のコツ」「三菱総合研究所の転職に強いエージェント」「三菱総合研究所の転職に実はあまり強くないエージェント」についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
今日は三菱総合研究所の年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
三菱総合研究所の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
(全職種平均) |
推定993万円 |
98.4 |
(研究員・コンサルタント職) |
推定1,050~1,250万円 |
92.9 |
三菱総合研究所(30歳時点) |
推定700~1,000万円 |
100.1 |
三菱総合研究所(40歳時点) |
推定1,000~1,200万円 |
91.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
有価証券報告書によると、三菱総合研究所の平均年収は993万円/平均年齢42.7歳です。ただし、この数字は研究員・コンサルタント職以外も含めたものです。コーポレート部門と比べて事業部門の研究員・コンサルタント職のほうが年収が高く平均年収は1,050~1,250万円程度と推定します。
年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定850万円、40歳時点の平均年収は推定1,100万円と予測します。加えて三菱総合研究所は福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:三菱総合研究所の年収偏差値チェッカー算定結果
三菱総合研究所の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
研究員・コンサルタント |
22歳~34歳 |
500万円~1,000万円 |
主任研究員 |
35歳~39歳 |
1,000万円〜1,100万円 |
主席研究員 |
40歳~ |
1,100万円〜1,300万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらが三菱総合研究所の年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、35歳前後までは完全な年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。評価制度としては、本部長とグループリーダー、直属上司の3人で評価を決定します。基本的には横並びに同じ評価が決定します。外資や実力主義の会社にように同期間の給与の差が大きく開く事はありません。
新卒1年目の年収は500~600万円程度です。しかしここから毎年30~40万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収850万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収1,000万円位に到達するのが一般的なようです。30代以降も安定的なペースで年収は年功序列で確実に上昇します。
基本的には35歳前後で年収1,000万円までは到達します。主任研究員に昇格するのは最短だと新卒入社12年目以降の35歳前後の任用が多いようです。35歳以降は実力勝負の世界です。主任研究員になると年収1,000~1,100万円程度になります。
さらに主任研究員から主席研究員に昇格すると、年収1,100万円~1,300万円程度となりますが、主席研究員への昇格は狭き門です。
賞与に関しては、年2回(6月と12月)に賞与として支給されます。インセンティブはありません。賞与額は年功序列で年齢が上昇すると賞与額も増加する形に本部の業績が考慮されます。
三菱総合研究所の主な福利厚生
三菱総合研究所では、自社グループの健康保険組合に加入していることもあり、従業員の健康をサポートする制度が充実しているのが特徴です。また、従業員の働きやすさを重視しており、住宅補助や育児休暇制度など、各種施策が数多く取り組んでいます。
社会保障制度
三菱総合研究所では「三菱健康保険組合」に加入しているため手厚い保障を受けられます。けがや病気のために勤務できず給料等がもらえない時の「傷病手当金」のほか、出産により休職した際に支給される「出産手当金」など、幅広い保障を受けられるのがメリットです。
育児休暇制度
子どもが1歳もしくは1歳半になるまでという期間が多い育児休職制度ですが、三菱総合研究所では子どもが満3歳になる4月末まで休職することが可能です。さらに、その後も育児による時短勤務やテレワーク勤務などの制度や、ベビーシッター費用補助も行われているため、子育て中の家庭でも無理なく働き続けられます。
住宅補助制度
三菱総合研究所では、従業員の住まいについても手厚いサポートを行っています。独身寮や借り上げ社宅があるだけでなく、寮や社宅に入らない場合には住宅費補助(持ち家補助)の諸手当もあり、社員の生活を支えています。
三菱総合研究所の初任給
月収 |
年収 |
23万円 |
500~600万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
三菱総合研究所の初任給は一般的な企業の平均年収より高いです。月給は23万円と一見高くないように見えますが、三菱総合研究所は「福利厚生」が充実しています。給与体系は年功序列で毎年上昇していき、35歳前後で年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
三菱総合研究所に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- アクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループに代表される、コンサル特有の選考である"ケース面接"の対策ができる「コンサル業界特化型転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑むのがセオリーです。
- 直接受ける場合でも、まずはビズリーチかリクルートダイレクトスカウトで登録し、三菱総合研究所からスカウトされてから受けましょう(※なぜならMRIはスカウト経由だと書類選考免除になります。)
三菱総合研究所のようなシンクタンク系コンサルは、近年は年間数十人単位で中途採用をするようになり、昔よりいくらか易化しました。
加えて外資系コンサルと違い、選考は"ケース面接"のような特殊な選考よりも通常面接の比重が大きいため、外資系コンサルより対策はしやすいと言えるでしょう。しかし選考倍率は依然高めです。
そのためシンクタンク系コンサルを受けるときも、総合コンサルの転職決定実績では国内トップのアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのような「コンサルの選考に強い転職エージェント」経由で受けることがセオリーです。
一方で実はリクルートやDODAのような大手エージェントはコンサルの選考対策ノウハウは全く持っていません。だから知名度だけで大手エージェント経由で受けると後悔することになるでしょう。
また直接受けるにしても、せめてビズリーチかリクルートダイレクトスカウトでスカウトを受け、書類選考免除になってから受けたほうがよいでしょう。なぜなら三菱総合研究所はビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで時々ダイレクトスカウトを行っているからです。
詳しくは下記の記事でコンサルティング業界の選考に強いエージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
◆総合商社
◆戦略コンサルティングファーム
◆総合コンサルティングファーム
◆シンクタンクファーム
◆デベロッパー
◆広告代理店
◆証券・銀行
◆保険
◆外資系
◆インターネット・通信・情報・ゲーム
◆ゼネコン・住宅
◆医薬品
◆インフラ・海運
◆空港・旅行・交通・放送
◆メーカー・その他
◆業界別平均年収、年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件
◆業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェント