- 住友商事で年収1,000万円に到達できる確率
- 住友商事の平均年収・年収偏差値
- 住友商事の役職・年齢別の推定年収
- 住友商事の主な福利厚生
- 住友商事の初任給
- 住友商事に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
住友商事で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
100% |
25~30歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回は住友商事の年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、住友商事に入社できれば確実に1,000万円を超えます。時期としては、年功序列的な昇給制度により遅くとも20代の間に超えるでしょう。また、海外出張や残業次第では25~30歳で年収1,000万円に到達する可能性もあります。
以上のように年収1,000万円を20代で絶対に達成したい方は、住友商事への入社は本気で検討するとよいと思います。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
住友商事の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
住友商事(全職種) |
1,390万円 |
109.6 |
住友商事(基幹職) |
推定1,600~1,800万円 |
131.9 |
住友商事(30歳時点) |
推定1,200万円 |
137.7 |
住友商事(40歳時点) |
推定1,600万円 |
126.6 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
住友商事は有価証券報告書によると平均年収は1,390万円/平均年齢41.9歳と発表されています。ただしこれは事務職を含めた平均年収です。当サイトによる独自調査結果では、基幹職の平均年収は推定1,600~1,800万円程度と予測されます。
また年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定1,200万円、40歳時点の平均年収は推定1.600万円程度と予測され、30歳になる前に年収1,000万円を突破し、40歳前後で年収1,600万円となります。
加えて住友商事は福利厚生(深夜残業代、住宅補助費、海外勤務手当、退職金など)がとても充実しており、それらを含めると外資系企業と同等以上の待遇を得ていると言っていいでしょう
参考:住友商事の年収偏差値チェッカー算定結果
住友商事の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳以降 |
500万円~1,000万円 |
サブリーダー |
27歳以降 |
1,000万円〜1,500万円 |
チーム長 |
35歳以降 |
1,500万円〜2,000万円 |
部長 |
40歳以降 |
2,000万円〜2,500万円 |
本部長 |
50歳以降 |
2,500万円以上 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらが住友商事の年齢別・役職別の推定年収です。
特徴的なことは、入社10年目までは完全な年功序列です。20代のうちは毎年給料がハイペースで上昇する給与テーブルとなっています。入社11年目以降は管理職への昇格が年収が上がる鍵を握ります。管理職における給与は役職級(6段階)と能力給(2段階)の2軸で決まります。
新卒1年目の年収は500万円程度と少し高い程度です。しかしここから毎年100万円ずつ年収が上がっていき、そのため基幹職は20代後半で年収1,000万円に到達します。さらにチーム長(管理職待遇)に昇格するのは11年目以降である35歳前後でここで年収1,500万円の大台が見えてきます。
その後は各人次第です。30代後半から40歳くらいで年収1,600万円位に到達するのが一般的なようであり、20代と比べてかなり緩やかなペースになるようです。
部長は40歳~50歳、本部長は50歳過ぎに昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収2,000~2,500万円程度、本部長になると年収2,500万円以上程度になりますが、本部長になることはかなり難しく、狭き門です。
また営業などの基幹職のサポートする役割を担う事務職の年収は、600万円前後まで到達するようです。他の日系大手企業の一般職に比べても高い年収水準を誇っています。
年収に関する賞与に関しては、日系企業で最高水準です。給与における賞与が占める割合が大きいと言われています。会社業績が加味して支給されますが、業績が悪くても一定水準が保たれるようです。
住友商事の主な福利厚生
住友商事には色々と手厚い制度がありますが、特に手厚いのは「駐在手当」です。企業として「ワーク・ライフ・バランス」にも積極的に力を入れて取り組んでいます。
充実した駐在手当
住友商事の海外勤務手当は、手厚いことが特徴です。地域や扶養家族によって手当が異なるものの、住居費は全額会社負担となります。駐在手当は日本円換算で約1.5倍の手当を得ることができます。そのため、「住友商事社員の生涯賃金は海外赴任により決まる」と言っても過言ではありません。また海外駐在先の会社は外国法人で17時には帰宅といったところもり、健康面も充実させて海外での勤務が可能です。
充実したワーク・ライフ・バランス諸制度
住友商事はワーク・ライフ・バランスに関する諸制度が非常に充実しています。長時間労働の是正、休暇の取得促進、自由で柔軟な働き方の促進に取り組んでいます。社内での働き方を積極的に進めて、2018年11月よりテレワーク制度(在宅勤務、サテライトオフィス勤務、モバイルワーク)を導入しています。一定日数の有給休暇を取得することも義務化されています。社員は原則週14.5時間(2日相当分)を上限にテレワークを行うことができます。
また、「フレックスタイム制度」や「短時間勤務制度」など女性が育児と仕事を両立しながら勤務できる制度も整っています。法定を上回る諸制度や手厚いサポート体制を整備しています。
住友商事の初任給
月収 |
年収 |
26万円 |
450~550万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
住友商事の初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。月給は26万円とそんなに高くないように見えますが、住友商事は賞与の割合が高いようです。そして、ここから毎年年収が同期と差がつかない形で100万ずつ上昇していきます。新卒5,6年目には年収1,000万円台に到達するでしょう。
住友商事に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- キャリアインキュベーションの阿部哲也さんのような総合商社に強い「業界特化型転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑む。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、住友商事からの面接確約スカウトを待つ
なぜなら住友商事のような総合商社の中途採用は選考倍率100~150倍、書類選考だけでも10倍程度の倍率になります。そのため、普通の転職エージェント経由で無対策で挑んでもかなり厳しい戦いになります。
キャリアインキュベーションで特におすすめなのは、阿部哲也さんというキャリアコンサルタントです。彼は総合商社対策では日本一の実績を持っており、ある総合商社では内定者の40%が阿部さん経由だったというほど圧倒的な実績を持っています。
阿部さんに担当してもらいたい場合は、キャリアインキュベーションのHP経由ではなく、リクルートダイレクトスカウトか ビズリーチで担当してもらいたいキャリアコンサルタントのページからバイネームで相談申し込みをするとよいでしょう(もしくはリクルートダイレクトスカウトかビズリーチやリクルートダイレクトスカウト阿部さんからのスカウトの場合のみ返信する)。そうすれば他の担当ではなく阿部さんが必ず担当してくれるはずです。
またビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由で住友商事から直接スカウトされ、書類選考免除になるチャンスを狙うことも有効です。ビズリーチは総合商社各社が積極的に利用しています。中の人も過去に三菱商事と三井物産からスカウトを受けたことがあります。
こちらの記事で私の転職経験談や住友商事に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを詳しく紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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