- NTTドコモで年収1,000万円に到達できる確率
- NTTドコモの平均年収・年収偏差値
- NTTドコモの役職・年齢別の推定年収
- NTTドコモの主な福利厚生
- NTTドコモの初任給
- NTTドコモに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
NTTドコモで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
36~45歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はNTTドコモの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、NTTドコモに入社できれば高い確率で年収1,000万円を超えます。年収1,000万円に到達する時期としては、管理職である課長に昇格するタイミングです。最短昇進組だと36歳ごろ、平均では40~43歳ごろに課長に昇進します。課長に昇進できなくとも、年功序列的な昇給制度により45歳過ぎには年収1,000万円に到達するでしょう。
外資のように20代で年収1,000万円に到達することはできませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を達成したい方は、NTTドコモへの入社は本気で検討するとよいと思います。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
NTTドコモの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
NTTドコモ(全職種) |
870万円 |
79.3 |
NTTドコモ(30歳時点) |
推定700~750万円 |
84.0 |
NTTドコモ(40歳時点) |
推定900~1,000万円 |
77.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
NTTドコモは有価証券報告書によると平均年収は870万円/平均年齢40.1歳と発表されています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定700万円、40歳時点の平均年収は推定1,000万円弱と予測されます。加えてNTTドコモは福利厚生(休暇制度、住宅補助、社会保障など)がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:NTTドコモの年収偏差値チェッカー算定結果
NTTドコモの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~30歳 |
300万円~600万円 |
主査 |
30歳~36歳 |
600万円〜900万円 |
課長 |
36歳~44歳 |
900万円〜1,300万円 |
担当部長 |
45歳~ |
1,300万円〜1,500万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがNTTドコモの年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、30代後半までは完全な年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。人事評価制度としては、毎年度上司と一緒に設置した目標設定シートをもとに、達成具合を上期下期それぞれ5段階で評価して賞与額が決定します。原則、毎年年収は昇給しますが、業績に応じて上がり幅も異なるようです。
新卒1年目の年収は300~350万円程度です。しかしここから毎年50万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収700万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収900万円位に到達するのが一般的なようです。30代以降は20代と比べて緩やかな上昇ペースになりますが、年収は年功序列で確実に上昇します。
基本的に主査までは全員昇格して年収850万円までは到達します。管理職である課長に昇格するのは最短だと入社後13年目以降の36歳前後、通常だと40~44歳ぐらいの任用が多いようです。課長になると年収1,000万円の大台が見えてきます。この課長に昇格できるかどうかが今後の年収を決定する分かれ目になるようで、課長に昇進できない社員も少なくないようです。ただし課長に昇進しない場合も40代後半で年収1,000万円には到達できるようです。
課長になると、年収900~1,300万円程度になります。さらに課長から担当部長に昇格すると、年収1,300万~1,500万円程度になります。
賞与に関しては、年2回(6月と12月)に賞与として支給されます。給与における賞与が占める割合が大きいと言われています。賞与額に関しては毎月の給与の2倍程度の額の支給と決められており、成果が悪くても一定水準が保たれるようです。
NTTドコモの主な福利厚生
NTTドコモは福利厚生が非常に充実しています。特に手厚いのは「休暇制度」です。そのほかの「住宅補助」や「社会保障制度」などの福利厚生も充実しており、日系企業では最高水準です。
充実した休暇制度
NTTドコモの「休暇制度」は手厚いことが特徴です。特に「出産・育児・介護」などのライフイベントに関わる休暇制度は充実しています。企業としてフレックスタイム制、在宅勤務(テレワーク)など多様な働き方を可能にする制度を取り入れて、ワークスタイルの選択肢を広げる取組みを企業として行っています。また、社員自身が人事異動の範囲など働き方のスタイルを選択できる「コース選択型人事制度」も導入しています。
充実した住宅補助
NTTドコモの「住宅補助」は充実しています。新卒入社時や異動による転勤の際は社宅で生活できます。負担額も1万円程度です。自ら賃貸契約する場合も独身者は4万円、既婚者は7万円の住宅補助が支給されます。住宅補助が手厚いので生活に困ることはないでしょう。
充実した社会保障制度
NTTドコモはNTT企業年金基金にも加入しており、国民年金と厚生年金にプラスして、企業年金基金保険料を会社と本人とで積み立てることができます。老後の生活保障をする制度です。財形貯蓄制度もあり、毎月指定した金額を給与、賞与から天引きして、金融機関で積み立てられる制度もあります。カフェテリアプラン(選択型福利厚生)もあり、毎年人間ドック・脳ドックの検診を受けることも可能です。
NTTドコモの初任給
月収 |
年収 |
22万円 |
300~350万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
NTTドコモの初任給は一般的な企業の平均年収程度なります。月給は22万円と一見高くないように見えますが、NTTドコモは「福利厚生」が日系企業最高水準です。給与体系は年功序列で毎年上昇していきます。課長職以上の管理職に昇格することで36~45歳で年収1,000万円に到達します。課長に昇進しない場合も40代後半で年収1,000万円には到達できるようです。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
NTTドコモに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはNTTドコモと取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、NTTドコモからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
NTTドコモは元公営企業であることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもNTTドコモの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクのような大手通信キャリアがこぞってビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談や、NTTドコモなどトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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