- JCBで年収1,000万円に到達できる確率
- JCBの平均年収・年収偏差値
- JCBの役職・年齢別の推定年収
- JCBの主な福利厚生
- JCBの初任給
- JCBに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
JCBで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
31~33歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。結論から言うと、JCBに総合職群(G職)で入社した場合、年収1,000万円に到達できる確率は90%です。到達時期としては、30代前半で主事の役職に昇格したタイミングで年収1,000万円に到達するでしょう。年功序列的に給与は上昇していくため、よほどの問題を起こさない限り年収1,000万円は確実に到達します。JCBの給与水準は高く、仕事の内容や量を考えると「もらいすぎだ」と感じる社員もいるほどのようです。
JCBは安定的な環境で年収1,000万円を狙いたい方にとって、とても良い選択肢だと言えるでしょう。本日はJCBの年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
JCBの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
JCB(総合職群/G職) |
推定1,050~1,150万円 |
100.1 |
JCB(30歳時点) |
推定700~800万円 |
78.6 |
JCB(40歳時点) |
推定1,150~1,250万円 |
102.2 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
JCBは有価証券報告書が公開されていませんが、当サイトが行った独自調査によると総合職群(G職)の平均年収は1,050~1,150万円の間と推定します(推定平均年齢:30代後半)。年齢別にみると30歳時点での平均年収は700~800万円程度、40歳時点における平均年収は1,150~1,200万円程度と推定します。
JCBは総合職群(G職)で入社すれば、まず確実に年収1,000万円を超えます。一方でJCBの正社員はG職(転勤あり)とS職(転勤なし)の2種類に分かれており、S職の社員はG職の社員と同じ役職でも、給料はG職の社員の70~80%程度とやや下がるようです。JCBで年収1,000万円を目指すならば、G職での入社を目指すことをおすすめします。
参考:JCBの年収偏差値チェッカー算定結果
JCBの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳〜 |
400万円~650万円 |
主任 |
28歳~ |
650万円~800万円 |
副主事 |
31歳~ |
850万円~1,000万円 |
主事 |
33歳~ |
1,000万円~1,100万円 |
部長代理 |
35歳~ |
1,100万円~1,200万円 |
次長 |
38歳~ |
1,200万円~1,350万円 |
担当部長 |
40歳~ |
1,350万円~1,500万円 |
部長 |
45歳~ |
1,500万円~ |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがJCBに総合職群(G職)で入社した場合の年齢別の想定年収です。JCBの役職は係員(G1)→係員(G2)→主任(G3)→副主事(G4)→主事(G5)→部長代理(GLo)→次長(GL1)→担当部長→部長という順に昇格します。早い人は30台前半で主事に昇進し年収1,000万円を超え、30代後半で次長に、45歳前後で部長職に昇進するようです。
新卒入社1年目は350~400万円でスタートし、入社3年目で年収500万円に到達します。ここから昇給のペースが少し早まります。入社6年目に通常だと主任に昇格し年収650~700万円になり、入社8年目に年収800万万円前後、そして入社10年目で1,000万円、入社15年で1,200~1,300万円に達するのが標準モデルのようです。年功序列とはいえ給与の上がり幅は大きく、給与水準には満足の声があがっています。
年収は毎年の定期昇給に加え、役職が上がる際に大きく上昇します。基本的には30代半ばまでは年功序列なので、みなほぼ一様のスピードで昇格し、年収も同期でほぼ違いが生じません。なお新卒社員(生え抜き)を厚遇する傾向があり、中途採用組は待遇面で少し不利になるようです。中途入社者は前職の給与水準を考慮し基本給が決まりますが、生え抜き社員より少し低くなるよう調整がかけられるようです。
JCBの新卒社員は「ジョブローテーション方式」を採用しており、数年単位で部署が変わるようです。ボーナスは年2回あり、現在は月給のか月分支給されるようです。以前は年収に占めるボーナスの割合が非常に多い構造であったため、会社業績によって年収が50万円程度変動したようですが、2018年の制度改定により、ボーナス比重が高い給与体系が調整されたようです。ちなみに役職が上がるほど、ボーナス算定において会社業績評価よりも個人業績評価の比重が増えていきます。
JCBの評価制度は、待遇に大きな差が付くシステムではなく、争いが起こりにくい平和な体制です。トラブルなく真面目に勤務を続けていれば、誰でもある程度のレベルまでは昇進できるようです。評価方法は、期首に上司とのすり合わせを行い目標を立て、期末に達成できたか評価するというオーソドックスな制度のようです。
なお残業代は満額支給されるようですので、サービス残業の心配はしなくてもよさそうです。勤怠管理システムで厳格な管理がなされているようです。なお部署によって残業の必要性は異なり、残業代を加味すると年50万円ほど給与に違いが生じているようです。
JCBの主な福利厚生
JTBの福利厚生は住宅手当が受けられる総合職に関しては恵まれていると言えるでしょう。一般職は住宅手当は支給されませんが、カフェポイントや延長保育・家事サービスなどが受けられる場合があります。
住宅手当・借り上げ社宅
JCBは住宅手当が非常に充実しており、単身世帯には月8万円、既婚者の場合は月14万円もの援助を受けられます。借上社宅もあり、家賃9万円の社宅を月額1万5,000円程度で利用可能です。ただし主任以上は借り上げ社宅には住めなくなるのでご注意ください。また住宅手当は税金が発生するので実際の額は目減りしてしまう点に注意が必要です。なお家賃補助が受けられるのは総合職群のみです。
有給休暇が取りやすい風土
JCBは仕事をしっかりこなしていれば、有給を取得しやすい環境があります。年5日の有給取得が義務化され、半年に一度有給の取得計画を提出する必要があるため、休みが取れず無くなってしまうことが基本的にはありません。仕事の進め方は比較的自由なので、重要な会議にかぶっている等の特別な事情がなければいつでも休みを取ることが可能です。
JCBの初任給
月収 |
年収 |
21万円 |
350万円~ |
※上記は大卒入社の場合です。
JCBの総合職群(G職)の初任給は月給21万円です。新卒入社一年目の賞与は6月に寸志として10万円、12月に30万円ほどとなり初年度の年収は300万円程度となります。但し残業代は全額支給されるため、1年目の実質年収は350万円程度となるでしょう。さらにJCBは住宅手当が非常に充実しているため、体感年収は最大で450万円前後となるでしょう。初任給の水準は他社と比較して高くないと言えますが、体感年収は悪くないと言えるでしょう。
JCBに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはJCBは取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、JCBからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
JCBは歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもJCBの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではJCBのような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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