- DeNAで年収1,000万円に到達できる確率
- DeNAの平均年収・年収偏差値
- DeNAの役職・年齢別の推定年収
- DeNAの主な福利厚生
- DeNAの初任給
- DeNAに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
DeNAで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
40% |
28~40歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はDeNAの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、DeNAは中の人の声によると「年収1,000万円超えはゴロゴロいる」ようであり、年収1,000万円を達成できる確率は50%程度だと推察されます。DeNAでは社内グレードによって給与テーブルが定められています。実力主義ではありますが、人事査定で良い評価を獲得し順調に次のグレードに昇格していけば30歳でも年収1,000万円に到達可能な制度になっています。中には30代40代で年収2,000万円を越える人もちらほら見受けられるようです。IT系で高年収を獲得したい人にとって、DeNAは大変夢がある企業だと言えます。今日はDeNAの年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトの事業部長です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計8,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
DeNAの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
DeNA(全職種) |
790万円 |
80.1 |
DeNA(総合職) |
推定790万円 |
80.1 |
DeNA(30歳時点) |
推定700万円 |
81.3 |
DeNA(40歳時点) |
推定900万円 |
76.1 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
有価証券報告書によるとDeNAの平均年収は約790万円/平均年齢35.4歳です。また当サイトの独自調査結果によると年齢別の平均年収は、30歳時点では700万円、40歳時点では900万円と推定します。どちらかというとDeNAは20代から30歳までの間は比較的年収が高い一方、30代以降は年収の伸びが落ちる傾向があります。このため、若手の頃は他社と比べて年収は高いですが、年を重ねると日系大手企業などに逆転されるケースが増えてくるでしょう。とはいえ、それでも日本全体で考えるとかなり年収水準が高い企業であることは間違いありません。また、この平均年収はインターベット業界の水準ではとても高いと言えるでしょう。
参考:DeNAの年収偏差値チェッカー算定結果
DeNAの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳〜 |
500万円~700万円 |
マネージャー |
25歳~実力次第 |
700万円~1,000万円 |
部長 |
28歳~実力次第 |
1,200万円~ |
(当サイト独自調査結果により作成)
DeNAの役職・年齢別の推定年収です。まず初任給は500万円から始まります。DeNAは完全に実力主義により昇進が決まります。早ければ入社2,3年目でもマネージャークラスになることが可能であり、マネージャークラスになると年収は700万円~1,000万円程度になります。マネージャークラスまでは遅くとも30歳前後までには多くの社員が昇格できるようです。
そして最短では20代で部長になることが可能です。部長になると大体年収1200万円前後になるようです。しかし部長になるのは一握りであり、DeNAに生涯いても年収1,000万円に到達できる社員は半分以下でしょう。
DeNAは年棒制であり、ベース給が高くボーナスの割合が低いという特徴があります。おおよその目安では年収を14等分した金額が月収となり、その内の2ヵ月分がボーナスという構成になります。ボーナスの割合が少ないので年収は企業業績に左右されず安定していますが、ボーナスで大きく稼ぐことは難しいです。なお、ボーナスの支給タイミングは6月と12月です。
評価制度は半年に1回査定があり、良い評価をもらえれば昇給・昇格があります。査定に当たっては半年間で期首・中間・期末の3回にわたり面談が設けられ、それぞれ目標設定・進捗状況報告・達成度すりあわせの役割を担っています。査定方法としてはシンプルに数値目標を達成したか評価するものと、本人の成長度合いを評価する2つの軸に分けられ、前者がボーナスに、後者がベース給に反映されるそうです。成長度合いを評価する際はグレードごとに定められた基準にしたがって評価を行います。グレードはデザイナー・エンジニア・ビジネス職で別々のものが用いられます。この基準は明確なわけではないので、評価するマネージャーによって尺度が異なる場合も。このため中には評価基準に納得できない人も見受けられます。
また昇給やボーナス額が増えるかは、所属部署によります。事業がうまくいっていなければ、容赦なくボーナスの減額も行われます。そして所属部署の予算が小さければ、事業で一山当てることができても、昇給やボーナスも雀の涙程度になってしまうようです。
中途社員の場合、前職の給与や実績を基にポジションと給与は決まるようです。そのため中途社員の場合は実力に見合わない年収をもらっているケースも少なくないようであり、中の人の中では「長年働き活躍している新卒社員よりも、あまり活躍していない中途社員の方が稼いでいる」と不満をもらす声もあるようです。
DeNAの主な福利厚生
DeNAには色々と手厚い制度がありますが、現状に最適な制度を目指し、毎年のように制度が少しずつ変更されるという特徴があります。
変更する様々な諸制度
DeNAが急成長を遂げた要因であるソーシャルゲーム全盛時代では、渋谷から2駅圏内に住んでいると支給される「住宅手当」、昼食の弁当が無料になる「フリーランチ」と言った福利厚生がありました。しかし現在は廃止されています。給与制度なども含めて色々と積極的に変更していく風土が根付く会社なので、退職者情報はあまり当てにせず、最新の情報をしっかりと入手することが大切です。
DeNAの初任給
月収 |
年収 |
35万円~ |
500万円~ |
※上記は大卒入社の場合です。
新卒は年収500万円程度からはじまります。ベース給がおよそ12ヵ月分、ボーナスが2ヵ月分程度なので、月収は「500万円÷14=約35万円」となります。
DeNAは一時期、「新卒から年収1,000万円達成可能」な制度があると話題になりましたが、実際には大学時代から事業を回し億単位で利益を挙げているようなスーパースターにしか年収1,000万円が支給されない制度になっています。そのため、基本的には1年目は500万円程度からスタートすると考えた方がいいでしょう。
DeNAに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- プロコミットの若狭さんのようにIT/Web業界に強い転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑む。
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
に登録し、DeNAからの面接確約スカウトを待つ(よくDeNAはこちらの2つのサイトで面接確約スカウトをしています。中の人も何度かスカウトが来ました)
まずDeNAの中途採用は選考倍率は比較的高く、書類選考だけでも数倍の倍率になります。そのため、普通の転職エージェント経由ではなく選考対策に強いエージェント経由で挑んだ方がよいでしょう。
中の人が特におすすめするのは、プロコミットの若狭さんというキャリアコンサルタントです。彼はIT・インターネット・ベンチャー業界の転職では日本一の実績を持っており、ビズリーチ主催の「ヘッドハンター・サミット」で年間MVPをはじめ毎年様々な賞を受賞しています。中の人の周りの人も実力のある方ほど若狭さんのお世話になっています。
若狭さんに担当してもらいたい場合は、プロコミットのHP経由ではなく、リクルートダイレクトスカウトか
ビズリーチで担当してもらいたいキャリアコンサルタントのページからバイネームで相談申し込みをするとよいでしょう(もしくはリクルートダイレクトスカウト
か
ビズリーチで若狭さんからのスカウトの場合のみ返信する)。そうすれば他の担当ではなく若狭さんが必ず担当してくれるはずです。
またビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
など 経由でDeNAから直接スカウトされ、書類選考免除になるチャンスを狙うことも有効です。
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
などでDeNAは何度も公募やスカウトをしており、中の人も過去にDeNAから何度かスカウトを受けたことがあります。
こちらの記事で私の転職経験談やおすすめする転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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