- ジョンソンエンドジョンソンで年収1,000万円に到達できる確率
- ジョンソンエンドジョンソンの平均年収・年収偏差値
- ジョンソンエンドジョンソンの役職・年齢別の推定年収
- ジョンソンエンドジョンソンの主な福利厚生
- ジョンソンエンドジョンソンの初任給
- ジョンソンエンドジョンソンに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
ジョンソンエンドジョンソンで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
40% |
23~45歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はジョンソンエンドジョンソンの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、ジョンソンエンドジョンソンで年収1,000万円に到達する確率は、40%程度になると予測します。
ジョンソンエンドジョンソンは、職種によって違いがあるものの、年収に占めるインセンティブの割合が3〜5割と高いのが特徴です。インセンティブの金額レンジは最低200万円〜最大1,000万円となっており、インセンティブが導入される入社2年目以降に、配属先と実力次第では年収1,000万円を超える可能性があります。また、基本給の昇給は毎年行われますが、役職が上がることで昇給額のさらなる上昇が期待できます。おおむね課長以上の役職がつくことで年収1,000万円に到達するでしょう。
ただし、社員の声によると、激務ゆえに3年以内の離職率は50%と高いことに加え、インセンティブが全くもらえない層が10%程度いるようです。以上を考慮すると、年収1,000万円の到達確率は40%と判定しております。本日はジョンソンエンドジョンソンの年収事情について詳しく解説していきます。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
ジョンソンエンドジョンソンの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
ジョンソンエンドジョンソン(全職種) |
推定750〜950万円 |
85.2 |
ジョンソンエンドジョンソン(30歳時点) |
推定700~900万円 |
94.7 |
ジョンソンエンドジョンソン(40歳時点) |
推定900~1,100万円 |
84.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
ジョンソンエンドジョンソンの全職種の平均年収は、推定750〜950万円程度(平均年齢30代半ば)になると予測します。年齢別にみると、30歳時点の平均年収は、推定700〜900万円程度、40歳時点の平均年収は、推定900〜1,100万円程度と予測します。ジョンソンエンドジョンソンでは、毎年基本給のベースアップがあることに加えて、営業職であればBP(Bussiness Plan)達成率に基づいたコミッション制の賞与が、内勤であれば、会社の業績と評価に基づいた賞与が支給されます。勤続年数を重ねることで、基本給は少しずつ上がっていきますが、年収に占める賞与の割合が大きいため、あくまでも仕事の成果が年収に直結します。また、役職は評価によって決まるため、年功序列的な要素が強いとは決して言えないでしょう。
参考:ジョンソンエンドジョンソンの年収偏差値チェッカー算定結果
ジョンソンエンドジョンソンの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳〜 |
400万円~900万円 |
主任 |
27歳〜 |
500万円〜1,000万円 |
係長 |
32歳〜 |
650万円〜1,150万円 |
課長 |
35歳〜 |
800万円〜1,300万円 |
次長 |
40歳〜 |
1,200万円〜1,500万円 |
部長 |
実力次第 |
1,800万円〜 |
(当サイト独自調査結果により作成)
続いてジョンソンエンドジョンソンの役職・年齢別の推定年収を解説します。ジョンソンエンドジョンソンの給与は、みなし残業代込みの年俸制で、基本給と年3回に分けて支給される賞与、福利厚生からなります。新卒入社1年目は、目標達成率に応じたインセンティブが付かないため、年収は350〜450万円程度になります。一方で、中途入社の場合には、前職の給与が考慮されるものの、おおむね基本給400万円にインセンティブ200万円の年収600万円スタートになります。昇給は年1回あり、前年の年俸に対して毎年2〜3%、年額10〜20万円相当の昇給が見込めます。そのため、入社5年目の主任クラスで年収は500万円〜にインセンティブを加えた金額になります。職位が上がると月7〜10万円程度の昇給が見込めるため、年収は100万円程度上がります。そのため、係長クラスで年収は650万円〜にインセンティブを加えた金額、課長クラスでは年収は800万円〜にインセンティブを加えた金額となるでしょう。インセンティブの算出方法は、前年対比のBP(Business Plan)予算に対する達成率で決まります。目安としては、目標達成率が100%で200〜300万円程度、その後は5%達成率を刻むごとに50万円ずつ上がっていきます。したがって、基本給が高い課長クラスであれば、目標達成率が100%を超えることで年収1,000万円に到達するでしょう。反対に、目標達成率が70〜85%になるとインセンティブは全く支給されなくなります。インセンティブの賞与は6月に25%、12月に25%、3月に達成率が100%であれば残りの50%が支給されますが、予算が未達になると前半支給された賞与の返却があるようです。
昇給と昇進に関わる人事評価は、年2回の上司と部下の1対1の面談によって行われます。年初に掲げた業績目標(What)と行動目標(How)の2つの目標に対して、一年後の業績表とコンピテンシーを照らし合わせた上で評価されます。評価は4段階に分かれており、評価の内容次第で次年度の社員等級と昇給額が決まります。業績目標に対する評価は売上成績による数字を重視しており、行動目標に対する評価は上司との関係性が大切なようです。
ジョンソンエンドジョンソンの主な福利厚生
ジョンソンエンドジョンソンには色々と手厚い制度がありますが、特に特徴的なのは「自家用車補助」と「カフェテリアプラン」、「医療費の会社負担」です。
自家用車補助
ジョンソンエンドジョンソンには、自家用車補助があります。自家用車を営業車として登録することで、毎月6万円と駐車場代の70%が支給されます。また、最近では会社所有のリース車への切り替えが進んでいるようで、自家用車を持たない社員は会社に毎月1万円を払うことで、仕事とプライベート両方でリース車を使用することが可能です。社員の声によると車種はプリウスで、自宅近くの駐車場を会社が借りてくれます。なお、私用分のガソリン代や保険代、車検代は会社負担のため、一切かかりません。
充実したカフェテリアプラン
ジョンソンエンドジョンソンの健保組合では、カフェテリアプランを用意しています。社員にはカフェテリアポイントとして毎年3〜4万円程度のポイントが支給され、食品や健康関連商品の購入に充てることができます。また、カフェテリアプランを使えば、全国のホテルに安く泊まることも可能なようです。
医療費の会社負担
ジョンソンエンドジョンソンでは、社員が病気や怪我で月2.5万円以上の医療費を支払う時には、症例にかかわらず、会社が全額を負担してくれます。また、30歳以上が受ける人間ドックについては、社員本人だけでなく、配偶者の分まで会社が全額を補助してくれます。高額な医療費は会社が負担してくれるため、医療保険が不要になるようです。
ジョンソンエンドジョンソンの初任給
月収 |
年収 |
27〜34万円 |
350〜450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
ジョンソンエンドジョンソンの大卒初任給は、年俸制で350〜450万円程度になります。入社1年目は成果に応じたインセンティブが付かないため、給与は決して高くはありません。月給は27〜34万円程度になるでしょう。入社2年目からは、基本給の昇給に加えて、営業職であれば目標達成率に応じた賞与を受け取れます。そのため、配属先と実力次第では、入社2〜3年で年収1,000万円を超えることも決して不可能ではありません。
ジョンソンエンドジョンソンに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- LinkedInや
JACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、エンワールド・ジャパンなどに代表される「外資系に強い転職サイト・転職エージェント」を活用して転職活動をした方がよいでしょう(なぜならリクルートエージェント
や
dodaなどの日系大手エージェントでは外資の求人は少ないからです)。
- また
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
に登録し、ジョンソンエンドジョンソンからの面接確約スカウトを待つのも有効な戦略です(よくジョンソンエンドジョンソンはこちらの2つのサイトで面接確約スカウトをしています。中の人にも1度スカウトが来ました)
ジョンソンエンドジョンソンのような世界を代表する外資系企業は、採用を意思決定する幹部社員になるほど外国人が多く、そして採用要件も「語学力」が必須となる企業が多いです。その影響もあり、リクルートやDODAなどの日系大手エージェントではなく、LinkedInやJACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、エンワールド・ジャパンなどに代表される「外資系に強い転職サイト・転職エージェント」を好んで使用する傾向があります。そのため上記に挙げた4サービスはまず登録しておくとよいでしょう。
またビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
経由でジョンソンエンドジョンソンから直接スカウトされ、書類選考免除になるチャンスを狙うことも有効です。近年ではジョンソンエンドジョンソンも
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
で何度も公募やスカウトをするようになりました。中の人も過去に一度ジョンソンエンドジョンソンからスカウトを受けたことがあります。ジョンソンエンドジョンソンへの転職を狙っている方はこの2つのサイトも登録しておくとよいでしょう。
詳しくは下記の記事の中で、外資系企業の選考に強い転職サイト・転職エージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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