- パナソニックで年収1,000万円に到達できる確率
- パナソニックの平均年収・年収偏差値
- パナソニックの役職・年齢別の推定年収
- パナソニックの主な福利厚生
- パナソニックの初任給
- パナソニックに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
パナソニックで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
50% |
31~40歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、パナソニックは実力主義的な人事制度を採用しているため、30歳年収650万円まではやや年功序列的に上昇していきますが、そのあとの年収上昇スピードは個々人の成果に比例します。そのため、実力がある社員は30代前半で年収1,000万円に到達する可能性がありますが、一方で実力に満たない社員の場合も業績や残業次第ではギリギリ年収1,000万円に到達する可能性があると予測されます。
とはいえ、比較的年収が高い会社であるため、パナソニックに入社すれば到達時期に幅はあれど年収1,000万円に到達する可能性があると予測されます。年収1,000万円を目指す方にとってはパナソニックへの入社は良い選択肢の一つといえるでしょう。今日はその理由について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
パナソニックの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
パナソニック(全職種) |
755万円 |
69.0 |
パナソニック(総合職) |
推定800~1,100万円 |
81.9 |
パナソニック(30歳時点) |
推定600~700万円 |
89.4 |
パナソニック(40歳時点) |
推定700~1,000万円 |
81.3 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
パナソニックは有価証券報告書によると平均年収は815万円/平均年齢43.7歳と発表されています。ただし、これは総合職以外の全職種による平均年収です。当サイトの独自調査によると、総合職だけの平均年収は推定800~1,100万円程度と推測します。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定650万円前後、40歳時点の平均年収は推定850万円前後と予測します。加えてパナソニックは福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:パナソニックの年収偏差値チェッカー算定結果
パナソニックの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~28歳 |
350万円~700万円 |
主務 |
29歳~36歳 |
700万円〜1,000万円 |
主幹 |
37歳~39歳 |
900万円〜1,000万円 |
課長 |
40歳~44歳 |
1,000万円〜1,200万円 |
部長 |
45歳~ |
1,200万円〜1,400万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがパナソニックの年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、安定的に年収が上昇する給与体系であるが30歳以降は実力主義であることです。人事評価制度としては、各年度での個々の評価に応じて昇給額が変動するようです。基本的には年1回昇給します。役職毎に昇給の上限が決まっており、大きく年収を昇給するには役職の昇進が必須です。
新卒1年目の年収は400~500万円程度です。しかしここから毎年30~40万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収650万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収800万円位に到達するのが一般的なようです。30代以降も20代と同様に成果を残すことで年収は確実に上昇します。
基本的に総合職は主務までは全員昇格して年収700万円までは到達します。管理職である課長に昇格するのは最短だと新卒入社18年目以降の40歳前後の任用が多いようです。この課長に昇格できるかどうかが今後の年収を決定する分かれ目になるようで、課長に昇進できない社員も多く狭き門です。課長になると、年収1,000~1,200万円程度になります。一方で課長に昇格できない場合も業績や残業次第ではギリギリ年収1,000万円に到達する可能性はあります。
そして課長から部長に45歳前後に昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収1,200~1,400万円程度に到達します。
賞与に関しては、年2回(7月と12月)に賞与として支給されます。事業部の業績により賞与額が変動します。給与における賞与が占める割合が小さいと言われています。賞与額に関してはおおよそ毎月の給与の5か月分となります。
パナソニックの主な福利厚生
パナソニックには色々と手厚い制度がありますが、特徴的なのは自社グループ内に「健康保険組合」があることです。また、社員の生活を支える「生活保障制度」も充実しています。
充実した生活保障制度
財産形成と生活保障、住宅補助の3つの軸で、社員の福利厚生を支えています。「財形貯蓄」は、財財形財蓄制度と従業員持株会があります。カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)や企業年金制度もあり入社から退職までの社員のライフイベントを支えています。
総合職は全国転勤がありますが、独身寮や社宅もあり住宅補助が手厚いのが特徴です。
社員の健康を支える様々な福利厚生制度
パナソニックは様々な福利厚生があります。「パナソニック健康保険組合」という健康保険組合もグループで抱えているため、手厚い保障を受けることが可能です。病気やけがをした場合の保険給付や医療補助の受給資格があります。。またリゾート施設と提携しており「かんぽの宿」などの保養施設が利用できます。社員の健康面をグループ健康保険組合で支えています。
パナソニックの初任給
月収 |
年収 |
24万円 |
350~450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
パナソニックの初任給は一般的な企業の平均年収より少し高い程度なります。月給は24万円と一見高くないように見えますが、パナソニックは「福利厚生」が充実しています。給与体系は実力主義ですが毎年昇給はあります。管理職である課長に昇格することで年収1,000万円に到達します。基本的には入社して実績を残すことで安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
パナソニックに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはパナソニックは取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、パナソニックからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
パナソニックは歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもパナソニックの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではパナソニックのような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やパナソニックなどトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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