- LINEで年収1,000万円に到達できる確率
- LINEの平均年収・年収偏差値
- LINEの役職・年齢別の推定年収
- LINEの主な福利厚生
- LINEの初任給
- LINEに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
LINEで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
30% |
28~45歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はLINEの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、LINEは成果主義であるため年収1,000万円を突破するには努力が必要と言えるでしょう。
年収1,000万円に到達する時期は、部長に昇格するタイミングです。最短では新卒入社6年目である28歳ぐらいから部長に昇格する社員も出てくるようですが、これはあくまで一握りです。
通常では30歳時点の平均年収は600~700万円程度であり、30歳前後でようやくマネージャーになるのが一般的なようです。
なおLINEに転職するときは、リクルートやDODAのような大手エージェントは実は難関ITベンチャー各社の選考対策ノウハウが豊富なわけではないため、あまりオススメではありません。
中の人としては、ジャパン・ヘッドハンター・アワード2021の総合MVP受賞者が在籍するアサインや、プロコミット・フォルトナベンチャーズのような「難関ITベンチャーの選考に強い転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。
その理由は後述しておりますので、後ほど解説いたします。
今回はLINEの年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
LINEの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
LINE(平均年収) |
771万円 |
78.4 |
LINE(30歳時点) |
推定600~700万円 |
73.3 |
LINE(40歳時点) |
推定800~900万円 |
70.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
LINEは有価証券報告書によると平均年収は771万円/平均年齢34.5歳と発表されています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定600~700万円、40歳時点の平均年収は推定800~900万円と予測されます。加えてLINEは福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:LINEの年収偏差値チェッカー算定結果
LINEの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~ |
408万円~700万円 |
マネージャー |
26歳~36歳 |
700万円~900万円 |
部長 |
28歳~実力次第 |
1,000万円~ |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがLINEの年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、年俸制で実力主義の給与体系であることです。
ビジネス総合職の場合、新卒1年目の年収は約408万円です。通常では20代後半から遅くとも30歳前半ぐらいでマネージャーに昇格し、年収700万円ぐらいなります。そして40歳で年収800~900万円ぐらいになるのが一般的なようです。
マネージャーに昇格するのは最短でも新卒入社3年目以降の任用になるようです。マネージャーになると、年収700万円位になります。最大では年収900万円ぐらいになるでしょう。
そしてマネージャーから部長に昇進すると年収1,000万円を越えます。部長には実力次第昇進でき、最短では新卒入社6年目で部長になった人もいるようです。しかし、逆に言えば実力主義である環境でがゆえに部長まで昇進できる社員は一握りのようです。
エンジニア職はビジネス総合職より年収はやや高めです。エンジニア職の場合、新卒1年目の年収は528万円から始まり、シニアエンジニアになると年収1,000万円前後になります。Web業界の中ではエンジニアが年収1,000万円を比較的狙いやすい職場といえるでしょう。
LINEは年俸制ですが、個人の成果に応じて年に2回賞与が支給されます。一方でインセンティブは全社のなかで上位20%の成績を残さないと支給されないので、基本的には年俸制の給与がベースになると考えてよいでしょう。
上長だけでなくチームやプロジェクトメンバーからの評価も加味されます。評価によっては昇給しない事もあります。また給与の一部がLINEPAYで支払われることも特徴です。
LINEの主な福利厚生
LINEは社員が健康かつ快適に働くための福利厚生が非常に充実しています。様々な制度がありますが、社員の労働環境に関する「無料朝食」や「マッサージ」や、LINEサービスを無料で使用できる「LINEモバイル回線費支援」「LINEギフトコードの提供」などユニークな内容が揃います。
働く環境を快適にする「無料朝食」や「無料マッサージ」の提供
LINEでは社員が成果を最大限発揮するための設備環境として「無料朝食」や「無料マッサージ」、に加え、高機能なオフィスチェアや昇格式デスクの提供など様々な福利厚生があります。
無料朝食では、社内のカフェでおにぎりやパンなどを毎朝食べることが可能です。また社内には専任のマッサージ師が常駐しており、疲れた体をいつでも無料でリフレッシュできます。
LINE社ならではの「モバイル回線費無料」や「LINEギフトコード」の支援
LINEでは社員が自社サービスをより気軽に利用できるように、LINEモバイルやLINEギフトに関する福利厚生を設けています。
例えばLINEモバイルを契約していれば、一人1回線まで月額基本利用料金はすべて会社が負担してくれます。またLINE GAMEやLINEマンガなど、自社の有料コンテンツに使えるギフトコードを年間で24,000円分支給されます。
LINEの初任給
月収 |
年収 |
34〜44万円 |
408~528万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
LINEの給与体系は年俸制です。初任給は職種によって異なります。エンジニア職では528万円、デザイン職では480万円、企画営業職・サービス企画職・情報セキュリティ職では408万円で、一般的な企業と比較してやや高めです。
また福利厚生が充実しています。特に「無料朝食」の福利厚生は新卒入社の社員にとっては食費を浮かすこともできるので手厚い制度でしょう。
LINEに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- アサイン・プロコミット・フォルトナベンチャーズのような「難関ITベンチャーの選考対策に強い転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑む。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、エムスリーからの面接確約スカウトを待つ(よくエムスリーはこの2つのサイトで面接確約スカウトをしています。中の人も何度かスカウトが来ました)
まず、LINEの中途採用は選考倍率は比較的高く、書類選考だけでも数倍の倍率になる「国内屈指の難関ベンチャー」です。
そのため、普通の転職エージェント経由ではなくITベンチャーの選考対策に強いエージェント経由で挑んだ方がよいでしょう。
中の人がおすすめするのは、下記のような「難関ITベンチャーの選考対策に強い転職エージェント」です。
- ジャパン・ヘッドハンター・アワード総合MVP受賞者である奥井亮氏が在籍するアサイン
- 成長領域への転職支援で突出した支援ノウハウを持つプロコミット
- こちらもヘッドハンター・アワードMVP受賞経験のある若狭氏が在籍する、フォルトナベンチャーズ(若狭氏は元プロコミット出身。当時から評判高かったですね)
- ベンチャー業界転職の有名人、高野氏が率いるキープレイヤーズ
もちろん、リクルートエージェント やdoda のような大手エージェントもLINEの求人は取り扱っています。
が、上記に挙げた特化型エージェントの方が選考対策ノウハウは一般的に高いですね。だから知名度だけで大手エージェント経由で受けると後悔することになると思います。
あとスタートアップ業界で有名なのはfor startupsですね。ここはスタートアップの求人は豊富にあります。が、ここは若いエージェントが多いだけに対策ノウハウは普通ですね。もし同じ求人があったらfor startups経由で受けず別のエージェント経由がいいと思います。
また直接受ける場合でも、HPから応募するよりもビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどでLINEから直接ダイレクトスカウトされ、書類選考免除になってから受けた方がいいでしょう。
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどでLINEは何度も公募やダイレクトスカウトをしており、中の人も過去にLINEから何度かダイレクトスカウトを受けたことがあります。
こちらの記事で私の転職経験談やおすすめする転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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