- JR東海で年収1,000万円に到達できる確率
- JR東海の平均年収・年収偏差値
- JR東海の役職・年齢別推定年収
- JR東海の主な福利厚生
- JR東海の初任給
- JR東海に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
JR東海で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
33~38歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はJR東海の年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、JR東海に総合職で入社できれば高い確率で1,000万円を超えます。年収1,000万円に到達する時期としては、係長に昇格するタイミングです。平均的には新卒入社10年目の33歳以降に係長に昇進します。総合職で入社した場合は、賞与水準も高く管理職クラスへの昇進がなくても40代で年収1,000万円に達成できる可能性は高いと言えます。
外資系企業のような飛び級昇給はありませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を達成したい方は、JR東海への入社は本気で検討するとよいと思います。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
JR東海の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
JR東海(全職種) |
737万円 |
73.4 |
JR東海(総合職) |
推定800万円~1,100万円 |
91.8 |
JR東海(30歳時点) |
推定600万円~900万円 |
89.4 |
JR東海(40歳時点) |
推定900万円~1,100万円 |
84.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
JR東海は有価証券報告書によると平均年収は737万円/平均年齢36.7歳と発表されています。但しこれはプロフェッショナル採用などを含めた全職種での平均年収です。当サイトの独自調査によると総合職の場合は、推定800~1,100万円が推測します。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定750万円、40歳時点の平均年収は推定1,000万円程度と予測されます。加えてJR東海は福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:JR東海の年収偏差値チェッカー算定結果
JR東海の役職・年齢別推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~32歳 |
400万円~700万円 |
係長 |
33歳~38歳 |
700万円〜1,000万円 |
課長 |
39歳~44歳 |
1,000万円〜1,300万円 |
部長 |
45歳~ |
1,300万円〜 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがJR東海の年齢別・役職別の推定年収です。
特徴的なことは、基本的には年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。20代のうちは基本給が抑えられていますが30代で役職に付くと年収が上昇していきます。
基本的に一定の役職まで横並びで年収は上昇していきます。減点方式の評価制度で不祥事などを起こすと昇格で遅れる事があります。また学歴重視で学歴の高い社員ほど評価されやすい傾向もあるようです。
新卒1年目の年収は350~450万円程度です。しかしここから毎年50万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収750万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収950万円位に到達するのが一般的なようです。30代以降も安定的に年収は年功序列で確実に上昇します。
係長に昇格するのは最短だと入社後10年目以降の33歳前後、通常だと33~38歳ぐらいの任用が多いようです。係長になると年収700~1,000万円前後になります。総合職採用の場合は係長まで昇進する事が一般的なようですので、総合職で採用された場合は年収1,000万円に到達する可能性は高いと言えます。
係長へ昇進後は管理職である課長に昇進します。40歳前後での昇進で年収は1,000~1,300万円程度です。そして50歳過ぎに部長昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収1,300万円以上となりますが、ここから先は実力が伴う事を留意しましょう。
賞与に関しては、6月と12月の年に2回あります。賞与が業績によらず安定して基本給の2.9~3.0ヶ月分が年に2回支給されてきました。一方で、新型コロナウィルスの影響による業績悪化を受けて2020年の冬季賞与は27%の引き下げを実施されたようです。
JR東海の主な福利厚生
JR東海には福利厚生が手厚く、働きやすい環境に定評があります。特徴的なものに「寮、社宅、住宅支援制度の充実」と「優待利用が可能なレジャー、宿泊施設の充実」があります。
寮、社宅、住宅支援制度の充実
JR東海では、東京、静岡、名古屋、関西地区などの当社事業エリア内に寮や社宅を設置しています。このほか、持ち家や賃貸住宅に対する住宅補給金制度、住宅を新築・購入する場合に優遇された利率で金融機関より融資が受けられる住宅融資制度、利子の一部を会社が負担する利子補給制度があり、住宅支援制度が充実しております。
優待利用が可能なレジャー、宿泊施設の充実
同社では、互助会組織である「JR東海福祉会」があり、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンの利用料金、JR東海ホテルズの各ホテルの宿泊料金の一部を補助しています。また、福利厚生代行会社を通じて全国に所在する多数の宿泊施設およびスポーツ施設、レジャー施設などを優待利用することができます。
JR東海の初任給
月収 |
年収 |
21~24万円 |
350~450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
JR東海の初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。勤務地(東京、名古屋、関西、その他)により月給は変動します。初任給は21~24万円と一見そんなに高くないように見えますが、JR東海は「福利厚生」が充実しています。給与体系は年功序列で毎年上昇していきます。20代のうちは年収は抑えられていますが新卒入社10年目前後で係長に昇格することで年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
JR東海に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはJR東海は取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、JR東海からのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
JR東海は歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもJR東海の案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではJR東海のような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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