- 武田薬品工業で年収1,000万円に到達できる確率
- 武田薬品工業の平均年収・年収偏差値
- 武田薬品工業の役職・年齢別の推定年収
- 武田薬品工業の主な福利厚生
- 武田薬品工業の初任給
- 武田薬品工業に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
武田薬品工業で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
33~35歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。武田薬品工業で年収1,000万円を達成できる確率は90%程度だと思われます。武田薬品工業は製薬業界の中でもトップクラスの高給を誇り、医学部卒であろうと高卒であろうと誰でも年収1,000万円を越えることが可能です。
課長代理のポジションに昇進すれば年収1,000万円を越えてきます。実力主義なので確実とはいえませんが、年功序列的要素も併せ持つため高い確率で年収1,000万円に到達できるでしょう。安定的な職場で確実に年収1,000万円を狙いたい方は、武田薬品工業への入社は良い選択肢と言えるでしょう。今日は武田薬品工業の年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
武田薬品工業の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
武田薬品工業(全職種) |
約1,090万円 |
89.3 |
武田薬品工業(30歳時点) |
推定800~900万円 |
100.1 |
武田薬品工業(40歳時点) |
推定1,200~1,400万円 |
116.2 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
武田薬品工業の有価証券報告書(2019年度)によると、従業員全体の平均年間給与は約1,090万円/平均年齢約42歳です。また当サイトの独自調査結果によると、年齢別では30歳時点における平均年収が800~900万円、40歳時点における平均年収では1,200~1,400万円となりました。30歳では月収50万円程度となり、ボーナスは年二回合わせて200万円以上となります。そして40歳になると基本給が70万円を超え、ボーナスは年間400万円以上とかなり高い水準で支給されるようです。
加えて、武田薬品工業は結婚するまでは住宅手当がほぼ全額支給されるなど、福利厚生がとても充実しているため、実質年収はさらに高くなります。
参考:武田薬品工業の年収偏差値チェッカー算定結果
武田薬品工業の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳〜 |
500万円~900万円 |
課長代理 |
32歳~ |
800万円~1,200万円 |
課長 |
40歳~ |
1,300万円~1,650万円 |
部長 |
45歳~ |
2,000万円以上 |
(当サイト独自調査結果により作成)
武田薬品工業は新卒1年目は年収500万円からスタートし、徐々に昇給していきます。平均的には27歳時点で年収600~750万円といったところです。課長代理にあがるまでは役職的には横並びで、通常では32歳ぐらいで課長代理に昇格します。課長代理に昇格したばかりの年収は平均して950万円程度で、そのまま勤務を続ければ、33~35歳のあたりで年収1,000万円に到達するようです。
武田薬品工業は職務等級にひもづくより高い給与レンジへ異動するたびに年収が一気に上がります。他の企業と比べて、20代後半から30代前半の年収が高い傾向にあります。住宅手当や日当も含めると、給料水準は総合商社の次点と言っても差し支えないほど高給がもらえます。一方、管理職に昇進した際の昇給幅が大きくないため、40代以降は他企業と差が少し縮まるようです。
武田薬品工業の給与制度は、組合員は職務等級(J1~J6)に応じて決められた給与レンジ内で給与額が決定します。入社時のJ5(年収500~600万円)からはじまり、等級が一つ上がるごとに100万円単位で年収が増えるイメージです。
ボーナスは支店ごとに命じられたノルマの達成度合いに対する相対評価で決まります。ボーナスは大体月給4か月分ぐらいであり、評価はS,A,B,Cの4段階でそれぞれプラス、ノーマル、マイナスに分かれるため、計12段階で評価されます。
武田薬品工業の評価制度は、年俸制で、基本給は毎年1回昇給・降給の機会があります。個人評価は上司との相談の上で決定した目標への達成度と、職務ごとに定められた本人のコンピテンシーによる2軸評価です。
昇給・降給の決定プロセスは一次評価→二次評価→本社評価という3つのステップを踏むようです。一次評価は直属の上司が行い、課題達成のために取った行動・成果が評価されます。二次評価は直属ではない、もしくはさらに上の上司が行い、最終的に本社の人事が集う会議に案件が付与されます。昇給の要求が通る確率は高くありませんが、実現すれば大幅に給与が上がるようです。一方で成果次第では降給も普通にあるようです。
社全体として実力主義への切り替えが図られ、若くして役職がつく場合もあります。内資系製薬企業の中では若手でも評価を獲得しやすい環境です。幹部候補で入社し早いうちに見込みがあると評価されれば、海外の支店に飛ばされる英才教育が行われることもあるようです。
武田薬品工業の主な福利厚生
武田薬品工業の福利厚生は相当手厚いと言って良いでしょう。例えばMR(医薬品営業)の場合、外勤手当が1日3,000円分支給されます。さらに住宅手当の充実度を考えれば、諸々の福利厚生を考慮すると額面+100~200万円の給与がもらえると言えるでしょう。
住宅手当
武田薬品工業は家賃のほぼ全額が住宅手当で占められるほど、住宅補助の金額は手厚いです。住む場所にもよりますが、年間で100~200万円ほどの給与分が還元されるでしょう。ただし注意点がいくつかあります。まず結婚した場合、もしくは自己都合による転勤の場合、補助額は4分の1にカットされてしまいます。また結婚後は独身寮(借り上げ社宅)は退寮の必要があり、家族で住む場合は借り上げ社宅には住めません。これらの点はくれぐれも注意しましょう。
フルフレックス制度
武田薬品ではフレックスを活用する社員が多く、柔軟な働き方が実現しています。通常フレックスタイムは必ず出社している必要がある時間「コアタイム」が設けられていますが、武田薬品のフレックスはコアタイムがない「フルフレックス」です。つまり従業員は働く時間を好きなように決められ、非常に自由度が高い環境です。
武田薬品工業の初任給
月収 |
年収 |
24万円 |
500万円~ |
※上記は大卒入社の場合です。
総合職の初任給は240,000円です。年2回のボーナス・住宅補助などの福利厚生・残業代を含めれば、1年目から年収500万円程度には達するはずです。そして新卒3年目には年収600万円台に到達するようです。
武田薬品工業に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントは武田薬品工業は取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチに登録し、武田薬品工業からのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
武田薬品工業は歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談しても武田薬品工業の案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチ経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近では武田薬品工業のような日系大手企業もビズリーチで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
◆総合商社
◆戦略コンサルティングファーム
◆総合コンサルティングファーム
◆シンクタンクファーム
◆デベロッパー
◆広告代理店
◆証券・銀行
◆保険
◆外資系
◆インターネット・通信・情報・ゲーム
◆ゼネコン・住宅
◆医薬品
◆インフラ・海運
◆空港・旅行・交通・放送
◆メーカー・その他
◆業界別平均年収、年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件
◆業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェント