- キリンビールで年収1,000万円に到達できる確率
- キリンビールの平均年収・年収偏差値
- キリンビールの役職・年齢別の推定年収
- キリンビールの主な福利厚生
- キリンビールの初任給
- キリンビールに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
キリンビールで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
35~42歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はキリンビールの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、キリンビールに総合職で入社できれば1,000万円を超える可能性が高いです。年収1,000万円に到達する時期としては、課長に昇進するタイミングです。最速で新卒入社12年目の35歳以降に課長に昇進します。総合職で入社した場合は40歳以降に管理職試験を全員が受験して課長に昇進するので不祥事を起こすなど余程のことがない限りは年収1,000万円に到達します。
外資系企業のような飛び級昇給はありませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を目指す方にとってはキリンビールへの入社は良い選択肢の一つといえるでしょう。今日はその理由について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
キリンビールの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
キリンビール(全職種) |
874万円 |
82.2 |
キリンビール(総合職) |
推定1,000万円~1,200万円 |
89.4 |
キリンビール(30歳時点) |
推定700万円~800万円 |
84.0 |
キリンビール(40歳時点) |
推定900万円~1,100万円 |
81.3 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
キリンビールは有価証券報告書によると平均年収は873万円/平均年齢42.6歳と発表されています。但し工場勤務などを含めた全職種での平均年収です。当サイトの独自調査によると総合職の場合は、推定1,000~1,200万円が推測します。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定750万円、40歳時点の平均年収は推定1,000万円程度と予測されます。加えてキリンビールは福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:キリンビールの年収偏差値チェッカー算定結果
キリンビールの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~27歳 |
400万円~700万円 |
主任 |
28歳~34歳 |
700万円〜1,000万円 |
課長 |
35歳~42歳 |
1,000万円~1,300万円 |
部長 |
43歳~ |
1,300万円~ |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがキリンビールの年齢別・役職別の推定年収です。
特徴的なことは、基本的には年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。残業代や営業手当などの諸手当の支給など配属された部署により年収が差がつく事ありますが、新卒入社から12年、35歳頃まで年次毎に昇給していきます。
新卒1年目の年収は400~500万円程度です。しかしここから毎年40~50万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収750万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収950万円位に到達するのが一般的なようです。
最速で新卒12年目以降で課長に管理職である課長に昇進します。課長昇進後の年収は1,000~1,300万円です。キリンビールに総合職で入社した場合は40歳以降に管理職試験を全員が受験して課長に昇進するので不祥事を起こすなど余程のことがない限りは年収1,000万円は到達します。
一方で成果給の導入を検討する流れもあり、今後は年功序列で年収が上昇する制度のなかでも成果が求められて給与に反映される可能性はあります。しかしながらキリンビールは食品業界という景気動向に左右されにくい業界に属する企業であり、福利厚生で充実しているため、総合職で入社した場合は、安定感のある環境で勤務する事ができるでしょう。
賞与は、年に2回(6月、12月)に支給されます。賞与支給額は、会社業績と個人業績で分かれており人により変動はありますが、年間で月収の5.2ヶ月が支給額の目安となるようです。
キリンビールの主な福利厚生
キリンビールでは福利厚生が手厚く働きやすい環境に定評があります。特にその中でも「社員一人一人の需要に合わせられる厚生システム」と「充実した研修制度」があります。
社員一人一人の需要に合わせられる厚生システム
キリンビールでは社員の多様化した福利厚生のニーズに対応するため、外部厚生システムを導入しています。
育児・介護・家事代行・宿泊のメニューを利用することができ、その他にも財形貯蓄、財形住宅融資、団体保、キリングループ従業員持株会、キリングループ福祉会などがあります。
それぞれの従業員のライフステージによって使いたい制度を変更できることがメリットです。
また家賃手当も手厚く家賃の7割ほどを負担する制度や業務に必要な運転で発生するガソリン代や高速代などを支給するマイカー手当などもあります。
充実した研修制度
同社では、入社後に集合研修を通じてキリンで働くことに責任と誇りを感じてもらいながら、製造現場でキリンが一貫して大切にしている「品質本位」「お客様本位」を体感し、キャリアをスタートします。
そして、入社2年目以降も、ビジネスリテラシー向上のためのロジカルシンキング・戦略思考・マーケティング基礎学習など、仕事を通じて成長するためのスキルアップ研修を実施しており、3か年計画で研修プログラムが組まれています。
研修内容、期間ともに他社と比較するとかなり充実しており、入社後に活躍できるか不安な方も安心して働けます。
キリンビールの初任給
月収 |
年収 |
23.2万円 |
400~500万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
キリンビールの初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。初任給は23.2万円と一見そんなに高くないように見えますが、キリンビールは「福利厚生」が充実しています。新卒入社15年目前後で課長に昇格することで年収1,000万円に到達します。基本的には年収は年功序列で安定的に上昇すると考えていいでしょう。
キリンビールに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはキリンビールと取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、キリンビールからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
キリンビールは歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもキリンビールの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではキリンビールのような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やキリンビールなどトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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