- マイクロソフトで年収1,000万円に到達できる確率
- マイクロソフトの平均年収・年収偏差値
- マイクロソフトの役職・年齢別の推定年収
- マイクロソフトの主な福利厚生
- マイクロソフトの初任給
- マイクロソフトに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
マイクロソフトで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
29~32歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はマイクロソフトの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、マイクロソフトは年齢に関係なく実力主義で年収が決まるため、順調に生き残ることができれば新卒入社6~10年目の30歳前後で年収1,000万円に到達するでしょう。 最短では28歳位でマネージャー職に就くことで年収1,000万円を超えることができます。シニアマネージャーにあがると、年収は1,200~1,500万円程度になります。
年収1,000万円を達成したい方、年功序列でなく実力主義で若い内にキャリアを築きたい方は、マイクロソフトへの入社を本気で検討するとよいと思います。
なおマイクロソフトに転職するときは、リクルートやDODAなどの日系大手エージェントは外資系企業の選考対策ノウハウは弱いのであまりオススメではありません。LinkedInやJACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、エンワールド・ジャパンのような「外資系に強い転職サイト・転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。エージェントを介さず直接受ける場合でも、せめてビズリーチかリクルートダイレクトスカウトでスカウトを受け、書類選考免除になってから受けたほうがよいでしょう。
詳しくは下記の記事の中で、外資系企業の選考に強い転職サイト・転職エージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
今回はマイクロソフトの年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
マイクロソフトの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
マイクロソフト(総合職) |
推定1,400~1,600万円 |
126.6 |
マイクロソフト(30歳時点) |
推定900~1,100万円 |
116.2 |
マイクロソフト(40歳時点) |
推定1,400~1,600万円 |
126.6 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
当サイトの独自調査結果では、マイクロソフトの平均年収は1,500万円前後/平均年齢40歳前後と推定しています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定1,000万円前後、40歳時点の平均年収は推定1,500万円前後と予測されます。加えてマイクロソフトは福利厚生が充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:マイクロソフトの年収偏差値チェッカー算定結果
マイクロソフトの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~30歳 |
620万円~1,200万円 |
マネージャー |
30歳~34歳 |
1,000万円〜1,500万円 |
シニアマネージャー |
35歳~ |
1,400万円~2,000万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがマイクロソフトの年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、基本は年俸制で実力主義の給与体系であるが、ほぼ毎年昇給がある年収が上昇しやすい給与体系であることです。
新卒1年目の年収は620万円程度です。ここから毎年50~60万円ずつ年収が上がっていきます。管理職であるマネージャーに昇格するのは最短だと新卒入社6年目の28歳頃、標準では30代前半での任用が多いようです。マネージャーになると年収は1,000万円~1,500万円程度になり、確実に年収1,000万円の大台に到達します。そしてマネージャーからシニアマネージャーに昇格すると年収1,400万円~2,000万円程度となり年収2,000万円の大台が見えてきます。
一方で外資系企業ということもあり、年収の上昇と比例し高い成果を求められるようになります。マイクロソフトは成果を残し続ければ毎年年収は上昇していきますが、もし成果が残せない年が続いた場合は解雇(レイオフ)される可能性があることは留意しましょう。マイクロソフトは成果が残せなかった社員を解雇し、彼らに提供していた給与やポジションを成果を残した社員に配分し続けることで、組織の強化を常に図っています。そのため40代で残っている社員は必然的に勝ち残ってきた優秀層だけが残る形になり、年収が高い水準となっています。
マイクロソフトの給与は、基本給(ベース給)+インセンティブ(年2回)で構成されています。基本給:インセンティブ=7:3程度(非営業系職種の場合は8:2程度)の配分であり、外資系の中では比較的インセンティブのウェイトは少ない方と感じる社員が多いようです。一定のグレード以上になるとインセンティブの一環として「ストックアワード」という毎年自社株が付与される権利が与えられます。権利が与えられたあとは5年間に渡り毎年1/5づつ付与されるようです。
給与の評価方法は、年始に設定した目標に対する達成度を評価されます。営業系職種は特に数字の達成度が評価のウェイトの大部分を占めています。賞与は他人への貢献のほか、売上以外にビジネスインパクトを出したかか評価されるようです。他人への貢献度を測るうえで360度評価という上司だけではない同僚からも評価される制度が導入されており、上司の恣意的な評価だけではない公平な評価を保つ仕組みが整備されています。
マイクロソフトの主な福利厚生
マイクロソフトの福利厚生は色々と手厚く、日本国内の外資系企業のなかでは最高水準と言えます。特徴的なのは自社グループ内に「健康保険組合」があることです。また「生活保障制度」も充実している事が特徴的です。
社員の健康を支える様々な福利厚生制度
マイクロソフトは様々な福利厚生があります。「マイクロソフト健康保険組合」という健康保険組合もグループで抱えているため、手厚い保障を受けることが可能です。具体的には病気やけがをした場合の保険給付や医療補助の受給資格があります。出産時に一時金がでる制度もあり、被保険者には「出産育児一時金」、被扶養者である家族には「家族出産育児一時金」が支給されます。社員の健康面をグループの健康保険組合で支えています。
充実した生活保障制度
マイクロソフトも生活保障制度は充実しています。「確定拠出年金」や「キャッシュバランス一時金」と呼ばれる日本型の退職金制度のほか、提携銀行等によるローン優待や提携会社による不動産優遇もあります。
ベネフィット・ステーションにも加入しており、生活スタイルやニーズにあった福利厚生メニューを各自選択できるカフェテリアプラン「ベネフィットポイント」も利用できます。
マイクロソフトの初任給
月収 |
年収 |
52万円 |
620万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
マイクロソフトの初任給は一般的な企業よりもかなり高いです。年俸制で初任給から月給52万円も貰えるうえに、ここにインセンティブが加わります。加えて「福利厚生」も日本国内の外資系企業のなかでは最高水準です。給与体系は実力主義ですが毎年ほぼ昇給があります。管理職であるマネージャーに昇格できない場合でも成果を残すことで30代前半で年収1,000万円に到達します。基本的には入社して成果を残し続けることで順調に年収は上昇すると考えていいでしょう。
マイクロソフトに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- LinkedInやJACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、エンワールド・ジャパンなどに代表される「外資系に強い転職サイト・転職エージェント」を活用して転職活動をした方がよいでしょう(なぜならリクルートエージェント やdodaなどの日系大手エージェントでは外資の求人は少ないからです)。
- またビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、マイクロソフトからの面接確約スカウトを待つのも有効な戦略です(よくマイクロソフトはこちらの2つのサイトで面接確約スカウトをしています。中の人にも1度スカウトが来ました)
マイクロソフトのような世界を代表する外資系企業は、採用を意思決定する幹部社員になるほど外国人が多く、そして採用要件も「語学力」が必須となる企業が多いです。その影響もあり、リクルートやDODAなどの日系大手エージェントではなく、LinkedInやJACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、エンワールド・ジャパンなどに代表される「外資系に強い転職サイト・転職エージェント」を好んで使用する傾向があります。そのため上記に挙げた4サービスはまず登録しておくとよいでしょう。
またビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でマイクロソフトから直接スカウトされ、書類選考免除になるチャンスを狙うことも有効です。近年ではマイクロソフトもビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで何度も公募やスカウトをするようになりました。中の人も過去に一度マイクロソフトからスカウトを受けたことがあります。マイクロソフトへの転職を狙っている方はこの2つのサイトも登録しておくとよいでしょう。
詳しくは下記の記事の中で、外資系企業の選考に強い転職サイト・転職エージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
◆総合商社
◆戦略コンサルティングファーム
◆総合コンサルティングファーム
◆シンクタンクファーム
◆デベロッパー
◆広告代理店
◆証券・銀行
◆保険
◆外資系
◆インターネット・通信・情報・ゲーム
◆ゼネコン・住宅
◆医薬品
◆インフラ・海運
◆空港・旅行・交通・放送
◆メーカー・その他
◆業界別平均年収、年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件
◆業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェント