- NTTデータで年収1,000万円に到達できる確率
- NTTデータの平均年収・年収偏差値
- NTTデータの役職・年齢別の推定年収
- NTTデータの主な福利厚生
- NTTデータの初任給
- NTTデータに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
NTTデータで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
90% |
34~43歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はNTTデータの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、NTTデータに入社できれば非常に高い確率で1,000万円を超えます。年収1,000万円に到達する時期としては、管理職である課長に昇格するタイミングです。最短昇進組だと34~35歳ごろ、平均では37~43歳ごろに課長に昇進します。課長に昇進できなくとも、年功序列的な昇給制度により40代には年収1,000万円に到達するでしょう。
外資系企業のような飛び級昇給はありませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を達成したい方は、NTTデータへの入社は本気で検討するとよいと思います。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
NTTデータの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
NTTデータ(全職種) |
828万円 |
79.3 |
NTTデータ(30歳時点) |
推定800万円 |
94.7 |
NTTデータ(40歳時点) |
推定1,100万円 |
84.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
NTTデータは有価証券報告書によると平均年収は828万円/平均年齢38.7歳と発表されています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定800万円、40歳時点の平均年収は推定1.100万円程度と予測されます。加えてNTTデータは福利厚生(住宅補助費、休暇制度、退職金など)がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:NTTデータの年収偏差値チェッカー算定結果
NTTデータの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~ |
500万円~650万円 |
主任 |
26歳~28歳 |
650万円〜800万円 |
課長代理 |
30歳~34歳 |
800万円〜1,050万円 |
課長 |
33歳~42歳 |
1,000万円〜1,300万円 |
部長 |
38歳~ |
1,250万円〜1,500万円 |
統括部長 |
45歳~ |
1,400万円〜1,500万円 |
事業部長 |
50歳~ |
1,600万円〜2,000万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがNTTデータの年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、ほぼ完全な年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。人事評価制度として半期ごとに行われる職務遂行度評価に応じて昇給が決まります。下期と上期の職務遂行度評価から総合評価を決定して、翌年度の4月の昇給に反映される制度です。原則、毎年年収は増額されていきます。
新卒1年目の年収は400~450万円程度です。しかしここから毎年50万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収800万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収1,000万円位に到達するのが一般的なようです。30代以降は20代と比べて緩やかな上昇ペースになりますが、年収は年功序列で確実に上昇します。
管理職である課長に昇格するのは最短だと入社後11年目以降の33歳前後、通常だと37~42歳ぐらいの任用が多いようです。課長になると年収1,000万円の大台にたどり着きます。この課長に昇格できるかどうかが昇進の分かれ目になるようで、課長に昇進できない社員も少なくないようです。ただし課長代理のままでも40代になればいずれ年収1,000万円には到達できるようです
課長に昇進した後は、部長は40歳前後、統括部長は45歳前後、事業部長は50歳過ぎに昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収1,250~1,500万円程度、統括部長になると年収1,500万円~1,500万円程度、事業部長になると年収1,500万円を超えて、年収2,000万円の大台に到達できる可能性がみえてきます。
賞与に関しては、年俸の14分の1がそれぞれ年2回(6月と12月)に賞与として支給されます。人事評価制度として半期ごとに行われる収益貢献度評価に応じて、基本賞与額が決定します。
NTTデータの主な福利厚生
NTTデータは福利厚生が非常に充実しています。特に手厚いのは「住宅補助費」です。そのほかの「休暇制度」や「社会保障制度」などの福利厚生も充実しており、日系企業では最高水準です。
充実した住宅補助費
NTTデータの「住宅補助費」は手厚いことが特徴です。入社後3ヶ月までに住居の契約を開始した場合、まず「自立支援一時金20万円」の支給対象となります。続けて独身者へは毎月4万円支給されます。独身者の場合は、入社3年目終わりまで住宅補助が毎月4万円、自立支援金2万円が支給されます。結婚後も住宅補助が毎月7万円が支給されます。NTTデータは基本給も比較的高めですが、さらに住宅補助が手厚いので生活に困ることはないでしょう。
様々な休暇制度
NTTデータの「休暇制度」は充実しています。4月1日に入社後、2カ月の試用期間を経て、6月1日に10日間の年次有給休暇が付与されます。グループの基準に基づき、次年度以降は毎年20日の年次有給休暇が付与されているようです。夏季休暇・年末年始休暇・慶弔休暇など諸休暇のほか、自分の誕生日に1日間のMYDAY休暇、勤務年数5年ごとにライフプラン休暇が5日付与されます。MYDAY休暇は誕生日が休日の場合や業務都合により勤務が避けられない場合は、前後の営業日に休暇を振り替えることができます。また、育児休業制度や産前産後休暇、介護休業制度もあります。ライフイベントと両立して長期的に仕事ができる環境です。
充実した社会保険制度
NTTデータの「社会保険制度」は充実しています。NTT企業年金基金にも加入しており、国民年金と厚生年金にプラスして企業年金基金保険料を会社と本人とで積み立てることができます。また財形貯蓄制度もあり、毎月指定した金額を給与・賞与から天引きして、金融機関で積み立てられる制度もあります。
さらに退職金制度もあり、満3年以上勤務した社員に対して、退職時に一括で退職金を支給する制度もあり、もし途中で転職などで退職することになっても退職金が支給されます。
NTTデータの初任給
月収 |
年収 |
22万円 |
400~450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
NTTデータの初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。月給は22万円と一見そんなに高くないように見えますが、NTTデータは「福利厚生」が充実しています。給与体系は年功序列で毎年上昇していきます。課長職以上の管理職に昇格することで35~42歳で年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
NTTデータに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 「ハイクラス特化型転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑む。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、NTTデータからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
なぜならNTTデータのようなプライムベンダーの中途採用の選考倍率はとても高いからです。そのため、普通の転職エージェント経由で無対策で挑んでもかなり厳しい戦いになります。
だからNTTデータをはじめとしたトップ企業の選考対策に強いエージェント経由で挑むか、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うようにしましょう。
こちらの記事で私の転職経験談やNTTデータに転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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