- JTで年収1,000万円に到達できる確率
- JTの役職・年齢別の推定年収
- JTの役職・年齢別の推定年収
- JTの主な福利厚生
- JTの初任給
- JTに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
JTで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
30% |
36~40歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はJTの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、JTに入社できれば2人に1人は年収1,000万円を超えます。年収1,000万円に到達する時期は、管理職である課長に昇格するタイミングです。平均では新卒入社18年目以降の40~44歳ごろに課長に昇進します。
外資系企業のような飛び級昇給はありませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を達成したい方は、JTへの入社は検討するとよいと思います。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
JTの役職・年齢別の推定年収
平均年収 |
年収偏差値 |
|
JT(全職種) |
830万円 |
71.2 |
JT(総合職) |
推定900万円~1,100万円 |
82.4 |
JT(30歳時点) |
推定700万円~800万円 |
89.4 |
JT(40歳時点) |
推定900万円~1,100万円 |
84.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
JTは有価証券報告書によると平均年収は830万円/平均年齢43.2歳と発表されています。ただし、これは総合職以外の全職種による平均年収です。当サイトの独自調査によると総合職の場合は、推定900~1,100万円が推測します。
年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定750万円、40歳時点の平均年収は推定1,000万円程度と予測されます。加えてJTは福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:JTの年収偏差値チェッカー算定結果
JTの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~25歳 |
400万円~700万円 |
主任 |
26歳~30歳 |
700万円〜800万円 |
課長代理 |
31歳~35歳 |
800万円~900万円 |
課長 |
36歳~40歳 |
900万円~1,000万円 |
次長 |
40歳~44歳 |
1,100万円〜1,400万円 |
副部長 |
40歳~44歳 |
1,500万円~1,600万円 |
部長 |
45歳~ |
1,800万円〜2,000万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがJTの年齢別・役職別の推定年収です。
入社5年目ぐらいまでは年次で昇格していきます。その後も毎年昇給はありますが、大きく昇給するにめには役職に付く事が求められます。半期毎に上司とOJT面談があり、その評価によって昇給昇格が決定していきます。横一線に昇給していくという制度でもなく成果が反映される評価制度です。また学歴重視で東大卒など学歴の高い社員ほど評価されやすい傾向もあるようです。
新卒1年目の年収は400~500万円程度です。しかしここから毎年40~50万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収750万円位になります。そして30代中盤から40歳くらいで年収900万円位になるのが一般的なようです。
管理職である課長に昇格するのは最短だと新卒入社13年目以降の36歳前後、通常だと36~40歳ぐらいの任用が多いようです。
課長になると年収900~1,000万円前後になり、年収1,000万円の大台に到達します。一方で管理職に昇格するのは4~5人のうち1人と言われており、課長職以上に昇格できなければ年収800~900万円台で頭打ちになる可能性があります。
課長の次は、副部長に40歳以降で昇格し、年収は1,500~1,600万になります。その後は
管理職である課長に昇格するのは最短だと新卒入社13年目以降の36歳前後、通常だと36~40歳ぐらいの任用が多いようです。課長になると年収900~1,000万円前後になり、年収1,000万円の大台に到達します。一方で管理職に昇格するのは4~5人のうち1人と言われており、課長職以上に昇格できなければ年収800~900万円台で頭打ちになる可能性があります。
課長の次は、副部長に40歳以降で昇格し、年収は1,500~1,600万になります。その後は部長で年収1,800万円~2,000万円となり年収2.000万円台の到達しますが、副部長以上の昇格は実力主義である上で狭き門である事を留意しましょう。
賞与は、年に2回(6月、12月)に支給されます。賞与支給額は、半期・年度の評価により決定します。会社の業績と個人の業績が重視される制度で、個人の成果も問われるので人により支給額は異なりますが、年間で月収の6か月分が基準となるようです。
JTの主な福利厚生
JTには色々と手厚い制度がありますが、特徴的なのは自社グループ内に「健康保険組合」があり社員の生活保障制度が充実しています。また「住宅補助」も充実しており、社員が働く上で柔軟な環境があります。
充実した生活保障制度
JTの生活保障制度は充実しています。様々な福利厚生がありますが「JT健康保険組合」という健康保険組合もグループで抱えているため、手厚い保障を受けることが可能です。また保養施設もあり会社所有の宿泊施設(箱根、和歌山)のほか、全国各地の契約保養施設を利用可能です。コナミスポーツ、ルネサンスなど全国各地のスポーツ施設についても会社として契約しており利用可能です。
豊富な住宅支援制度
JTは「住宅補助」が受けられるのも魅力です。独身者は独身寮に無料に住むことができます。結婚後も転勤者用住宅に住むことが可能で、社宅には入らない人へは「住宅加算手当」もあります。自家取得者と借家入居者で、世帯主である社員に対して、地域・年齢・家族形態に応じて支給されます。
JTの初任給
月収 |
年収 |
22万円 |
418万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
JTの初任給は一般的な企業の平均年収より少し高いぐらいになります。月給は22万円と一見高くないように見えますが、JTは賞与が平均7か月分が支給されるため、年収換算ではやや高めといえるでしょう。加えて「福利厚生」が充実していますので、額面以上の待遇を得ることができるでしょう。年功序列型の給与体系であるため年収は毎年上昇していきます。管理職である課長に昇進することで40歳過ぎに年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
JTに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはJTと取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、JTからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
JTは歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもJTの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではJTのような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やJTなどトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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