- KPMGコンサルティングで年収1,000万円に到達できる確率
- KPMGコンサルティングの平均年収・年収偏差値
- KPMGコンサルティングの役職・年齢別の推定年収
- KPMGコンサルティングの主な福利厚生
- KPMGコンサルティングの初任給
- KPMGコンサルティングに転職するには？おすすめの転職エージェント・転職サイトは？
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
KPMGコンサルティングで年収1,000万円に到達できる確率
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到達できる確率（予測） |
到達時期 |
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90% |
30～32歳 |
（当サイト独自調査結果を基に作成）
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はKPMGコンサルティングの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、KPMGコンサルティングは年齢に関係なく実力主義で年収が決まるため、順調に生き残ることができれば30代前半で年収1,000万円に到達するでしょう。
KPMGコンサルティングは、年俸制を採用しています。大学の新卒で入社したとすると、初年度から年収500万円をもらえるのは大きな利点でしょう。最短では30歳～32歳でマネージャー職に就き1,000万円を超えることができます。そしてシニアマネージャーにあがると、年収は1,300～1,600万円程度になります。
なおKPMGコンサルティングに転職するときは、リクルートやDODAのような大手エージェントはあまりオススメではありません。
なぜなら「ケース面接」などコンサル特有の選考についての対策ノウハウがないからです（もしコンサル転職でこれらを薦めているサイトがあったとしたら、それは無知かアフィリエイト目的ですね）。
中の人としてはアクシスコンサルティング
やアサイン、コンコードエグゼクティブグループのようなコンサル特有の選考である「ケース面接」の対策を徹底的にしてくれる「コンサル特化型転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。
「KPMGの選考対策のコツ」「KPMGの転職に強いエージェント」「KPMGの転職に実はあまり強くないエージェント」についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
本日は4大総合コンサルティングファーム（BIG4）に位置づけられるKPMGコンサルティングの年収について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員（CxO）です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter：就活サイトの中の人
twitter：転職サイトの中の人
KPMGコンサルティングの平均年収・年収偏差値
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平均年収 |
年収偏差値 |
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KPMGコンサルティング（コンサルタント職） |
推定1,000～1,200万円 |
137.1 |
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KPMGコンサルティング（30歳時点） |
推定900～1,100万円 |
116.2 |
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KPMGコンサルティング（40歳時点） |
推定1,300～1,500万円 |
133.6 |
（有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成）
当サイトの独自調査結果では、KPMGコンサルティングの平均年収は1,000～1,200万円程度/平均年齢30代前半と推定しています。
年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定1,000万円前後、40歳時点の平均年収は推定1,400万円前後と予測されます。加えてKPMGコンサルティングは一定の福利厚生が充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考：KPMGコンサルティングの年収偏差値チェッカー算定結果
KPMGコンサルティングの役職・年齢別の推定年収
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役職名（目安） |
年齢（目安） |
給与（推定） |
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ビジネスアナリスト |
1年目～3年目 |
570万円～650万円 |
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コンサルタント |
3年目～5年目 |
700万円～900万円 |
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シニアコンサルタント |
5年目～7年目 |
900万円～1,100万円 |
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マネージャー |
7年目～9年目 |
1,000万円〜1,300万円 |
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シニアマネージャー |
9年目～実力次第 |
1,300万円～1,600万円 |
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ディレクター |
13年目～実力次第 |
1,800万円～2,300万円 |
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パートナー |
15年目～実力次第 |
2,000万円～ |
（当サイト独自調査結果により作成）
こちらがKPMGコンサルティングの年齢別・役職別の推定年収です。なお、KPMGコンサルティングは実力主義により年収が決まるので、年齢ではなく入社年次を目安に推定年収を算出しました。
基本給はキャリアレベルによって決められています。コンサルタント職で入社の場合は、新卒入社の場合は年俸570万円前後からのスタートとなります。
通常では3年目～5年目にコンサルタントに昇格します。昇格すると大体年収は700～900万円程度になります。そして7～9年目にマネージャーに昇格します。
マネージャーになると年収1,000万円に確実に到達します。新卒入社の場合は30代前半で年収1,000万円を達成できるという訳です。
シニアマネージャーになると年収1,300～1,600万円になります。そしてディレクターまで昇格すると年収2,000万円の大台に到達できる可能性があります。ディレクターは最短では30代後半でようやく到達しているようです。
昇給のチャンスは年2回あります。業績や個人の成果次第でインセンティンブが付与されるチャンスもあります。クラス（職位）が変動すれば大きく年俸が上がることが特徴です。但し外資系ということもあり完全な成果主義なので、長く在籍したら年収があがるわけではありません。
また2019年から各職位の最低勤続年数が撤廃されました。そのため、実力主義の昇格がよりドラスティックに行われるようになったようです。マネージャー・シニアマネージャーまではスピードの差はありながら上がれる社員がいますが、ディレクターへの昇格は狭き門となっているようです。
なお、案件の営業目標は、KPMGの場合だとマネージャー以上になると徐々に課されるようです。他のBIG4の場合だと営業目標はシニアマネージャー以上で課されるケースが普通だと思います。KPMGは日本でのファームの歴史が浅い分、営業活動をファーム全体でより重視しているのかもしれません。
KPMGコンサルティングの主な福利厚生
KPMGコンサルティングには色々と手厚い制度がありますが、特に特徴的なのは「充実したワークライフバランス制度」「社員のプライべートを支える福利厚生制度」です。
充実したワークライフバランス制度
KPMGコンサルティングは、健康保険や厚生年金、雇用保険、労災保険といった各種社会保険は完備しています。また公認会計士企業年金基金にも加入しています。退職金制度もあり在籍2年以上の場合は退職時に支給されます。
またKPMGコンサルティングは基本的に働き方は自由です。プロジェクト繁忙期には業務が忙しくなる時もありますがコンサルタントが働き方を調整しながら仕事ができる環境です。オフィスも20時前後にはほぼ人が残っていないようです。
コンサル業界というと激務というイメージを持つ人もいると思いますが、KPMGコンサルティングは生活保障制度が充実している上に多様で柔軟な働き方ができます。
社員のプライベートを支える様々な福利厚生制度
KPMGコンサルティングは、同グループが運営しているカフェテリアプランが充実しています。社員には年間65,000円分のカフェテリアプランが社員が自由に使える福利厚生として付与されます。
また他にも東京事務所内には30分500円で利用できるマッサージルームや各種サークル・クラブ活動の社内制度もあります。
KPMGコンサルティングの初任給
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月収 |
年収 |
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39万円 |
570～590万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
KPMGコンサルティングの学卒の場合の初任給は、標準年収額570万円と一般企業の初任給と比べても高めに設定されています。
そして「福利厚生」も充実していることが特徴です。給与体系は実力主義で昇給はクラス（職位）の昇格が必須です。マネージャーに昇格することで年収1,000万円に到達します。基本的には入社してクラスを昇格することで安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
KPMGコンサルティングに転職するには？おすすめの転職エージェント・転職サイトは？
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- アクシスコンサルティング
やアサイン、コンコードエグゼクティブグループに代表される、コンサル特有の選考である"ケース面接"の対策ができる「コンサル業界特化型転職エージェント」に相談して挑むのがセオリーです。
- 直接受ける場合でも、まずは
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
に登録し、KPMGからのスカウトされてから受けましょう。（※なぜならスカウト経由だとKPMGは書類選考免除になります。中の人も過去にKPMGからビズリーチでスカウトを受けています。）
KPMGやアクセンチュアを代表とする大手外資系コンサルは、近年では年間数百人単位で中途採用をするようになり、昔よりいくらか易化しました。
中途では学歴より実力を重視しているため、日東駒専・大東亜帝国レベルの大学出身者でも今なら職歴次第で内定が出ています。
とはいえ、"ケース面接"に代表されるような特殊な選考を行うこともあり、選考倍率は依然高めです。
そのため日本で外資系コンサルを受けるときは、総合コンサルの転職決定実績では国内トップのアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのような「外資系コンサルの選考に強い転職エージェント」経由で受けることがセオリーです。
一方で実はリクルートやDODAのような大手エージェントはコンサルティングファームの選考対策ノウハウは全く持っていません。だから知名度だけで大手エージェント経由で受けると後悔することになるでしょう。
また直接受けるにしても、せめてビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
でスカウトを受け、書類選考免除になってから受けたほうがよいでしょう。なぜならKPMGは
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
でスカウトを積極的に行っているからです。
詳しくは下記の記事で「KPMGの選考に強いエージェント」「元社員に聞くKPMGの選考対策方法」を紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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