- キャノンで年収1,000万円に到達できる確率
- キャノンの平均年収・年収偏差値
- キャノンの役職・年齢別の推定年収
- キャノンの主な福利厚生
- キャノンの初任給
- キャノンに転職するには？おすすめの転職エージェント・転職サイトは？
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
キャノンで年収1,000万円に到達できる確率
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到達できる確率（予測） |
到達時期 |
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30% |
35～40歳 |
（当サイト独自調査結果を基に作成）
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、キャノンは「グレード制」という実力主義的な人事制度を採用しているため、年収600万円まではやや年功序列的に上昇していきますが、そのあとの年収上昇スピードは個々人の成果に比例します。そのため、実力がある社員は30代後半で年収1,000万円に到達する可能性がありますが、一方で実力に満たない社員の場合は年収1,000万円に到達しない可能性があります。
とはいえ、比較的年収が高い会社であるため、入社すれば年収1,000万円に到達する可能性があります。年収1,000万円を目指す方にとってはキャノンへの入社は良い選択肢の一つといえるでしょう。今日はその理由について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員（CxO）です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter：就活サイトの中の人
twitter：転職サイトの中の人
キャノンの平均年収・年収偏差値
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平均年収 |
年収偏差値 |
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キャノン（全職種） |
830万円 |
65.9 |
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キャノン（総合職） |
推定600～1,400万円 |
81.9 |
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キャノン（30歳時点） |
推定600～800万円 |
89.4 |
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キャノン（40歳時点） |
推定600～1,200万円 |
81.3 |
（有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成）
キャノンは有価証券報告書によると平均年収は830万円/平均年齢48.1歳と発表されています。ただし、これは総合職以外の全職種による平均年収です。当サイトの独自調査によると、総合職だけの平均年収は推定600～1,400万円程度と推測します。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定700万円、40歳時点の平均年収は推定900万円弱と予測します。加えてキャノンは福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考：キャノンの年収偏差値チェッカー算定結果
キャノンの役職・年齢別の推定年収
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役職名（目安） |
年齢（目安） |
給与（推定） |
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G1 |
22歳～24歳 |
350万円～500万円 |
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G2 |
25歳～27歳 |
500万円～600万円 |
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G3 |
28歳～33歳 |
700万円〜900万円 |
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G4（主任、課長代理） |
34歳～37歳 |
850万円～1,000万円 |
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課長 |
38歳～45歳 |
1,000万円～1,200万円 |
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部長 |
40歳～49歳 |
1,200万円～1,400万円 |
（当サイト独自調査結果により作成）
こちらがキャノンの年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、グレード昇格により年収が上昇する実力主義の給与体系であることです。グレードごとに大まかな給与が決まっており、昇給は試験に合格してグレードを上げる必要があります。特にG3の昇格試験は難易度が高く合格率は10％から30％で、試験に合格できずに50代でもG2のままの社員もいると言われています。人事評価制度としては上長と担当業務について摺り合わせを行って年末に内容の達成度で評価される制度です。
新卒1年目の年収は300～400万円程度です。ここから昇格試験に合格をしてグレード昇格した場合は30歳前後で年収700万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収900万円位に到達するのが一般的なようです。グレード昇格試験に合格することで年収は確実に上昇します。
管理職である課長に昇格するのは最短だと新卒入社15年目以降の38歳前後の任用が多いようです。課長になると年収1,000万円の大台に到達します。このマネージャーに昇格できるかどうかが今後の年収を決定する分かれ目になるようで、課長に昇進できない社員も多く、昇進するのは狭き門です。課長になると、年収1,000～1,200万円程度になります。
そして課長から部長へは40歳以降に昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収1,200～1,400万円程度に到達します。
賞与に関しては、年2回（6月と12月）に賞与として支給されます。グレード支給額、個人業績賞与加算分、会社業績加算分の足し算で賞与額が決定します。賞与額に関してはおおよそ毎月の給与の3か月分から4か月分となります。
キャノンの主な福利厚生
キャノンには色々と手厚い制度がありますが、特徴的なのは社員の生活を支える「生活保障制度」が充実しています。また自社グループ内に「健康保険組合」があることも特徴です。
充実した生活保障制度
財産形成と生活保障、健康支援の3つの軸で、社員の福利厚生を支えています。「財形貯蓄」は、財財形財蓄制度と従業員持株会があります。積立年金や住宅融資制度もあり、毎月定額を給与天引きで貯蓄ができるため、計画的な財産形成が可能です。社員への健康支援として体育館・プール・テニスコートなどの運動施設を利用することも可能です。
また入社後に自宅からの通勤が困難な勤務地へ異動する場合は、引越代の会社負担、赴任手当、赴任旅費に加えて転勤時支度金（独身者90万円、家族帯同者180万円）が支給されます。
社員の健康を支える様々な福利厚生制度
キャノンは様々な福利厚生があります。「キャノン健康保険組合」という健康保険組合もグループで抱えているため、手厚い保障を受けることが可能です。具体的には箱根、湯河原、熱海にある会社の保養所が利用できます。また、法定の健康診断に加えて早期発見が重要となる「がん」や配偶者が受診する健康診断への費用補助もあります。社員の健康面をグループ組合の制度で支えています。
キャノンの初任給
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月収 |
年収 |
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22万円 |
300～400万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
キャノンの初任給は一般的な企業の平均年収程度なります。月給は22万円と一見高くないように見えますが、キャノンは「福利厚生」が充実しています。給与体系は実力主義で昇給はグレード昇格が必須です。管理職である課長に昇格することで年収1,000万円に到達します。基本的には入社してグレードを昇格することで安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
キャノンに転職するには？おすすめの転職エージェント・転職サイトは？
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはキャノンは取引していないため、「リクルートエージェント
」「doda」「
JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
に登録し、キャノンからのスカウトを待つ（※スカウト経由だと書類選考免除になります。）
キャノンは歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもキャノンの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「
JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではキャノンのような日系大手企業も
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
で積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やキャノンなどトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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