- 森ビルで年収1,000万円に到達できる確率
- 森ビルの平均年収・年収偏差値
- 森ビルの役職・年齢別の推定年収
- 森ビルの主な福利厚生
- 森ビルの初任給
- 森ビルに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
森ビルで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
80% |
35~40歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。
今回は森ビルの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、森ビルに入社すると30歳後半から40歳にかけて、80%の確率で年収1,000万円に到達します。
他の大手不動産デベロッパーと比較すると、年収の伸びは緩やかであるものの、勤続年数の積み重ねと、課長以上の役職が付くことで年収1,000万円に到達できるでしょう。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
森ビルの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
森ビル(全職種) |
889万円 |
74.7 |
森ビル(総合職) |
推定1,075~1,20万円 |
75.4 |
森ビル(30歳時点) |
推定650~750万円 |
84.0 |
森ビル(40歳時点) |
推定1,000~1,100万円 |
88.3 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
森ビルの有価証券報告書(2020年度)によると、平均年収は889万円/平均年齢43.1歳と発表されています。
ただしこの年収は、契約社員やビルマネジメント職を含めた平均年収です。当サイトによる独自調査結果では、総合職のみの平均年収は推定1,075~1,205万円程度とが予想されます。
また、年収を年齢別に見ると、30歳時点の平均年収は推定650〜750万円程度、40歳時点の平均年収は推定1,000〜1,100万円程度と予想され、40歳前後で年収1,000万円を突破するでしょう。
森ビルは、年功序列的な要素が強いため、勤続年数に比例する形で役職や年収がアップしていきます。
参考:森ビルの年収偏差値チェッカー算定結果
森ビルの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳〜 |
400万円~550万円 |
主任 |
28歳〜 |
600万円〜750万円 |
課長 |
35歳〜 |
1,000万円〜1,250万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
次に、森ビルの役職・年齢別の推定年収について見ていきましょう。森ビルの年収は、基本給に加えて半年に一度の賞与、残業代や福利厚生を含めた合計からなります。
景気により昇給は左右されるものの、年功序列的な要素が強く、毎年1万円ずつ基本給のベースアップが行われます。入社直後から入社5年目までは定期的に昇給していき、入社6年目以降、主任などの役職が付くことで、一気に給与が上がり、年収700万円に到達します。
それ以降も、昇給は継続的に行われ、30歳代後半から40歳前後に課長に昇格する形で、もう一段の給与アップがあります。
課長に上がるタイミングで基本給のベースアップと役職が付くことによる昇給がありmで年収1,000万円に到達します。
年収1,000万円に到達するのは課長となる40歳前後となりますが、課長以上の役職が付くまでは残業代が付きます。そのため、残業代を含めると課長に昇格する前の35歳前後で、年収1,000万円に到達することも可能です。
人事評価は、半期に一度、各部署の所属長との面談によって行われます。面談の内容としては、自己評価と目標管理シートを作成した上で、目標やフィードバックを所属長と共有する形になります。
評価はA〜付けられ、評価軸は業績評価と能力評価、バリュー評価の総合点で決定します。評価の差は年次が上がるにつれて、少しずつ広がっていくようです。評価の高さが給与や昇格にあまり影響しないことから、評価が低くならないことが何よりも重要だと言えるでしょう。
森ビルの主な福利厚生
森ビルには色々と手厚い制度がありますが、特徴的なのは自社グループ内に「健康保険組合」があり社員の生活保障制度が充実しています。また「住宅補助」も充実しており、社員が働く上で柔軟な環境があります。
充実した生活保障制度
森ビルの生活保障制度は充実しています。様々な福利厚生がありますが「森ビル健康保険組合」という健康保険組合もグループで抱えているため、手厚い保障を受けることが可能です。また保養施設もあり会社所有の宿泊施設(箱根、和歌山)のほか、全国各地の契約保養施設を利用可能です。コナミスポーツ、ルネサンスなど全国各地のスポーツ施設についても会社として契約しており利用可能です。
豊富な住宅支援制度
森ビルは「住宅補助」が受けられるのも魅力です。独身者は独身寮に無料に住むことができます。結婚後も転勤者用住宅に住むことが可能で、社宅には入らない人へは「住宅加算手当」もあります。自家取得者と借家入居者で、世帯主である社員に対して、地域・年齢・家族形態に応じて支給されます。
森ビルの初任給
月収 |
年収 |
22万円 |
418万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
森ビルの初任給は一般的な企業の平均年収より少し高いぐらいになります。月給は22万円と一見高くないように見えますが、森ビルは賞与が平均7か月分が支給されるため、年収換算ではやや高めといえるでしょう。加えて「福利厚生」が充実していますので、額面以上の待遇を得ることができるでしょう。年功序列型の給与体系であるため年収は毎年上昇していきます。管理職である課長に昇進することで40歳過ぎに年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
森ビルに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントは森ビルと取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、森ビルからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
森ビルは歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談しても森ビルの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近では森ビルのような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談や森ビルなどトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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