- 大日本印刷(DNP)で年収1,000万円に到達できる確率
- 大日本印刷(DNP)の平均年収・年収偏差値
- 大日本印刷(DNP)の役職・年齢別の推定年収
- 大日本印刷(DNP)の主な福利厚生
- 大日本印刷の初任給
- 大日本印刷に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
大日本印刷(DNP)で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
25% |
40~49歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回は大日本印刷(DNP)の年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、大日本印刷(DNP)に総合職で入社できれば1,000万円を超える可能性があります。年収1,000万円に到達する時期としては、管理職である部長に昇格するタイミングです。最速で新卒入社17年目以降の40歳以降、平均的には40歳~49歳に部長に昇進します
外資系企業のような飛び級昇給はありませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を達成したい方は、大日本印刷(DNP)への入社は一つの選択肢となるでしょう。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
大日本印刷(DNP)の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
大日本印刷(DNP)(全職種) |
726万円 |
63.9 |
大日本印刷(DNP)(総合職) |
推定800万円~1,000万円 |
76.1 |
大日本印刷(DNP)(30歳時点) |
推定450万円~550万円 |
62.6 |
大日本印刷(DNP)(40歳時点) |
推定750万円~950万円 |
74.3 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
大日本印刷(DNP)は有価証券報告書によると平均年収は726万円/平均年齢42.2歳と発表されています。ただし、これは工場勤務など総合職以外の全職種による平均年収です。当サイトの独自調査によると総合職の平均年収は推定800万円~1,000万円程度と推測します。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定500万円、40歳時点の平均年収は推定850万円程度と予測されます。加えて大日本印刷(DNP)は福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:大日本印刷の年収偏差値チェッカー算定結果
大日本印刷(DNP)の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
一般職 |
22歳~32歳 |
400万円~550万円 |
上級職 |
33歳 |
650万円~850万円 |
課長 |
35歳~44歳 |
850万円〜950万円 |
部長 |
40歳~49歳 |
1,000万円~1,100万円 |
本部長 |
45歳~54歳 |
1,100万円~1,300万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらが大日本印刷(DNP)の年齢別・役職別の推定年収です。
特徴的なことは、等級で給与が決定しますが基本的には年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。昇進へは一切試験がなく目標達成度合と行動評価の二点で決定します。評価制度は、年1回上司と面談して目標達成度で評価されます。一方で昇給額の変動は若干で、新卒9~10年目まではほぼ横一線で昇給していきます。
新卒1年目の年収は350~450万円程度です。大日本印刷(DNP)では非管理職は一般職と上級職でわかれており、新卒入社から9年目までは一般職で給与伸びしろは大きくありません。30歳で年収500万円程度と推定します。その後、新卒入社10年目の33歳ごろに上級職へ昇進します。一般的に総合職で入社した場合は上級職へはほぼ全員が昇進する事ができます。年収は650~850万円程度です。
管理職である課長に昇格するのは最短だと新卒入社12年目以降の35歳前後、通常だと35~44歳ぐらいの任用が多いようです。課長になると年収850~950万円前後になります。課長職へ昇進した組を含めて40歳の年収は850万円程度と推定します。課長職への昇進は実力が伴う事を留意しましょう。
課長に昇進した後は、最速で40歳以降、平均で40歳から49歳で部長昇進します。部長になると年収1,000万円~1,100万円となり、年収1,000万円の大台を突破します。さらにその上の本部長は1,100万円~1,300万円です。部長以上への管理職への昇進は狭き門である事を留意しましょう。
賞与に関しては、6月と12月の年に2回あります。賞与支給額は基本給の1.5~2カ月分です。賞与も年収同様に年功序列で上昇していきますが、業績達成度合いに応じて数千円から数万円が支給があるようです。
大日本印刷(DNP)の主な福利厚生
大日本印刷(DNP)は、福利厚生面では非常に充実している企業となります。利用可能なリゾート施設やスポーツ施設が多いことや、メンタル面をサポートする相談室があることも特徴ではありますが、その中でも「子育て制度の充実」「働き方の多様性が認められている」ことは大きな魅力でしょう。
子育て制度の充実
子育てに関する制度は、大きく分けて「産休制度」と「育児制度」の2つがあります。産休制度では、子供を出産する8週間前からと、子供を出産してから8週間の間、休暇を取得することができます。また別途で、妊娠休暇も月4回取得が可能です。
さらに育児制度では、子供が2歳になるまでの間は育児休業をすることが可能です。育児休業から戻った際は、子供を保育施設に預ける際に金銭面で補助をしてもらえる「保育施設利用料補助制度」、安心して職場に復帰できる「職場復帰プログラム」、子供の学校の時間に合わせて働くことができる「育児短時間勤務」など、長期的に子育ての面でサポートをしてもらえるような制度が整っています。
働き方の多様性が認められている
短時間勤務制度、在宅勤務制度、フレックス制度の導入をしています。育児や介護の必要がある人には短時間勤務制度が認められているため、家庭を尊重しながら勤務をすることが可能です。
さらにはコアタイムなしの、フレックス勤務制も利用をすることができます。ただし職種や職場によって適用する際の始業時間や就業時間、細かい仕組みの違いなどがあるため、入社前には事前に確認しておくことが必要でしょう。
大日本印刷の初任給
月収 |
年収 |
22万円 |
350~400万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
大日本印刷(DNP)の初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。月給は22万円と一見そんなに高くないように見えますが、大日本印刷(DNP)は「福利厚生」が充実しています。給与体系は年功序列で毎年上昇していきます。課長職以上の管理職に昇格することで45~54歳で年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
大日本印刷に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントは大日本印刷は取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチに登録し、大日本印刷からのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
大日本印刷は歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談しても大日本印刷の案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチ経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではJALのような日系大手企業もビズリーチで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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