- 三菱電機で年収1,000万円に到達できる確率
- 三菱電機の平均年収・年収偏差値
- 三菱電機の役職・年齢別の推定年収
- 三菱電機の主な福利厚生
- 三菱電機の初任給
- 三菱電機に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
三菱電機で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
75% |
40~44歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回は三菱電機の年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、三菱電機に入社できれば年収1,000万円を超える可能性があります。年収1,000万円に到達する時期としては、管理職である課長に昇格するタイミングです。平均では40~43歳ごろに課長に昇進します。一方で課長職以上の管理職に昇格できなかった場合は、年収1,000万円に届かない可能性がありますが、それでも定年までにギリギリ1,000万円に到達するようです。
外資のような早期の昇格は少ないですが安定的に年収が上昇することが特徴なので、安定的に年収1,000万円を達成したい方は、三菱電機への入社は一つの選択肢となるでしょう。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
三菱電機の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
三菱電機(全職種) |
807万円 |
79.3 |
三菱電機(30歳時点) |
推定600~700万円 |
94.7 |
三菱電機(40歳時点) |
推定900~1,000万円 |
84.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
三菱電機は有価証券報告書によると平均年収は807万円/平均年齢40.5歳と発表されています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定600万円、40歳時点の平均年収は推定900~1,000万円程度と予測されます。加えて三菱電機は福利厚生(家賃補助制度、生活保障、健康支援など)がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:三菱電機の年収偏差値チェッカー算定結果
三菱電機の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~33歳 |
400万円~700万円 |
主任 |
33歳~40歳 |
700万円〜1,000万円 |
課長 |
40歳~44歳 |
1,000万円〜1,300万円 |
部長 |
45歳~50歳 |
1,300万円〜1,600万円 |
所長 |
50歳~ |
1,600万円〜2,000万円 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらが三菱電機の年齢別・役職別の推定年収です。
特徴的なことは、完全な年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。人事評価制度としては、年度初に組織目標に基づく個人の役割・目標を所属上長と確認して、目標に対する成果に基づき評価がされる制度です。年度末に面談を通じて評価結果を確認したうえで査定が実施されます。原則、毎年年収は増額されていきます。
新卒1年目の年収は400~450万円程度です。しかしここから毎年20万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収600万円台に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収900万円台に到達するのが一般的なようです。緩やかな上昇ペースになりますが、年収は年功序列で確実に上昇します。
主任に昇格するのは最短だと入社後11年目以降の33歳前後です。昇進試験に合格する必要があります。課長になると年収1,000万円の大台にたどり着きます。この課長に昇格できるかどうかが年収1,000万円に到達できるかの分かれ目になりそうです。
課長に昇進した後は、部長は45歳前後、所長は50歳過ぎに昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収1,300~1,600万円程度、所長になると年収1,600万円を超えて、年収2,000万円の大台に到達できる可能性がみえてきます。
賞与に関しては、夏と冬の年2回(6月と12月)に賞与として支給されます。賞与は個人に対する評価と所属する事業本部の業績で賞与額が決定します。
三菱電機の主な福利厚生
三菱電機は福利厚生が非常に充実しています。特に手厚いのは「家賃補助制度」です。そのほかの「生活保障」や「休暇制度」などの福利厚生も充実しており、日系企業では最高水準です。
充実した家賃補助制度
三菱電機の「家賃補助制度」は手厚いことが特徴です。社内の制度として住宅融資制度があります。低金利での融資、借換えなどが可能です。自家用車の購入や子供の教育費用捻出のための、社内融資制度が利用できます。社員持家借上制度もあります。自家保有者が、転勤が発生した場合、提携するリロケーション業者を介して持家の賃貸借契約を締結して、家賃収入を得ることができる制度です。独身・単身赴任者向けに寮も整備されています。
充実した生活保障制度
財産形成と生活保障、健康支援の3つの軸で、社員の福利厚生を支えています。「財形貯蓄」は、一般財形、財形年金、財形住宅などの各種商品を準備しています。三菱電機グループ社員持株会もあり、計画的に会社からの奨励金を含めた金額で自社株式を購入できます。生活保障制度としては、三菱電機グループ社員だけの保険制度や各種保険(自動車保険、火災保険など)を社員へ提供しています。社員への健康支援として三菱電機保養所や優待パートナー施設、体育館・グラウンド・テニスコートなどの文化・体育施設を利用することも可能です。
充実した休暇制度
三菱電機は「休暇制度」も充実しています。各種休暇制度のほか、週4回まで自宅や会社施設、会社施設に準じる施設を利用できる在宅勤務制度、満30歳・40歳・50歳の節目の年に休暇を取得できるチャージ休暇制度などもあります。配偶者の海外転任先への随伴、自己研鑽、ボランティア活動を事由に、1ヵ月以上3年以内で休職することができるキャリア支援休職制度や育児・介護、医療治療などを理由に転居を伴う異動を一定期間対象外とする制度もあります。
三菱電機の初任給
月収 |
年収 |
21万円 |
400~450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
三菱電機の初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。月給は21万円と一見そんなに高くないように見えますが、三菱電機は「福利厚生」が充実しています。給与体系は年功序列で毎年上昇していきます。課長職以上の管理職に昇格することで40~44歳で年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
三菱電機に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントは三菱電機は取引していないため、「リクルートエージェント
」「
doda」「
JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
に登録し、三菱電機からのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
三菱電機は歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもの案三菱電機はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「
doda」「
JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近では三菱電機のような日系大手企業も
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
で積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談や、三菱電機などトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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