- JR西日本で年収1,000万円に到達できる確率
- JR西日本の平均年収・年収偏差値
- JR西日本の役職・年齢別の推定年収
- JR西日本の主な福利厚生
- JR西日本の初任給
- JR西日本に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
JR西日本で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
80% |
45~54歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はJR西日本の年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、JR西日本に総合職で入社できれば高い確率で1,000万円を超えます。年収1,000万円に到達する時期としては、管理職である課長に昇格するタイミングです。新卒入社20年目以降となりますが平均的には45~54歳頃に課長に昇進します。総合職で入社した場合は、課長クラスまでは昇進するのは一般的なようですのでやや時間はかかりますが年収1,000万円に達成できる可能性は高いと言えます。
外資系企業のような飛び級昇給はありませんが、安定的に年収が上昇することが特徴です。年収1,000万円を達成したい方は、JR西日本への入社は本気で検討するとよいと思います。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
JR西日本の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
JR西日本(全職種) |
737万円 |
61.2 |
JR西日本(総合職) |
推定700万円~900万円 |
70.8 |
JR西日本(30歳時点) |
推定500万円~700万円 |
73.3 |
JR西日本(40歳時点) |
推定700万円~900万円 |
70.8 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
JR西日本は有価証券報告書によると平均年収は662万円/平均年齢39.5歳と発表されています。但しこれはプロフェッショナル採用などを含めた全職種での平均年収です。当サイトの独自調査によると総合職の場合は、推定700~900万円が推測します。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定600万円、40歳時点の平均年収は推定800万円程度と予測されます。加えてJR西日本は福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:JR西日本の年収偏差値チェッカー算定結果
JR西日本の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~34歳 |
400万円~700万円 |
係長 |
35歳~44歳 |
700万円〜900万円 |
課長 |
45歳~54歳 |
1,000万円〜1,300万円 |
部長 |
50歳~ |
1,300万円〜 |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがJR西日本の年齢別・役職別の推定年収です。
特徴的なことは、基本的には年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。評価制度は存在していますが総合職採用の場合は基本的に横並びに給与は上昇していきます。目標管理制度を用いて年2回の面談を中心に評価が行われていますが、明確な判断基準は存在しないため、評価への納得感が薄い社員も一定数在籍しているようです。
新卒1年目の年収は350~450万円程度です。しかしここから毎年30万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収600万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収750万円位に到達するのが一般的なようです。30代以降も20代同様の安定した上昇ペースになりますが、年収は年功序列で確実に上昇します。
管理職である課長に昇格するのは最短だと入社後20年目以降の45歳前後、通常だと45~54歳ぐらいの任用が多いようです。
課長になると年収1,000~1,300万円前後になります。この課長に昇格できるかどうかが昇進の分かれ目になるようですが、総合職採用の場合は課長まで昇進する事が一般的なようですので、総合職で採用された場合は年収1,000万円に到達する可能性は高いと言えます。
課長に昇進した後は、50歳過ぎに部長昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収1,300万円以上となりますが、ここから先は実力が伴う事を留意しましょう。
賞与に関しては、6月と12月の年に2回あります。年功序列+年度毎のボーナス査定+同期間で成果によって賞与支給額は多少変動があるようですが基本給の5か月分が年間の平均賞与額の目安となります。
JR西日本の主な福利厚生
JR西日本には福利厚生が手厚く、働きやすい環境に定評があります。特徴的なものに「キャリアアップを支援する制度の充実」と「仕事と家庭の両立を支援する制度の充実」があります。
キャリアアップを支援する制度の充実
同社では、教育制度として幅広いのプログラムが用意されています。例を挙げると新入社員研修、営業・財務等のエキスパート育成プログラム、国内大学留学、海外大学留学などです。どの年代でもキャリアアップに必要な教育を受けることができます。
仕事と家庭の両立を支援する制度の充実
JR西日本では、独身寮や社宅の提供や、賃貸住宅の家賃補助制度など、生活の土台となる住居について不安なく生活していただくための制度を整えています。また財産形成の福利厚生として、結婚や住宅取得などのライフプランにあわせて、財産形成をバックアップする制度があります。給与やボーナスから貯蓄ができる「銀行提携預金」や「財形貯蓄制度」のほか、社員の住宅取得を促進するための融資制度も用意しています。
JR西日本の初任給
月収 |
年収 |
21万円 |
350~450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
JR西日本の初任給は一般的な企業より少し高めの年収となります。月給は21万円と一見そんなに高くないように見えますが、JR西日本は「福利厚生」が充実しています。給与体系は年功序列で毎年上昇していきます。課長職以上の管理職に昇格することで45~54歳で年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
JR西日本に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはJR西日本は取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、JR西日本からのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
JR西日本は歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもJR西日本の案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではJR西日本のような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
◆総合商社
◆戦略コンサルティングファーム
◆総合コンサルティングファーム
◆シンクタンクファーム
◆デベロッパー
◆広告代理店
◆証券・銀行
◆保険
◆外資系
◆インターネット・通信・情報・ゲーム
◆ゼネコン・住宅
◆医薬品
◆インフラ・海運
◆空港・旅行・交通・放送
◆メーカー・その他
◆業界別平均年収、年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件
◆業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェント