- NECで年収1,000万円に到達できる確率
- NECの平均年収・年収偏差値
- NECの役職・年齢別の推定年収
- NECの主な福利厚生
- NECの初任給
- NECに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
NECで年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
50% |
38~42歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回はNECの年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、NECに入社できれば年収1,000万円を超える可能性があります。年収1,000万円に到達する時期としては、マネージャーである課長に昇格するタイミングです。平均では38~42歳ごろにマネージャーに昇進します。一方でマネージャー以上の管理職に昇格できなかった場合は、年収1,000万円に届かない可能性があります。
NECは外資のような早期の昇格は少ないですが安定的に年収が上昇することが特徴なので、安定的に年収1,000万円を達成したい方は、NECへの入社は一つの選択肢となるでしょう。その理由について今日は詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
NECの平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
NEC(全職種) |
815万円 |
69.0 |
NEC(総合職) |
推定900~1,100万円 |
81.9 |
NEC(30歳時点) |
推定700~800万円 |
89.4 |
NEC(40歳時点) |
推定900~1,000万円 |
81.3 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
NECは有価証券報告書によると平均年収は815万円/平均年齢43.7歳と発表されています。ただし、これは総合職以外の全職種による平均年収です。当サイトの独自調査によると、総合職だけの平均年収は推定900~1,100万円程度と推測します。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定750万円、40歳時点の平均年収は推定950万円弱と予測します。加えてNECは福利厚生がとても充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:NECの年収偏差値チェッカー算定結果
NECの役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~28歳 |
350万円~700万円 |
主任 |
29歳~37歳 |
700万円〜900万円 |
マネージャー |
38歳~42歳 |
900万円〜1,100万円 |
部長 |
43歳~47歳 |
1,100万円〜1,500万円 |
事業部長 |
48歳~ |
1,500万円~ |
(当サイト独自調査結果により作成)
こちらがNECの年齢別・役職別の推定年収です。特徴的なことは、完全な年功序列で年収が上昇する給与体系であることです。評価制度は存在していますが、上司の評価により昇給や昇進が決定するようです。
新卒1年目の年収は350~450万円程度です。しかしここから毎年40~50万円ずつ年収が上がっていき、30歳前後で年収750万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収850万円位に到達するのが一般的なようです。30代以降は20代と比べて緩やかな上昇ペースになりますが、年収は年功序列で確実に上昇します。
基本的に総合職は主任までは全員昇格して年収900万円までは到達します。管理職であるマネージャーに昇格するのは最短だと新卒入社15年目以降の38歳前後の任用が多いようです。外部資格のほか昇進資格に合格する必要があります。マネージャーになると年収1,000万円の大台が見えてきます。このマネージャーに昇格できるかどうかが今後の年収を決定する分かれ目になるようで、マネージャーに昇進できない社員も多く、昇進するのは同期の大体50%程度のようです。マネージャーになると、年収900~1,100万円程度になります。
そしてマネージャーから部長に43歳前後に昇進するのが目安になると言われています。部長になると年収1,100~1,500万円程度に到達しますが、課長から部長に昇進するのは狭き門のようでマネージャーの15%程度のようです。部長から事業部長になると年収1500万円の大台を突破しますが、部長から事業部長への昇進率は15%程度と狭き門です。
賞与に関しては、年2回(6月と12月)に賞与として支給されます。給与における賞与が占める割合が大きいと言われています。賞与額に関してはおおよそ毎月の給与の3か月分となります。
NECの主な福利厚生
NECには色々と手厚い制度がありますが、特徴的なのは自社グループ内に「健康保険組合」があることです。また、社員の生活を支える「生活保障制度」も充実しています。
社員の健康を支える様々な福利厚生制度
NECは様々な福利厚生があります。「日本電気健康保険組合」という健康保険組合もグループで抱えているため、手厚い保障を受けることが可能です。具体的には日本全国の観光地にある契約保養所が利用できます。また、病気やけがをした場合の保険給付や医療補助の受給資格があります。社員の健康面をグループ組合の制度で支えています。
充実した生活保障制度
財産形成と生活保障、健康支援の3つの軸で、社員の福利厚生を支えています。「財形貯蓄」は、財財形財蓄制度と従業員持株会があります。住宅融資として住宅ローン利子補給制度もあります。東京・大阪・名古屋には独身寮や社宅もあり入居可能です。社員への健康支援として体育館・グラウンド・テニスコートなどの運動施設を利用することも可能です。
NECの初任給
月収 |
年収 |
21万円 |
350~450万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
NECの初任給は一般的な企業の平均年収程度なります。月給は23万円と一見高くないように見えますが、NECは「福利厚生」が充実しています。給与体系は年功序列で毎年上昇していきます。管理職であるマネージャーに昇格することで年収1,000万円に到達します。基本的には入社すれば安定的に年収は上昇すると考えていいでしょう。
NECに転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- 規模が小さいエージェントはNECは取引していないため、「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」など、日本最大手の転職エージェントを通じてエントリーする。
- ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトやLiigaに登録し、NECからのスカウトを待つ(※スカウト経由だと書類選考免除になります。)
NECは歴史のある日系最大手企業のうちの1つであることもあり、転職エージェントも大手のエージェントを好んで利用する傾向があります。そのため大手の転職エージェント以外に相談してもNECの案件はあまり取り扱っていません。日本の三大転職エージェントは「リクルートエージェント 」「doda」「JACリクルートメント」の3社です。だからこの3社に相談しましょう。この3社であれば過去の面接で出題された筆記試験や面接の質問・面接の回数なども知っているので、HPから直接応募するより有利でしょう。
また急いでないようでしたら、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなど経由でスカウトされ書類選考免除になるチャンスを狙うのもよいでしょう。最近ではNECのような日系大手企業もビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどで積極的にスカウトをするようになりました。
こちらの記事でも私の転職経験談やNECなどトップ企業に転職する上でオススメの転職サイト・転職エージェントを紹介していますので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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