転職サイト/転職エージェントの「中の人」のここだけの話 |年収1,000万円を狙えるおすすめ企業図鑑

某転職サイトと転職エージェントの「中の人」です。日本の転職と就活の裏側や年収事情を「忖度なく」ストレートに語ることで、「このサイトだけ見ていれば、誰もが挑戦的なキャリアを描ける」ことを目指しています。

【保存版】金融業界で「おすすめする転職エージェント/転職サイト」「おすすめしない転職エージェント/転職サイト」 ~日系・外資系別に評判を徹底比較・人気ランキング

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転職サイトの中の人 (@tennakanohito)です。

 

私は転職業界で10年以上働いていて、現在はある転職サイトの事業部長をしています。自分自身も過去に5回転職した結果、現在30代後半で年収1,500万円を得ており転職に成功しました。

 

本日は、金融業界へ転職する際に「オススメする転職エージェント・転職サイト」「オススメしない転職エージェント・転職サイト」について、転職市場の中の人の視点で徹底的に解説します。

 

先に結論から言います。

  1. 金融業界転職で相談すべき転職エージェントとは、コトラヤマトヒューマンキャピタルMorgan McKinleyのような「金融業界に精通している転職エージェント」
  2. 一方で、リクルートエージェントやdodaのような「一般的な総合転職エージェント」は金融業界転職ではあまりオススメしない(※もしこれらを薦めているサイトがあったとしたら、それは無知かアフィリエイト目的です。)
  3. そしてリクナビNEXTのような「普通の転職サイト」もオススメしない。金融業界は20代年収1,000万円は当たり前の高年収業界。金融業界の方は新卒1年目からビズリーチのような「ハイクラス転職サイト」でないと転職サイトは合わない。

 

【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人

某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人

 

 

【まとめ】金融業界の転職で失敗しない「おすすめ転職エージェント・転職サイト」(※無料です)

city buildings during night time

 

まず結論からお話しすると、中の人が金融業界の転職でおすすめする転職エージェント・転職サイトは下記の通りです。「12社」ピックアップしました。

ちなみに下記の転職エージェント・転職サイトは全て無料で利用できます。

 

【金融業界への転職志望者全般向け(7選)】

【外資系金融機関への転職志望者向け(5選)】

 

ここからは「なぜ上記の転職サイト・転職エージェントがおすすめなのか?」について、理由を解説します。

【理由】金融業界への転職は「金融業界に精通した転職エージェント」に相談しないと意味がない(高確率で失敗すると思います)

Stock, Trading, Financial, Finance, Business, Data

 

なぜかというと、金融業界の仕事は金融の専門知識が必須となる「専門職」です。

 

金融の専門知識がない一般的な転職エージェントでは、求人に対して正しい求職者をマッチングをすることができず話になりません。

 

そのため金融機関も、一般的な転職エージェントにはほとんど求人を提供せず、金融業界に精通した一部の転職エージェントにのみ求人を公開する傾向があります。

 

これが、私がコンサル転職においてはリクルートエージェントやdodaのような大手総合エージェントをあまりオススメしない理由です。

 

特に外資系金融機関の場合、採用の決裁者が人事ではなく多忙な現場の事業責任者が持っているため、付き合うエージェントの数をさらに厳選しています。

 

以上のようなことから、金融業界への転職を考えている方は、「どのエージェントが金融業界で評価されているか・評価されていないか?」を正しく情報収集するとよいでしょう。

 

金融業界への転職志望者全般におすすめする転職エージェント・転職サイト7選

 

ここではまず、金融機関志望者全般におすすめしたい転職エージェント・転職サイト7社を簡単にご紹介します。

 

【1位】コトラ

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【公式サイト】https://www.kotora.jp/

 

コトラ」は金融業界・コンサル・経営層の転職に特化した転職エージェントでは日本で最も実績のあるエージェントの一社です。公式サイトはこちらです。

 

強みは金融業界に関する「膨大な求人数」と「専門知識」。日系・外資問わず様々な金融業界の求人を保有していることに定評があります。

 

特に日系の金融機関やPEファンド、CFO案件に関してはコトラしかない独自案件を非常に多く保有していると高い評判を得ています。

外資系金融機関の求人に関しては後ほど紹介するMorgan McKinleyやMichael Pageにやや劣るでしょうか。

 

毎年多くの金融業界の転職者に支持された結果、NIKKEI Human Resources Agent Awardsを5年連続で受賞しています。

 

金融業界への転職を考えている方は真っ先に相談するとよいでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【2位】ヤマトヒューマンキャピタル

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【公式サイト】https://yamatohc.co.jp/

 

「ファイナンス領域」と「経営領域」の転職で日本でップクラスの転職エージェント、それがヤマトヒューマンキャピタルです。公式サイトはこちらです。

 

ヤマトヒューマンキャピタルの特徴は3つあります。

 

1つは、「ファイナンス領域」「経営領域」では日本でトップクラスの転職実績を誇ることです。

 

投資銀行、M&Aプロフェショナル職、ファンド、VC、事業会社ファイナンス職など、「金融」「経営」の名の付くプロフェショナル職の求人を一通りカバーしています。

 

特に強いのはM&A業界です。M&A業界の転職支援数は日本でナンバーワンの転職実績を誇っています。

 

2つ目は、「年収を上げる転職に強い」ということです。

 

ヤマトヒューマンキャピタルを通じて転職した方の2年後の平均前職比年収増加率は186%と圧倒的な実績をたたき出しています。また取り扱い求人の殆どが年収1,000万円を超えており、年収2,000~5,000万円の求人も珍しくありません。

 

3つ目は、「ファイナンス領域の経験のあるエージェントがとても多い」ということです。

 

キャリアコンサルタントは、野村証券・JPモルガン・SMBC日興証券などの出身者ばかりであり、元経験者の目線から地に足ついた的確な選考対策をすることができます。

 

但し、ヤマトヒューマンキャピタルにも限界があります。

 

それは、求人は都市部の求人が中心だということです。もし地方での求人を求めている方は、ヤマトヒューマンキャピタルだけでなく他の転職エージェントと併用して相談するようにしましょう。基本的にはヤマトヒューマンキャピタルは非常に実力あるエージェントです。

 

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【3位】アンテロープキャリアコンサルティング

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【公式サイト】https://www.antelope.co.jp/

 

アンテロープキャリアコンサルティング」は、コトラと同じく金融業界・コンサル・経営層などハイクラスに特化した転職エージェントでは最も実績のあるエージェントの一社です。公式サイトはこちらです。

 

強みはコトラと同じく金融業界に関する「求人数」と「専門知識」。特に投資銀行やPEファンド、CFOの求人に強く、金融業界内の転職とポスト金融業界の転職の両方に強みがあります。

 

コトラと同じく、金融業界での転職を考えている方はまず相談するとよいでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【4位】キャリアインキュベーション

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【公式サイト】https://www.careerinq.com/

 

キャリアインキュベーション」は、PEファンド・経営層・金融業界・コンサルなどハイクラスに特化した転職エージェントです。公式サイトはこちらです。 

 

キャリアインキュベーションは金融業界全般に強いですが、特にPEファンドの転職については国内でも圧倒的な強さを誇ります。日本でPEファンドの転職を考えている方は、必ず相談して欲しい転職エージェントだと思います。

 

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【5位】ビズリーチ

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【公式サイト】 https://www.bizreach.jp/

 

日本最大のハイクラス転職サイト、それが「 ビズリーチ」です。公式サイトはこちらです。

 

年収1,000万円~5,000万円の求人について、日本で最も多くの求人を取り扱っており、金融業界だけでなくあらゆる業界のハイクラス求人に強みを持っています。

 

その関係もあり多くの金融業界の企業や、金融業界に強いヘッドハンターがスカウトサービスを利用しているため、金融業界への転職を考えている方はまずは登録しておくとよいでしょう。

 

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【6位】リクルートダイレクトスカウト

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【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/

 

リクルートグループが運営する、ビズリーチに続き日本で二番目に大きいハイクラス転職サイト、それが「リクルートダイレクトスカウト」です。公式サイトはこちらです。

 

年収1,000万円~5,000万円の求人について、ビズリーチの次に日本で最も多くの求人を取り扱っており、金融業界だけでなくあらゆる業界のハイクラス求人に強みを持っています。

 

ビズリーチよりも比較的リーズナブルな料金体系であることから、ビズリーチよりもリクルートダイレクトスカウトで積極的にスカウトをしている金融業界の企業や、金融業界に強いヘッドハンターも少なくありません。金融業界への転職を考えている方はまずは登録しておくとよいでしょう。

 

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【7位】Liiga

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【公式サイト】https://liiga.me/

 

Liiga」は、外資就活ドットコムの運営会社であるHowTelevisionが、若手社会人向けに提供している転職サービスです。公式サイトはこちらです。

 

特徴は、ハイクラス転職サイトの中でもレベルの高い求人のみを取り扱っていることです。ファンド・投資銀行・CxO・コンサル・外資系企業・事業会社の経営企画など、特に採用難易度が高い求人をメインに取り扱っています。

 

またLiigaにはこれらの企業に入社するためのキャリア戦略コラムも多く掲載されているので、情報収集として利用するとよいかもしれません。

金融業界でトップキャリアを本気で目指す方は利用するとよいと思います。

 

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外資系金融機関への転職志望者におすすめする転職エージェント・転職サイト5選

 

続けて、外資系金融機関への志望者におすすめしたい転職エージェント・転職サイト5社を簡単にご紹介します。

 

特に、日本で年収数千万円~1億円を目指したい方にとっては、外資系金融機関に転職するのが最善ルートだと思いますので、下記の転職エージェントに是非コンタクトをとって見てください。

 

【1位】Morgan McKinley

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【公式サイト】https://www.morganmckinley.com/jp-ja

 

日本でゴールドマンサックスやモルガンスタンレーのようなトップ外資系金融機関をはじめトップクラスの外資系企業全般に転職したいときに、真っ先に相談すべき転職エージェント。それが「Morgan McKinley」です。公式サイトはこちらです。

 

Morgan McKinleyは金融フロントオフィス、金融オペレーション、アセットマネジメントをはじめ外資系金融関連のほぼ全ポジションに強いですが、特に強力な特徴なのは「独自案件を豊富に持っている」ことです。外資系金融へ転職を考えるときは、Morgan McKinleyと後で紹介するMichael Pageの2社に相談すればほとんどの求人をカバーできるでしょう。

 

また扱っている案件の求人の86%が年収1,000万円~年収5,000万円とまさにハイクラスに特化した求人のみを取り扱っています。外資系金融機関への転職を目指すときは真っ先に相談してみることをオススメします。

 

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【2位】Michael Page

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【公式サイト】https://www.michaelpage.co.jp/

 

Morgan McKinleyに続き、日本でトップクラスの外資系金融機関に転職したいときに、相談すべき転職エージェント。それが「Michael Page」です。公式サイトはこちらです。

 

Michael Pageは世界36カ国141支店で転職エージェントサービスを展開する、世界大手の転職エージェントです。東京オフィスは、2001年に設立されました。様々な外資系企業の転職に強く、外資系金融関連の求人についても豊富な求人を抱えています

 

外資系金融へ転職を考えるときは、Michael Pageと先ほど紹介したMorgan McKinleyの2社に相談すればほとんどの求人をカバーできるでしょう。

外資系金融機関への転職を目指すときは真っ先に相談してみることをオススメします。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【3位】Robert Walters

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【公式サイト】https://www.robertwalters.co.jp/

 

続けて日本でトップクラスの外資系金融機関・外資系企業に転職したいときに、相談すべき転職エージェント。それが「Robert Walters」です。公式サイトはこちらです。

 

Robert Walters世界20カ国で転職エージェントサービスを展開する、世界大手の転職エージェントです。東京オフィスは、2000年に設立されました。様々な外資系企業の転職に強く、外資系金融関連の求人についても豊富な求人を抱えています

 

特にRobert Walters外資系企業全般の求人強く、金融業界出身者を求める外資系事業会社の求人についてはMichael PageとMorgan McKinley以上に豊富に持っています。

 

金融業界のバックグラウンドを活かした外資系事業会社へのネクストキャリアを考えている方は、真っ先に相談してみることをオススメします。

 

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【4位】Tiglon Partners

特徴

金融/財務領域に突出した強みを持つエグゼクティブサーチファーム

選考対策(財務・会計系コンサルの場合) 

★★★★

転職実績

★★★

求人案件数

★★★

 

【公式サイト】https://www.tiglon-partners.com/

 

タイグロン・パートナーズ(Tiglon Partners)」は、金融/財務関連ポジションの求人に突出した強みを持つエグゼクティブサーチファームです。公式サイトはこちらです。

 

代表の野尻氏は、日興證券ロンドン支店、リーマン・ブラザーズ、モルガン・スタンレー、世界トップのヘッドハンティング会社であるラッセルレイノルズ出身者。メンバーは様々な外資系金融機関・ファンド・コンサルティングファームなどの出身者で構成しています。

 

そのため金融/財務関連求人に関しては、外資日系問わずヘッジファンド・投資銀行・不動産金融/ファンド・資産運用会社・商業銀行のトップ企業の求人を、本部長・MDクラスと直接リレーションをとり幅広く保有しており、豊富な選考対策ノウハウを持ちます。加えてCFOなどのエグゼクティブポジションのサーチファーム案件も独自保有しています。

また先ほど紹介した3社と違い、外国人ではなく日本人メンバーが多いことも特徴ですね。外資系金融機関への転職を考えている方は相談してみるといいでしょう。

 

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【5位】LinkedIn

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【公式サイト】https://www.linkedin.com/

 

LinkedInは世界最大のハイクラス転職サイトであり、世界最大のビジネスネットワーキングSNSです。公式サイトはこちらです。

 

アメリカをはじめとする欧米圏では、ハイクラス層が転職をする時に最も利用する転職サイトとなっており、その関係もあり日本で外資系企業が最も利用する転職サイトとなっています。 

 

多くの外資系企業や外資系ヘッドハンターが利用しているため、外資系金融機関への転職を考えている方は、真っ先に登録するとよいでしょう。

 

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金融業界の転職でオススメしない転職エージェント・転職サイト

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一方で中の人があまりオススメしない転職エージェントは、キツイ言い方になりますが上記に挙げていない転職エージェント全般です。

 

ビズリーチやリクナビNEXTで有象無象のエージェントから多くのスカウトが来ていると思いますが、無暗に飛びつかないように注意してください。

 

なぜなら、上記に紹介したエージェントと他のエージェントでは、それほど金融業界の専門知識に格差があります。

 

特に大手エージェント、すなわちリクルートエージェント・DODAなどは、求人案件は持っていても金融業界の知識はあまり無いというのが実情です。

 

他の記事でも語りましたが、上記以外の転職エージェントに相談するメリットを挙げるとしたら、手持ちの求人の選考に全滅してしまったときの求人補充目的ぐらいでしょう。

 

「代表的な金融機関の選考は全滅してしまった。他の大手エージェントならもしかしたらニッチで有望な企業の求人を持っているかもしれない」と思ったときに初めて相談してみるとよいでしょう。

 

【まとめ】金融業界転職の成功要因は「金融の専門知識があるキャリアコンサルタント」に巡り合うこと

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繰り返しになりますが、金融業界の転職は「金融機関の求人案件は持っていても、対策ノウハウは無い」エージェントには頼ってはいけません。

そのようなエージェント経由で受けると、残念ながら高確率で落ちてしまいます。

 

幸い日本のエージェントのキャリア相談は全て無料ですから、セオリーでいくと、まず転職エージェント各社に一度相談してみた後、「最も質が高いな」と感じたキャリアコンサルタントをメインエージェントとするとよいでしょう。

 

本記事で紹介した、金融業界の転職で「おすすめする転職エージェント・転職サイト」一覧(無料)

【金融業界への転職志望者全般向け(7選)】

【外資系金融機関への転職志望者向け(5選)】

 

【参考】業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェントまとめ

また下記は「業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェント」をまとめた関連記事になりますので、こちらも是非参考にしていただければ幸いです。