転職サイト/転職エージェントの「中の人」のここだけの話 |年収1,000万円を狙えるおすすめ企業図鑑

某転職サイトと転職エージェントの「中の人」です。日本の転職と就活の裏側や年収事情を「忖度なく」ストレートに語ることで、「このサイトだけ見ていれば、誰もが挑戦的なキャリアを描ける」ことを目指しています。

【元コンサルが語る】ITコンサルタント転職におすすめの転職エージェント ~各社の評判を基に比較 ・ランキング~

※この記事はPRを含みます※

このブログの人気記事

【元コンサルが語る】ITコンサルタント転職におすすめの転職エージェント ~各社の評判を基に比較 ・ランキング~

 

転職サイトの中の人 (@tennakanohito)です。

 

本日は、ITコンサルタントへの転職活動であなたが失敗しないために、「オススメする転職エージェント」「オススメしない転職エージェント」について、元コンサルタントかつ転職市場の中の人の視点で解説します。

 

先に結論から言います。

  1. ITコンサルタントは日本では総合系ファームや外資系ファームに最も多く在籍しているため、通常のコンサル転職同様にコンサル特化型転職エージェントに相談するのがセオリー(例:アクシスコンサルティングアサインコンコードムービンなど)
  2. 一方、ITコンサルタントの中でも「エンジニア寄りの立ち位置」のポジションの場合、エンジニア特化型転職エージェントにも相談するといい(例:レバテックキャリアマイナビIT AGENTdodaエンジニアIT
  3. 一方で、ワークポートやギークリーのような「IT業界に特化しているが、実態はエンジニア知識がほぼない転職エージェント」は、ITコンサルタントへの転職ではあまりオススメしない(※もし薦めているサイトがあったとしたら、それは無知かアフィリエイト目的です)

 

【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人

某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も5回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名超。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人

 

 

【まとめ】ITコンサルタント転職でおすすめする転職エージェントの比較ランキング(無料です)

結論から言うと、中の人がITコンサルタントへの転職でおすすめする転職エージェントは下記の通りです。

 

幸い、日本の転職エージェントは企業からのフィーで成り立っているので、今回紹介した転職エージェントに相談すれば、各ファームに特化した筆記試験・面接対策を無料で受けることができます。

 

ITコンサルタント転職全般に強い転職エージェント(特にto総合ファーム、外資ファーム)

エンジニア経験を活かした、ITコンサルタント転職に強い転職エージェント

 

【理由】ITコンサルタントの求められる役割はビジネスコンサルタントとSE/エンジニアの「中間」だから

 

結論から言うと、ITコンサルタント転職で相談すべき転職エージェントは、下記のどちらかのタイプのエージェントです。

  1. コンサルタント全般の転職に強い、「コンサル特化型転職エージェント」
  2. エンジニア全般の転職に強い、「エンジニア特化型転職エージェント」

なぜなら、IT コンサルタントの仕事というのは、一言で言えば「IT・システムを活用した企画屋・課題解決屋」の仕事だからです。
そのため、ITコンサルタントはSIerではなくコンサルティングファーム(特に総合系・外資系大手)に基本的には多く在籍しています。

 

そしてITコンサルタントに求められる役割・立ち位置は、ビジネスコンサルタントとSE・エンジニアの「中間」です。

ITを使えばビジネスとしてどれだけ売上向上できるか・費用を削減できるかの「プランニング」することがミッションになります。

 

実際にシステムの構造を設計したり、プログラミングを書く役割は担いません。これはSEやプログラマーの仕事です。

 

ですから、ITコンサルタントになるためにITの知識は必須ですが、プログラミングを書ける事は必須ではないです。

事業会社でITを活用した企画サイドにいた方も数多く転職に成功しています。

 

もちろんプログラミングは書けないよりは書けた方が現場感があり、加点要素になります。

そしてITコンサルタント募集の中でも、プログラミングバックグラウンドを必須とするエンジニア寄りのITコンサルタントを募集も一定数存在します。

※本当にこの企画は絵に描いた餅にならずできるのか?というような「実現可能性」「手触り感」はプロジェクトの成功にとても大切ですからね。

 

以上のような背景があるため、「ITコンサルタントの転職に強い転職エージェント」というのは以下の2種類になりますね。

  1. コンサルタント全般の転職に強い「コンサル特化型転職エージェント」
  2. エンジニア全般の転職に強い「エンジニア特化型転職エージェント」

さて、ここからは中の人が先ほど紹介した各転職エージェントの「強みと弱み」について、じっくり解説していきます。

※★は5段階評価です。

ITコンサルタント転職全般に強い転職エージェント(特にto総合ファーム、外資ファーム)(5選)

【1位】アクシスコンサルティング

特徴

ITコンサルティングファームへの転職実績で日本No.1の転職エージェント

選考対策

★★★★(ITコンサルの場合)

転職実績

★★★★★

求人案件数

★★★★★

【公式サイト】https://www.axc.ne.jp/

 

アクセンチュアやBIG4、アビーム、ベイカレントなどコンサルティングファームのITコンサルタントポジションの転職において、現在日本で最も転職成功しているエージェント、それは「アクシスコンサルティング」です。公式サイトはこちらです。

 

アクシスコンサルティング日本のコンサル特化型転職エージェントの代表企業の一社でありコンサル全般を守備範囲にしています。特に強いのが総合コンサルとITコンサルへの転職です。

 

アクシスコンサルティングはITコンサルの転職においても、日本最多数の年間転職支援数を現在叩き出しています。

 

アクシスコンサルティングの強さの秘訣は過去の実績もあることから「ITコンサルの選考プロセス全般の対策に強いこと」と、「ITコンサルの独自求人を知り尽くしていること」です。

 

ITコンサルの選考は書類選考+通常面接2~3回が通常の選考フローであるため、ケース面接はあまり行われず、むしろ通常面接により「募集ポジションにいかにフィットしている人物かをアピールすること」が重要です。

 

これに対し、アクシスコンサルティングは過去のITコンサルの選考内容・選考結果を膨大に蓄積することにより、選考対策全般に強いという特徴があります。

※しかも、無料で何度でも選考対策をしてくれます。

 

また各ファームのパートナーやディレクター陣との太いパイプを持っていることも強みの一つでしょう。

 

近年はアクセンチュア・BIG4など総合コンサルがIT領域のイシューにおいても最大のプレゼンスを発揮しているため、総合コンサルで日本トップの実績を保有しているアクシスコンサルティングに、ITコンサルタントポジションの相談も集まりやすくなっています。

 

加えて、マッキンゼーやBCGを代表とする戦略コンサルもIT領域の採用を積極的に拡大しているため、戦略コンサルのITコンサルタントポジションにおいても豊富な対策ノウハウを持っています。

 

以上の理由から、ITコンサルタントポジションを受けるときは、内定実績・選考対策力の総合評価でアクシスコンサルティングを第一位に選びました。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

【2位】アサイン

特徴

2021年度ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー奥井氏を初めとする、コンサルの選考対策に強い転職エージェント

選考対策

★★★★★(ITコンサルの場合) 

転職実績

★★★★

求人案件数

★★★★

【公式サイト】https://assign-ic.com/

 

ITコンサルタントポジションへの転職対策において、日本で最も優秀なエージェント奥井亮氏を抱える転職エージェント、それがアサインです。公式サイトはこちらです。

 

アサインはコンサル転職志望者を中心に20代30代のハイクラス転職に特化したエージェントです。

 

アサインは奥井氏を筆頭に、コンサルの内定率が業界内でも突出して高いのですが、その理由は2つあります。

  1. CEOの小瀬村氏と取締役の奥井氏が総合コンサルの出身者であることもあり、ITコンサルタントポジションの「業務理解」「通常面接対策」に強い
  2. 候補者の「志」を大事にしたキャリアカウンセリングを行うため、「通常面接」の対策の質が特に高い

 

特に2021年度ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤーを獲得した奥井亮氏を中心に、「キャリアコンサルタントの質の高さ」に強みを持っています。

 

奥井氏は「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2021」において、4,600人の転職エージェントの中から「2021年度ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました(ちなみに奥井氏は、2020年度の同AWARDではコンサルティング部門MVPを獲得しています)。

 

その結果、他のエージェントが通常内定獲得率が5%未満といわれる中、アサインは平均50%と非常に高い内定獲得率をたたき出しています。

 

ITコンサルタントポジションを受ける時はアクシスコンサルティングと並びアサインにも一度相談してみるといいでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【3位】コンコードエグゼクティブグループ

特徴

コンサルティングファーム対策で日本No.1のエージェント

選考対策   

★★★★(ITコンサルの場合)

転職実績

★★★★

求人案件数

★★★★

【公式サイト】https://www.concord-career.com/

 

ITコンサルタントへの転職において、対策力に優れた転職エージェントの1つ、それが「コンコードエグゼクティブグループ(以下、コンコード)」です。公式サイトはこちらです。

 

コンコードの強さの秘訣は2つあります。

 

1つ目は、「コンサルファーム各社の過去問DBと選考対策ノウハウが圧倒的であること」です。

 

まず、コンコードの社内に通称「コンサル過去問の閲覧部屋」があります。

これはコンサル転職をコンコードを通じてだけ行うと約束してくれたユーザーだけが利用可能です。

 

加えて、コンコードのキャリアコンサルタントは約半数の方がコンサル経験者・コンサル内定獲得者であり、彼らが対面で何度も面接対策をしてくれます。

 

そして2つ目は、「求職者の未来を第一に考え、求人の押し売りを決してしないスタンスであること」です。

 

例えば中の人が転職活動をコンコードと進めたときは、最初のキャリア面談は求人提案を一切せず、そして応募する企業を決めるまでに4回にも及ぶキャリア面談を重ねてくれました。

それほどユーザーファーストに立ってキャリアカウンセリングを進めてくれる日本唯一の転職エージェントです。

 

とはいえコンコードにも限界が2つあります。

 

1つは、少数精鋭型の転職エージェントであるため、求人数に限界があること。

もう1つは担当するエージェントによってコンサルのキャリアを理解していない方もいるということです。

 

コンコードは基本コンコードの会社HP経由の相談になりますが、お問い合わせフォームを書く際にコンサル経験者のキャリアコンサルタントをバイネームで選んでおくといいでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【4位】ムービン・ストラテジック・キャリア

特徴

日本で最も歴史と実績のあるコンサルティングファーム専門エージェント

選考対策

★★★(ITコンサルの場合) 

転職実績

★★★★★

求人案件数

★★★★

【公式サイト】https://www.movin.co.jp/

 

ITコンサルタントポジションへの転職において、アクシスコンサルティングの次に現在転職成功数が多いのがムービン・ストラテジック・キャリア(以下、movin)です。公式サイトはこちらです。

 

日本のコンサル特化型転職エージェントの草分けであり、最も歴史があるエージェントです。日本でコンサルへの累計転職成功数No.1はmovinだと思います

 

movinの強さの秘訣は過去の実績もあることから「あらゆるコンサルティングファームの求人案件をカバーしていること」と、「ケース面接への選考対策ノウハウ」です。

 

movinの社内に通称「コンサル各社の過去問閲覧部屋」があります。

 

これは何かというと、コンサル各社の過去の選考体験記や過去のケース問題についての膨大なデータがファイリングされています。これはコンサル転職をmovinを通じてだけ行うと約束してくれたユーザーだけが利用可能です。

 

しかし、movinを使いこなすには担当してくれるキャリアコンサルタント選びが重要です。なぜなら、担当によっては選考対策のノウハウが乏しい方や、対策を対面ではしてくれず筆記添削ベースの方がいるからです。

 

movinのHP経由で相談するとキャリアコンサルタントを選べないため、他のコンサルの時と同様、リクルートダイレクトスカウトビズリーチに登録し、担当してもらいたいキャリアコンサルタントのページからバイネームで相談申し込みをするといいでしょう。

 

中の人のオススメとしては、元IBM・ISID出身の久留須さん、アビーム出身の佐川さん、アクセンチュア・IBM出身の丸山さんあたりでしょうか。

 

基本的にmovinの中でも、ITコンサル出身者か、総合コンサルの中でもIT領域のプレゼンスが高いファームの出身者を選ぶのがベターでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【5位】コトラ

特徴

金融業界・コンサル業界の転職で日本トップクラスのエージェント

選考対策

★★★★(ITコンサルの場合) 

転職実績

★★★★

求人案件数

★★★★

【公式サイト】https://www.kotora.jp/

 

コトラ」は金融業界・コンサル・経営層の転職に特化した転職エージェントでは日本で最も実績のあるエージェントの一社です。公式サイトはこちらです。

 

元々は金融業界に突出して強いエージェントでしたが、近年では総合コンサル・財務コンサル・ITコンサルを中心に、コンサルタントの転職でも高いプレゼンスを発揮してきています。

 

コトラの強みは、コンサル・財務・金融関連のポジションに関する「膨大な求人数」「専門対策力の高さ」です。

 

日系・外資問わず様々な金融業界・コンサル業界の求人を保有していることに定評があります。

加えて、BIG4や総合コンサル・ITコンサル出身のキャリアコンサルタントが多く、コンサル業界の通常面接・ケース面接の対策力も高いです。

その結果、NIKKEI Human Resources Agent Awardsを5年連続でMVP受賞しています。

 

ITコンサルへの転職を考えている方で対策力の強いエージェントを求めている方は、一度相談してみるとよいでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

 

エンジニア経験を活かした、ITコンサルタント転職に強い転職エージェント3

続けて、エンジニア経験を活かしたITコンサルタント転職を希望する人におすすめしたい転職エージェント3社をご紹介します。

 

【1位】レバテックキャリア

特徴

ITエンジニアの転職で日本最大のエージェント

選考対策

★★★★★(ITコンサルの場合) 

転職実績

★★★★★

求人案件数

★★★★★

【公式サイト】https://career.levtech.jp/

 

レバテックキャリア」は15年に渡りITエンジニアやデザイナーに特化した転職サポートを行う、ITエンジニア業界最大手の転職エージェントです。公式サイトはこちらです。

 

一般的な知名度はあまり高くありませんが、ITエンジニアが利用したい「転職エージェントランキングNo.1」に選ばれるほど、エンジニアから人気の高い転職エージェントです。

中の人がエンジニアの転職を目指すときは、まずレバテックキャリアに相談をすると思います。

 

レバテックキャリア」の特徴は3つあります。

 

1つ目の特徴は、求人数が業界最大級の常時12,000件以上あり、ITエンジニア(プログラマーを含む)に加えて、SEやPM、ITコンサルタントなど、豊富なポジションを用意していることです。

 

特に、ITコンサルタントの求人に関しては、他のエージェントと比べて一通りそろっていると思います。

 

2つ目の特徴は、希望する企業への内定率の圧倒的な高さ」です。

 

レバテックキャリアは、なんと1社目の内定率は90%以上を誇っています。

 

内定率の高さの秘訣ですが、まずキャリアコンサルタントはエンジニア出身者が多いことが挙げられますね。

 

そしてキャリアコンサルタントは頻度高く企業に訪問し、プロジェクトの立ち上げ時からマネージャーやメンバーと対話をして、現場のリアルな声を情報収集しています。

その声を基に、履歴書や職務経歴書の添削をはじめ、企業ごとに面接対策を行っているので内定率が高くなっています。

 

これは中の人の知人のエンジニアの話ですが、

 

「1度総合型の転職エージェントを利用して、年収アップだけを条件に仕事を決めたが、前より残業が多く、企業選びに失敗をした。半年後に転職活動を再開したときには、レバテックキャリアを利用したところ、元エンジニアのキャリアコンサルタントが担当してくれたため、自分のキャリアと志望にマッチする企業ばかり提案してくれ、無事満足のいく転職ができた」

 

と中の人に語ってくれました。

 

3つ目の特徴は、フリーランス案件にも物凄く強いことです。

 

転職かフリーランスかで迷っている方は姉妹サイトの「レバテック」や「レバテックフリーランス」はフリーランスでも業界最大手なので、相談してみるといいと思います

 

ただし「レバテックキャリア」にも限界があります。

 

それは「エンジニア経験者向けの求人が多いため、キャリアが浅いエンジニアの場合、あまり求人を紹介されないケースがある」ことです。

 

エンジニア未経験者の場合は、レバテックキャリアを利用する前に、レバテックビギナーの「プログラミングスクール」で1から学ぶことをまず検討した方がよいでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【2位】マイナビITAGENT

特徴

総合転職エージェントでありながらもITエンジニア転職にも強いエージェント

選考対策

★★★(ITコンサルの場合) 

転職実績

★★★★

求人案件数

★★★★★

【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/it/

 

マイナビIT AGENT」は、リクルートエージェントやdodaと並び知名度の高いマイナビが運営する、ITエンジニアに特化して求人を紹介する転職エージェントです。公式サイトはこちらです。

 

マイナビIT AGENT」の特徴は2点あります。

 

1点目は「求人の質と量が業界トップクラスであることです。

 

マイナビIT AGENT」の求人数は、業界最大級の33,245件あり、その内の3,000件は社内SEの求人です。

 

「上流工程から携われるプロジェクト」や「フレックス出勤」「リモートワーク」など、自社開発の企業だからこそ働きやすい環境の求人が豊富にあります

 

2点目は「エンジニアに理解がある、質の高いコンサルタントが多く在籍している」点です。

 

マイナビIT AGENT」は大手転職エージェントの中では珍しく、エンジニア出身のコンサルタントが多く、きめ細やかなサポートで差別化しています。実際利用したエンジニアからの評価も高いようです。

 

これは中の人の知人のエンジニアの話ですが、

 

「初めての転職活動で面接に苦手意識があり、コンサルタントに相談をしました。1次、2次、最終面接と、それぞれの段階で面接対策を行い、どんな質問がきてもスムーズに答えられるように練習をしてくれた」

 

と、中の人に語ってくれました。

 

エンジニアの場合、自分のスキルや経験を話すのが苦手という人が特に多いので、「マプロの目線から的確にアドバイス受けながら練習できるのは心強いと思います。

 

ただし「マイナビIT AGENT」にも限界があります。

 

それは「コンサルタントによって専門知識にバラつきがある」点です。

 

マイナビに限らず大手エージェントは良くも悪くも、コンサルタントの在籍数が多いために、経験の浅いコンサルタントに当たるケースが少なくありません。

 

もしコンサルタントが自身の専門性を理解していないと思った場合は、問い合わせ窓口に相談し、迷わず担当を交換してもらうといいでしょう。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

【3位】dodaエンジニアIT

特徴

総合転職エージェントでありながらもITエンジニア転職にも強いエージェント

選考対策

★★★(ITコンサルの場合) 

転職実績

★★★★

求人案件数

★★★★★

【公式サイト】https://doda.jp/engineer/

 

dodaエンジニアIT」は国内最大級の転職エージェントdodaが展開する、エンジニア職に特化したサービスを行う転職エージェントです。公式サイトはこちらです。

 

dodaエンジニアIT」の特徴は2点あります。

 

1点目は、「dodaエンジニアIT」は、国内最大級の33,932件と豊富なエンジニアの求人案件を保有していることです。

 

基本的にITコンサルタント転職の場合、dodaエンジニアITに相談すれば代表的な求人はほぼ網羅されていると言っていいでしょう。

 

2点目は、総合エージェントにも関わらずITエンジニアに特化した質の高いサポート体制を持つことです。

 

そのため大手エージェントにありがちな「エンジニアへの理解が少ない的外れな提案が多い」という問題が比較的起こりにくいようです。

 

ただし、「dodaエンジニアIT」にも限界があります。

 

それは「元エンジニアのキャリアコンサルタントはどうしても少ない」点です。

 

dodaエンジニアITは求人量は豊富ですし、エンジニアについてよく勉強している方が多いですが、どうしても元エンジニアほど専門知識があるわけではありません(とはいえ、他の大手エージェントよりは平均レベルは高めです)。

 

この限界は理解した上で相談するようにしましょう。基本的にはよいエージェントだとは思います。

 

公式サイトはこちら(登録無料)

 

 

 

ITコンサルタント転職でオススメしない転職エージェントとは?

一方で中の人があまりオススメしない転職エージェントは、キツイ言い方になりますが「IT業界に特化していることをPRしているが、実態はエンジニア出身者のエージェントが皆無で、ITコンサルタントの仕事を全く理解していない」転職エージェントです。

 

例えばギークリーやワークポートのようなエージェントです。

 

IT業界に特化していることをPRしていますが、キャリアコンサルタントのほとんどはソースコードを全く書いたことがなく、ITコンサルタントについて本質的には理解していません。

 

その結果、選考に対する芯を捉えたアドバイスができず、選考通過率を中々上げられなかったという利用者の声をよく聞きますね。

 

転職の失敗を避けるためにも、エンジニアのキャリアや専門性を理解していないエージェントは利用しない方がいいです。人生のかかった仕事選びですので、妥協なく、信頼のおける転職エージェントと手を組みましょう。

 

 

さて、ここからは「転職エージェントを利用する際のTips」について徹底的に解説していきます。

 

ITコンサルタント転職に強い転職エージェントを利用する時の流れ

 

「ITコンサルタント転職に強い転職エージェント」に登録すると、以下のような流れで転職活動が進んでいきます。

 

  1. 転職エージェントへ登録
  2. エージェントから面談調整の連絡が来る
  3. キャリアアドバイザーと面談(オンライン面談可能です)
  4. 応募可能な求人を紹介される
  5. 内定レベルに必要な選考対策を行う
    1. 書類選考対策
    2. 筆記試験対策
    3. 通常面接対策
    4. ケース面接対策(戦略コンサルほど出てくるので重点的に行う。模擬面接が主体)
    5. 上記選考対策について、過去問DBを見ながら行う
  6. 上記の準備が整い次第、志望度が低い企業から練習目的で応募し始める
  7. 志望度が高い企業に本格的に応募し始める
  8. 書類選考を通過したら、各選考の前に過去問DBの閲覧+模擬面接を実施
  9. 企業との選考(筆記、通常面接、ケース面接など)
  10. 内定オファー面談→条件交渉
  11. 内定承諾→退職交渉
  12. 入社

一言でいうと、「コンサルの選考対策をかなり綿密に実施すること」が最大の特徴です。

 

総合コンサルの場合でも、最低でも2,3週間程度は一通り対策することが多いですね。

ですから、転職活動期間は長めに確保しておくといいでしょう。

 

また、コンサルの選考は難易度が高い企業が多いため、あえて練習目的で志望度が低い企業を受けさせ、実践の中で選考対策力を高めるファームも多いです。

 

一方で、ITコンサルタント転職に強くないエージェントの場合、選考対策に割く時間はかなり薄いです。

 

ある意味、上記のフロー通りに支援をしてくれるか否かで、コンサル転職で信頼できるエージェントか否か判別できると思います。

 

ITコンサルタント転職で転職エージェントを利用するメリット

 

結論から言うと、ITコンサルタントへの転職で転職エージェントを利用するメリットは下記の4つです。

基本的には、日本でITコンサルタントへの転職活動をするときは転職エージェントを迷わず利用した方が良いです。

  1. 書類通過率が高まる(特に学歴/経験に劣る方ほど重要)
  2. 面接の選考内容が「過去問」で事前に生々しく分かる
  3. ケース面接の模擬面接をはじめ、面接対策を何度も深くできる

 

もちろん上記のメリットは、「ITコンサルタント転職に強い転職エージェント」でなければどれも享受できませんので、エージェント選びにはご注意を。

 

1)書類通過率が高まる(特に学歴/職歴に劣る方ほど推奨)

コンサルティングファームは人気であるがゆえに、書類通過率は低めです。

そのため、学歴・職歴に劣る方ほど書類で落ちるリスクが高いため、うまいアピールの仕方が必要です

 

特に戦略コンサルの場合、高学歴・ブランド企業に勤めている方以外はかなりあっさり落ちるので、コンサル業界に強いエージェントに書類を添削してもらって上で出した方がいいでしょう。

特にマッキンゼーは英文履歴書(CV)が必要になるのでなおさらですね。

 

もちろん、ビズリーチのようなサイトでスカウトを受けた場合は、書類通過は確約されますので、書類が不安な方はスカウトサイト経由も有効でしょう。

(ただスカウトサイト経由の場合、コンサル転職の一番の山である面接を自力で対策しなければなりませんが・・・)

 

2)面接の選考内容が「過去問」で事前に生々しく分かる

この3)と次の4)が一番大事ですね。

アクシスコンサルティングアサインコンコードのようなコンサル業界専門の転職エージェントを利用すると、あなたは彼らが持つ過去の面接で出た通常面接・ケース面接の「過去問DB」を全て閲覧することができます。

 

私も過去の転職の際はアクシスコンサルティングアサインコンコードを利用したことがありますが、彼らの過去問DBのおかげで、「次の面接で、過去にどのような質問が出たか?」「内定者と落選者がそれぞれその質問にどう回答したか?」を常に事前に知ることができました。

そのため、とても入念に選考対策をすることができましたね。

 

逆に言うと、リクルートやDODAのような一般の総合大手エージェントはこのようなDBはありませんので要注意。

 

3)ケース面接の模擬面接をはじめ、面接対策を何度も深くできる

ITコンサルタントの転職でも、候補者の地頭・論理的思考力を試すためにまれに出てくるのが「ケース面接」です。

 

ケース面接とは、具体的には下記のような問題(ケース)が出される面接です。

 

「吉野家の売上を2倍にする戦略を考えてください。」

「10年後家具業界はどうなると思いますか?科学技術とグローバル化の発展を考慮してあなたの見解を教えてください。」

「日本は原発を続けるべきか?続けないべきか?」

 

もしケース面接について今初めて知ったという方は、今受けたら100%落ちるでしょう。

なぜならケース面接はかなり難易度が高い面接で、かつ、自己流で対策しても内定レベルの回答がどんなものか掴みづらかったりします。

そのためコンサルを受ける時に鬼門になりがちですね。

 

一方で、コンサルに強い転職エージェントの場合、元コンサルタントのキャリアアドバイザーが多く、彼らが元面接官の立場でケース面接をレビュー・フィードバックしてくださるので、非常に精度の高いケース面接練習をすることができます。

 

しかも、コンサル業界に強いエージェントの場合、ケース面接の模擬面接を無料で何度もしてくれるところが多いですね。

 

もっとも、コンサル業界にあまり強くないエージェントの場合、ケース面接対策をしてくれなかったり、してくれたとしてもフィードバックがとんちんかんだったりしますので、これもまたエージェント選びは要注意。

 

 

さて、ここからは「ITコンサルタント転職のHowTo」について4章にあたり解説していきます。

 

ITコンサルタント転職の選考の特徴・流れ

この章では、改めて下記の図の「各ファームの選考の特徴」を基に、コンサルティングファームの選考の特徴を解説していきます。

 

コンサルティングファームの選考で共通していることは、ケース面接を行うことが多いということです。

 

一方で、コンサルティングファームの種類によって、異なる点が2つあります。

  • 1)ケース面接の回数が少し違う
    • 戦略コンサルは「ケース面接」の回数が最低3回~最大6回と、非常に多くあります。最近はBCGのケース面接は3回ですが、マッキンゼー・ベインは5~6回のケース面接が普通になってきました。
    • 総合コンサルは「ケース面接」は1回であることが多いです。通常面接が比較的重視されます。過去の職歴の専門性を買われた場合は「ケース面接が無い」場合があります。
  • 2)ケース面接の回答クオリティ
    • ケース面接で求められる「回答のクオリティー」も、戦略コンサルは総合コンサルよりもかなり高いレベルのモノを求めるようになります

 

ITコンサルタント転職の選考対策のポイント(対象企業例:アクセンチュア・デロイト・PwCなど)

総合コンサルの場合、基本的には書類選考を経て、面接が2~3回程度行われて内定が出ます。面接回数は2回で終わることが最近は多いようです。

 

なお筆記試験やwebテストはないことの方が多いようですね

 

面接の内容は、募集ポジションにもよるのですが、ケース面接があるポジション・出ないポジションが半分ぐらいです。逆に言うと現在は、ケース面接が一切なく、通常面接だけで終わるポジションもあるようです。

 

傾向としては、ケース面接は、ビジネスの上流の企画を主にコンサルティングのポジションほど頻出し、一方でITコンサルティングやリスクコンサルティングなどの「専門性」をコアにしたコンサルタントのポジションほどケース面接が課されない、ようです。

 

ただ面接官の好みによっては出すこともあるので油断しないようにご注意ください。

 

ですので、総合コンサル各社を受ける際は、

「この応募ポジションはケース面接重視なのか?通常面接重視なのか?」を正しく知ること

が内定がカギとなるでしょう。

 

具体的には、アクシスコンサルティングアサインコンコードなどのコンサル業界専門のエージェントに「このポジションではケース面接は出るか?」を確認しながら受けるとよいでしょう。

 

過去に中の人がコンサルを受けた時も、逐一コンサル出身のエージェントに「ケース面接の有無」を確認しながら受けて、効率よく内定を得ていました。

 

総合コンサル各社の選考対策方法は下記で解説していますので、こちらもご覧ください。

 

ITコンサルタントの年収事情

結論から言うと上の図の通りで、ITコンサルタントの年収は国内トップクラスです。

 

総合コンサルの場合は30歳前後で年収1,000万円に到達します。ちなみに戦略コンサルの場合は20代前半で年収1,000万円の大台に到達します。

 

また戦略コンサルや総合コンサルでは、順調に生き残りつつ出世した場合、40歳前後になると年収2,000万円台に到達するコンサルタントも数多く出てきます。

 

とはいえ、実力主義を前提とした給与体系制度・昇進制度を敷いている会社が多いため、40歳まで働き続けるコンサルタントはややまれでしょう。ほとんどの方が40歳に到達する前に別の業界に転身していきます。

 

一方でシンクタンク系コンサル各社の場合は、年功序列的な年収体系を組んでいる会社が多いため、多くの方が安定的に昇進していきます。

 

初任給や30歳時点は総合コンサルより少し少ない程度ですが、30歳以降は急に年収上昇カーブが緩やかになります。40歳時点では大体年収1,000万円より少し多い程度であり、このまま普通の日系大企業より少し多い程度の年収でキャリアを終えることとなります。

 

最後にその他コンサルで2社例を挙げさせていただきましたが、実はコンサルでも事業内容によっては平凡な年収水準の会社も少なくありません。

そのため、コンサルは一般的には年収が高いのはセオリーですが、自分が受けるファームが果たして年収が高いのか低いのかは、内定を承諾する前にしっかり情報収集の上、確認するようにしましょう。

 

コンサル各社の年収については下記の各記事でも解説していますので、よろしければ是非ご覧ください。

◆戦略コンサルティングファーム

マッキンゼー(McKinsey)は「30歳年収1,800万円、40歳年収4,000万円」

ボストンコンサルティンググループ(BCG)は「30歳年収1,650万円、40歳年収4,000万円」

ベイン・アンド・カンパニーは「30歳年収1,700万円、40歳年収4,000万円」

A.T.カーニー(KEARNEY)は「30歳年収1,650万円、40歳年収3,500万円」

ローランド・ベルガーは「30歳年収1,650万円、40歳年収3,500万円」

◆総合コンサルティングファーム

アクセンチュアは「30歳年収1,100万円、40歳年収1,600万円」

デロイトトーマツコンサルティングは「30歳年収1,000万円、40歳年収1,550万円」

PwCコンサルティングは「30歳年収1,000万円、40歳年収1,550万円」

KPMGコンサルティングは「30歳年収1,000万円、40歳年収1,400万円」

EYストラテジー・アンド・コンサルティングは「30歳年収1,000万円、40歳年収1,400万円」

シグマクシスは「30歳年収1,000万円、40歳年収1,400万円」

ベイカレント・コンサルティングは「30歳年収1,050万円、40歳年収1,500万円」

アビームコンサルティングは「30歳年収850万円、40歳年収1,250万円」 

◆日系シンクタンクファーム

野村総合研究所(NRI)は「30歳年収1,000万円、40歳年収1,600万円」 

三菱総合研究所は「30歳年収850万円、40歳年収1,100万円」

日本総合研究所は「30歳年収850万円、40歳年収1,100万円」 

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは「30歳年収950万円、40歳年収1,250万円」 

ITコンサルタントへ転職後に後悔・失敗した事は?~コンサル転職者の感想~

コンサルティングファームに実際に転職した方の声によると、コンサル転職には下記のような良い点・悪い点があるようです。

残業については「改善傾向にある」という声も「徹夜続きだ」という声も両方ありました。総じて昔より改善傾向であるものの、ファームやプロジェクトによっては相変わらず残業が激しい職場もあるようです。

 

コンサルに転職して良かった点

  • 誰もが知る日本の大企業のプロジェクトばかりになるため、「社会を動かしている「社会をよりよくしている」という実感が持てる。(総合コンサル転職者)
  • 会社のブランド力は抜群で、3年働くと転職には全く困らない(総合コンサル転職者)
  • 「考える力」がとてもつく。なぜこの問題が起きるのか、どうやったらこの問題が解決できるのか、汎用的なコンサルスキルが鍛えられる環境である(総合コンサル転職者)
  • コンサルタントだけど時間通りに帰りたい人には良い職場だ(総合コンサル転職者)
  • 自己成長を支援してくれる。例えば、資格試験に対して、休暇取得や金銭的な補助でサポートしてくれる(総合コンサル転職者)

 

コンサルに転職して良くなかった点・後悔した点

  • ワークライフバランスが悪く、平日はプライベート生活がないに近しい(総合コンサル転職者)
  • ロジカルシンキングは必須。だからロジカルシンキングが得意ではない人にとっては大分つらい環境である(総合コンサル転職者)
  • 英語ができなければ、プロジェクトへのアサインの選択肢がほとんどない。ITトラブルのサポートや提案書の支援くらいの仕事しかできない(総合コンサル転職者)
  • 規模が大きくなってきている分、レベルの低いメンバーの入社が相次いでおり、優秀な人と働ける機会が減っている(総合コンサル転職者)
  • 人数が多すぎて裁量が少なく、無為な時間を過ごしていると感じる(総合コンサル転職者)

【まとめ】ITコンサルタント転職に全滅せず成功するコツは「コンサルかエンジニア転職に特化した転職エージェント」に相談すること

 

繰り返しになりますが、ITコンサルタントへの転職は「コンサルの求人案件は持っていても、対策ノウハウは無い」エージェントには頼ってはいけません。

そのようなエージェント経由で受けると、残念ながら高確率で落ちてしまいます。

 

またもう一つ気を付けるべき点として、各エージェントの解説でも触れましたが、同じエージェントでも担当するキャリアコンサルタントにより対策の質に差があるのは事実です。

 

幸い日本のエージェントのキャリア相談は全て無料ですから、セオリーでいくと、まず転職エージェント各社に一度相談してみた後、「最も質が高いな」と感じたキャリアコンサルタントをメインエージェントとするとよいでしょう。

 

あなたにとって、コンサル対策のクオリティーが一番高いキャリアコンサルタントを是非見つけてみてください。

 

本記事で紹介した、コンサルへの転職で「おすすめする転職エージェント」一覧(無料)

■■■ITコンサルタント転職全般に強い転職エージェント(特にto総合ファーム、外資ファーム)■■■

 

■■■エンジニア経験を活かした、ITコンサルタント転職に強い転職エージェント■■■

 

【参考】コンサルティングファーム各社の選考対策方法・転職成功方法・面接内容・面接フロー

以上、色々解説してきましたが本サイトでは、他のコンサルティングファームを受ける際の「選考対策」「面接内容」「選考フロー」「使うべき転職エージェント・転職サイト」について順次解説しています。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。

 

【元社員が語る】コンサルティングファーム各社の選考対策方法・面接内容・選考フロー

【元コンサルが語る】コンサルティングファームに転職する際の基本的な対策方法、選ぶべきエージェント

【参考】業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェントまとめ

また下記は「業種別・年代別のおすすめ転職サイト・転職エージェント」をまとめた関連記事になりますので、こちらも是非参考にしていただければ幸いです。