- 船井総研で年収1,000万円に到達できる確率
- 船井総研の平均年収・年収偏差値
- 船井総研の役職・年齢別の推定年収
- 船井総研の主な福利厚生
- 船井総研の初任給
- 船井総研に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
- 他のトップ企業/有名企業の平均年収
船井総研で年収1,000万円に到達できる確率
到達できる確率(予測) |
到達時期 |
10% |
32歳~49歳 |
(当サイト独自調査結果を基に作成)
転職サイト/就活サイトの中の人 (@tennakanohito)です。今回は船井総研の年収事情についてまとめてみました。
まず結論から言うと、船井総研に入社して年収1,000万円を目指すのはかなりハードルが高いと言えます。
船井総研で年収1,000万に到達するためには、新卒入社から10年以上成果を出し続けてマネージャー以上に職位を上げる必要があります。人事評価制度は年功序列的なものはなく、自身の成果で職位を上げていく事が必要です。
とはいえ、船井総研は実力次第で年収1,000万円を目指す事ができる評価体系にはなっておりますので、、実力や経験を積みたい方は入社を検討するといいでしょう。
なお船井総研に転職するときは、リクルートやDODAのような大手エージェントは実はコンサルの選考対策ノウハウがないためあまりオススメではありません。
中の人としてはアクシスコンサルティングやアサイン、コンコードエグゼクティブグループのような「コンサルティングファームの選考に強い転職エージェント」経由で受けることを強く推奨します。
その理由はこちらの記事で解説しています。
本日は船井総研の年収事情について詳しく解説します。
【執筆者】
転職サイト/就活サイトの中の人
某転職サイトと就活サイトを運営する会社の役員(CxO)です。元コンサルタント。人材業界10年目で自分も4回転職。転職市場はブラックボックスが多い事に問題意識を感じ、本サイトにて「忖度なく」知っている事を話します。twitterフォロワーは合計10,000名。
twitter:就活サイトの中の人
twitter:転職サイトの中の人
船井総研の平均年収・年収偏差値
平均年収 |
年収偏差値 |
|
船井総研(経営コンサルタント職) |
662万円 |
64.9 |
船井総研(30歳時点) |
推定500万円~600万円 |
67.9 |
船井総研(40歳時点) |
推定600万円~800万円 |
63.9 |
(有価証券報告書、当サイト独自調査結果、年収偏差値チェッカーを基に作成)
船井総研は有価証券報告書によると平均年収は662万円/平均年齢39.2歳と発表されています。年齢別に年収を見ると、30歳時点の平均年収は推定550万円、40歳時点の平均年収は推定700万円程度と予測されます。加えて船井総研は福利厚生が充実しているため、額面年収以上の待遇を受けることができるでしょう。
参考:船井総研の年収偏差値チェッカー算定結果
船井総研の役職・年齢別の推定年収
役職名(目安) |
年齢(目安) |
給与(推定) |
役職なし |
22歳~25歳 |
350万円~600万円 |
主任 |
26歳~29歳 |
500万円~600万円 |
チームリーダー |
30歳~33歳 |
600万円~800万円 |
マネージャー |
34歳~ |
1,000万円〜 |
(当サイト独自調査結果により作成)
船井総研の特徴的は、基本的には成果を出すことで年収が上昇する給与体系であることです。
役職に昇進と年収が上昇していきます。逆を言えば成果が出せない人はずっと上がらない、もしくは離職してしまうので、30代まで在籍している事は成果を出しているとも言えます。
給与制度に関しては個人ごとの粗利益を参考にした手法を利用しています。役職毎のベース給に加え、成果連動の賞与を付与する方式です。賞与については、過去3か年に遡ってそれぞれの年度の実績を一定割合で掛け合わせたものを合算し、業績のパーセンテージを掛けたものを賞与として支給しています。また役職についても粗利益が一定額に達すると昇進していくという実力主義の制度をとっています。一方で2020年以降は給与制度を見直す動きもあるようです。
新卒1年目の年収は300~400万円程度です。成果を出して順調に昇格すると、30歳前後で年収550万円に到達します。そして30代中盤から40歳くらいで年収700万円位に到達するのが一般的なようです。とはいえ昇給は基本的には成果を出していることが前提なので、年功序列制のように自動的に昇給するわけではありません。
主任に昇進するのは最短だと入社後4年目の26歳以降です。主任に昇進すると年収500~600万円前後になります。主任へ昇進後は係長クラスであるチームリーダーに昇進します。30歳前後の昇進で、主任の年収は600~800万円程度になります。
その後はマネージャーへ昇進しますが、昇進年齢は実力次第と言ったところもありそうです。最短で新卒入社10年目前後といったところでしょうか。マネージャーの年収は1,000万円以上が目安となりますが、狭き門である事を留意しましょう。
賞与は年2回あります。夏は2カ月、冬はチームリーダーまでは成果を考慮されて支給額が決定します。粗利至上主義で年間粗利3,000万円を超えると冬の賞与で100万円支給されるというケースもあるようですが高いハードルの目標とも言えそうです。
船井総研の主な福利厚生
経営コンサルタント職は多忙で、 体や精神への負担が大きい職種であるという側面への理解が大きい会社です。従って福利厚生制度に関しても充実しています。
特に育児や介護に関しての支援制度が充実しており、どの年次の社員でも安心して働ける環境が整っています。
育児についての制度
船井総研では育児休業を取得すると雇用保険より『育児休業基本給付金』が支給され、社会保険料などが免除になります。また子供が生まれて1歳に達するまで、男女問わず育児休業を取得することができ、さらに保育園に入所できない等の理由次第では、最大2歳まで延長することもできます。
介護についての制度
船井総研では従業員に常時介護状態にある家族がいる場合、休暇ないしは時短労働を受けることが可能です。具体的には最大93日間の介護休業期間の取得もしくは9:30~16:15までの6時間(うち休憩時間45分)に勤務時間を短縮することができます。
船井総研の初任給
月収 |
年収 |
27万円 |
300~400万円 |
※上記は大卒入社の場合です。
船井総研の初任給は一般的な企業より高めの年収となります。給与体系は実力主義で昇給は役職の昇格が必須です。マネージャーに昇格することで年収1,000万円に到達しますが、マネージャーへの昇格は成果連動であるため相当な努力と実力が必要であると言えます。
船井総研に転職するには?おすすめの転職エージェント・転職サイトは?
結論から言うと、下記の2つが有効でしょう。
- アクシスコンサルティング やアサイン、コンコードに代表される「コンサル業界特化型転職エージェント」に相談し、選考対策を徹底的にした上で挑むのがセオリーです。
- 直接受ける場合でも、まずはビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、船井総研から直接スカウトされてから受けましょう(※なぜならスカウト経由だと書類選考免除になります。)
日本でコンサルティングファームを受けるときは、総合コンサルの転職決定実績では国内トップのアクシスコンサルティング やジャパン・ヘッドハンター・アワード2021の総合MVPであるアサイン、戦略コンサルの転職対策については日本で最も強いコンコード のような「コンサルの選考に強い転職エージェント」経由で受けることがセオリーです。
一方で、実はリクルートやDODAのような大手エージェントはコンサルティングファームの選考対策ノウハウは全く持っていません。だから知名度だけで大手エージェント経由で受けると後悔することになるでしょう。
また直接受けるにしても、せめてビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどでスカウトを受け、書類選考免除になってから受けたほうがよいでしょう。なぜなら船井総研はビズリーチやリクルートダイレクトスカウトでスカウトを時々行っているからです。
詳しくは下記の記事でコンサルティング業界の選考に強いエージェントを紹介しているので、宜しければ御覧ください。
他のトップ企業/有名企業の平均年収
「年収1,000万円/2,000万円狙える会社の条件」や「日本のトップ企業/有名企業や各業界の平均年収」については過去にこちらの記事でまとめました。興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。
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