転職サイト/転職エージェントの「中の人」のここだけの話 |年収1,000万円を狙えるおすすめ企業図鑑

某転職サイトと転職エージェントの「中の人」です。日本の転職と就活の裏側や年収事情を「忖度なく」ストレートに語ることで、「このサイトだけ見ていれば、誰もが挑戦的なキャリアを描ける」ことを目指しています。

【キャリアカウンセリングは嘘の企業も】中の人による転職エージェントの本当のメリット・デメリット

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転職活動をする際に、『転職エージェント』の利用を検討する人が多いと思います。

中の人自身も、基本は転職エージェントを使い転職しました。

その需要に応えるように、世の中には転職エージェントのメリット・デメリットを解説した記事を多く見かけます。
 

しかし、中の人目線では『宣伝目的の記事だな』と思うことが、とても多いです…。

 

宣伝目的の記事の例:

転職エージェントの選び方と比較の軸 - 脱社畜ブログ

転職エージェントとは|1から理解し使いこなすための全知識

転職エージェントとは|なぜエージェントを利用しないと不利になるの?

 

中の人してはこのような記事を見るたびにいたたまれない気持ちになります。

 そこで今日は、業界の中の人の視点で本音で転職エージェントのメリットとデメリットを話します。

 
 

転職エージェントの『本当のメリット・デメリット』

 

 メリット

  1. 転職サイトや採用HPにない案件を、実際に多く保有している

  2. 応募企業の選考情報が分かる。また各企業の選考対策もしてくれることもある(ただし、これは紹介エージェント&担当者のその応募企業への入り込み度合い次第)

  3. 履歴書・職務経歴書などがもしイマイチな場合、修正すべき点を教えてくれる

  4. 年収交渉がしやすい(エージェントを介するので)

 

デメリット

  1. キャリアカウンセリングをすると言いながら、実際はしない所がほとんど
  2. ハイクラス求人になると、転職エージェントにも求人は少ない

  3. 転職サイトでも採用しやすい求人だと、逆に合格ハードルが高くなる

  4. 保有する求人は転職エージェントによりバラバラ

  5. 応募企業の悪い所は教えてくれない

  6. 後追いの連絡がしつこい 

 

各メリット・デメリットについて、以下説明していきます。

 

転職エージェントを使うメリット 

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転職サイトや採用HPにない案件を、実際に多く保有している


Q.なぜ『転職エージェント』に『非公開求人』が多いのか? A.採用難易度が高く転職サイトでは採れない求人だからです。 - 転職サイトの中の人のここだけの話でも解説しましたが、転職サイトで中々採れない求人は転職サイトに掲載しても『対応工数の無駄』なので、転職エージェントにしか求人を出さないことが殆どです。

 

目安としては、現年収500万以上の人は、転職サイトではなく転職エージェントの方が希望の求人が見つかりやすいと思います(*金額はあくまで目安です)

 

応募企業の選考内容がわかる。また個別選考対策をしてくれることもある

具体的には、

  • 各選考の面接官のプロフィール
  • 選考のポイント
  • 想定質問
  • 各面接のどこが一番山場なのか(例えば最終面接は確認のみ、一次面接が最大の山とか)
  • etc

が分かることがあります。

 

ただしこれは、紹介エージェントと担当者の、当該応募企業との関係が深さや紹介実績の多さによります。

各エージェントや担当者の強み弱みの見極め方は、別の記事で詳しく解説したいと思います。

 

転職エージェントを使うデメリット

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キャリアカウンセリングをすると言いながら、実際はしない所がほとんど

ほとんどの転職エージェントが『一人一人の人生に沿ったキャリアプランを提案します!』という謳い文句をホームページやスカウトメールに書いていると思います。

しかし、悲しいことに殆どの転職エージェントは、キャリアカウンセリングを実際にはしません。求職者の話を聞いた後に、希望に合う求人か、希望ではないが受かる求人を、ひたすら提案するだけの所が殆どです。
 

なぜ、転職エージェントはこんな嘘をつくのでしょうか?その理由は、殆どの転職エージェントが、収益を最大にするには『カウンセリングに力を入れるより、求人案件をとにかく提案するべし』と考えているからです。

 
仕事を通じ、他社の色々な転職エージェントに現場の実態を聞いてみましたが、殆どのエージェントがこの考え方をしていました(この定石から外れた行動をすると、収益がむしろ落ちるのが普通です。)
 
だ一部企業は、逆張りでカウンセリングに力を入れることで他社と差別化しているところもあります。収益はやや落ちるのに、とても立派だと思います。
 
例を挙げると以下のような企業です
  • クライス&カンパニー:キャリアコンサルタント全員がGCDFというプロのカウンセラー資格を保有している
  • DODA:業界No2。かつリクルートなどに比べ比較的カウンセリングにも力をいれている
  • ウズウズ :1人20時間のカウンセリング。二卒に強く無料で研修を受けながら就活もできる

もしキャリアカウンセリングを転職エージェントにどうしても期待したいなら、上記のような会社に相談すると良いと中の人は思います

 

ハイクラス求人になると、転職エージェントにも求人は少ない

Q.なぜ『転職エージェント』に『非公開求人』が多いのか? A.採用難易度が高く転職サイトでは採れない求人だからです。 - 転職サイトの中の人のここだけの話でも解説しましたが、ハイクラスの求人になればなるほど、転職エージェントでも採用が困難であるため、転職エージェントにも求人を見かけなくなってきます。
 
目安としては、現年収1000万円以上を境に、人材紹介よりも、ヘッドハンターかBIZREACHRECRUIT DIRECT SCOUTなどの「ハイクラス向けダイレクトスカウトサイト」(=ハイクラス人材を対象にし、求人企業からの直接スカウトするサイト)を利用するのが効率が良くなります
特にオススメは、CMなどで知名度もあるBIZREACHでしょう。私も過去2社の転職はBIZREACH経由でした
 
 

転職サイトで採用しやすい求人だと、逆に合格ハードルが高くなる。

Q.なぜ『転職エージェント』に『非公開求人』が多いのか? A.採用難易度が高く転職サイトでは採れない求人だからです。 - 転職サイトの中の人のここだけの話でも解説しましたが、転職サイトでも採用できる可能性が高い求人は、転職エージェント経由で採ってしまうと割高になってしまいます。
そのため、基本このような求人は企業はエージェント経由ではなく、転職サイトや自社HP経由で採ろうとします。
 
というわけで転職エージェント経由では、割高感が出るので、『良い方』でないと採用されなくなります(特に経営者ほど金銭関係に敏感であるため、最終面接でそのような判断をします)
 
具体的な目安としては、年収400万以下の求人or未経験OKの求人の場合、エージェント経由では決まりにくくなるケースが多いでしょう(金額はあくまで目安です)
 
 

応募企業の悪い所は教えてくれない


転職エージェントのビジネスモデルは、応募企業に紹介成立することで、応募企業から採用成功報酬が得られるアフィリエイトモデルです。

そのため、応募企業の悪い所を教えると利益相反になるので、基本悪い所は教えてくれません。

応募企業の悪い所を知るには、応募企業の内情を知っている知人に聞くか、キャリコネ Vorkers転職会議などの『転職口コミサイト』を見ることが有効です。
 
ただし『転職口コミサイト』は辞めた人・辞めそうな人が主として投稿しているサイトですので、ネガティブな意見が集まりがちではあります。若干ネガティブなバイアスがあることを念頭に置きつつ参考にするとよいでしょう。
 
(ちなみに、エンジャパンの運営するカイシャの評判は求人広告主の依頼で一部口コミ投稿を操作しているようなので、中の人としてはあまり参考にしていません。)
 

後追いの連絡がしつこい

これも転職エージェントの利益相反上、仕方ないことではあります。
 
ユーザーがその転職エージェントを通じて転職しない限り、転職エージェントは1円も儲からない。だから、「その後どうですか?」と後追いの連絡がしつこく来ることがあります。

 

 

まとめ

転職エージェントは使うメリットは色々あると中の人としては正直に思います。転載エージェントにしかない求人は多いし、素人よりは転職に詳しいので。

けれど、上記のようなデメリット(限界)も色々あるということは、是非御留意ください。

 

是非一人でも多くの人がこの記事を読んで下さり、転職エージェントを有効に活用してくれれば嬉しいです。