転職エージェントは転職サイトが保有してない非公開求人を多く保有しています。
先に結論を言ってしまうと、
ハイクラスの求人ほど転職サイトではなく転職エージェントにしかありません。
本日はその理由や詳細について解説します。
何故あの求人は転職サイトには無いのに、転職エージェントにはあるのか?
まず、企業が各採用手法をどう使い分けているか図解するとこんな感じです。
【図1】
【図2】
- 結論から言うと、採用難易度が高い職種ほど、転職エージェント(極めて難しいとエグゼクティブサーチ)にしか求人が流通しない可能性が高いです。
- 転職サイトというのは転職エージェントより少々安いが、基本的に「前課金制」であり、また書類選考も自分でやらなければいけません。
- よって、とれない職種の場合、お金と手間を徒労になるリスクが非常に高くなります。
- 一方で転職エージェントの場合、全く合わない候補者は転職エージェントの手元でスクリーニングをかけてくれます。そのため、企業はミスマッチな応募者の書類を見る手間は少なくなります。
- 転職エージェント会社が「非公開求人」を多く保有しているのはそういう理屈が働いているからです(転職サイトに出すと無駄に一杯応募が来てしまうので)。
- だから、もし転職サイトを検索してもあの会社の求人がないのに転職エージェントにはあったとしたら、そういう理屈なのだと考えたほうが良いと思います。
- (まれに、その求人が公開されると事業戦略がバレるので特定のエージェントやエグゼクティブサーチにしか流さないケースもあります)
どんな人が転職エージェントで求人を紹介されるのか、紹介されないのか?
ここまでで書いたように、転職エージェントが企業にご紹介するのは「採用難易度が一定以上高い人材」です。
ですので、下記を満たすほど求人を紹介されやすいと思います。
- ホワイトカラーである(ブルーカラーは転職サイトでも採れてしまうので)
- 一定の社会人経験がある(例:営業経験2年以上)
- 専門性のある職種経験がある(例:ITエンジニア)
- 年齢的にも働き盛りである(35歳以下がベスト)
転職エージェントもあくまで企業・ユーザー双方との取引でキャリアコンサルティングをしています。
ですので、もし求人をご紹介されなかったとしても、恨まないであげてください